日々旅暮らし

ほろほろ旅人生・島暮らし

suite @ Masuichikyakuden

枡一客殿の5室はそれぞれ異なるデザインですが、

それ以外にもう一部屋、普段は表に出てないスイートが存在すると、

約3名の方のブログで拝見して、是非泊まってみたいと直で伺いました。

で、快諾してくださり、お邪魔いたしました。

階段を上り、ちょっと隠れ部屋ちっくです。

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オーナーの書斎という風情。

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建築関係の蔵書が多かった。オーナー氏、研究熱心だもんね。

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ミニバー&ラナイ。

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部屋の大きさに対して家具がごっつい印象だけど、

おそらく蔵にあった樽かなんかで造ったのかな、思い入れを感じます。

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ベッドルーム。

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あえて暗くしたのは、成田から直行で時差ぼけで眩しいのはイヤって、

デザイナー氏の意向ってまじかー?(笑)

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今回モーフォードの光と影を確認したくて、

事前にパークハイアット(もれなくスイート半額セールちう)を予約してたのに、

新宿は不便ってことで、相方がキャンセルしちゃった。残念。

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一見キラキラなシンク&バスルームですが、実際そうでもない。

動線も使い勝手もイイよ。

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悪評高きガラスのお風呂。「えっ悪くないよ」って相方の感想ですが、

佐藤かしわさんの奥様も「これはいただけない」って、コメしてた。

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オーナーいわく、石や木の風呂だと旅館になってしまうからって。

ふむ、わかるようなわからないような?

ここまで来たら、何処までも好きを通すのもよかろう。

自分の宿だ、誰も文句も言うまい。

確かにオーナー&デザイナーの美学&理念が隅々まで感じますが。

千曲川までジョグって気持ちよかったって。

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朝はひんやりしてて、昼も最高気温は25度程度で爽やか~♪

GW後の日本LOVE!(花粉もないしね)

温泉も無いのに、どーしてそんな処に泊まるの?って、

ぶーすか言ってたけど、意外に気に入った模様。

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だからー、好みの宿だと思うよーって予言してたでしょ。

彼は緊張感のある宿が好きだけに~。

でか過ぎるキー、これこそアカンやろ。北斎LOVEなのは、わかるが。

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シリーズで旅すると、こんな変り種も楽しい。

ミョーな魅力あり、一度は泊まる価値あるかと。

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日本人は1泊が多いけど、海外からのツーリストは連泊して観光拠点にしてる。

ニッポンのスモール・ラグジュアリー・ホテルの評判は上々。

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それでは、ごはんへ。

<続>

枡一客殿

今朝のレートは、$1=125.54円。 

大台来たねーっ。13年ぶりですってよ!

ところで、昨日のNHK衛星ニュース見た?

『消費額は2兆円超 1300万人の“爆買い”外国人観光客』

日本国内に落とされたお金は、前年と比べて43.1%増の2兆278億円。

14年度の国の予算(一般会計)95兆円の2%に及ぶほどだ。

ここ数年、新緑&紅葉の時期に日本をシリーズで旅してるけど、

行く先々でガイジンツーリスト激増なのを、肌で感じまくってますもの。

以前は東京~京都~大阪~広島くらいだったのが、今ではどんな田舎でも見かける。

それにしても2兆円って、すげーっ。

オリンピックまで年間2000万人&消費4兆円が目標らしいが、アベちゃん大丈夫?

急激な円安だけに、じゃんじゃか外貨落としてくれると思うが・・・。

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それではチェックイン。

酒蔵のような地味目なファサード、もろガイジン好みだわよね。

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アメリカ人のレビューを見たら、皆さん爆褒めしてた。

モーフォード自身が日本で泊まりたい宿をデザインしたのだから、

当然と言えば当然でツボなるテクがいっぱい。

一歩入ると別世界。

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ひんやり+ひっそり、静けさが漂う。

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客室棟へ。

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移築した大きな蔵が3棟。

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読書室。

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ワインや日本酒の会も開かれるそう。

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白壁VS黒鉄のコントラストがイイね! by相方。

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私と違い全く予備知識無しで訪れたので、相方は驚いてた。

蔵の外観に反してモダンなテイスト、写真だとやり過ぎに見えたけど、なじんでる。

池&フロント棟。

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蔵の奥に迷い込んだ感じ。

実際に訪れると独特な空気感。

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町から宿へと自然に引き込み、ちょっと突き放す感じが面白い。

大人のテーマパークって誰かが書いてたけど、なんかわかる。

あざとく誘導されちゃったではないか。(笑)

閉鎖的で開放的、

スタイリッシュでコンセプチャル&フォーカルポイントもばっちり。

デザイナーがとても上手い仕事したと、オーナー氏が語るだけあるわ。

たった5部屋のちっぽけな宿だと想像してたのだが、実は真逆だったり。

“A great introduction to Japan”ってロンドンのカップルの感想だけど、

まさにそんな感じ。すんなりと入って行ける。

それでは、お部屋に。

<続>

小布施

北陸に行く前に1クッション入れたくて、小布施に寄り道です。

美しい山々を望む小さな駅舎。

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映画のセットのような町並み。

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緑の配置も上手で、コンパクトながらまとまってる。

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いかにもガイジン好みなSetting。

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閉店30分前に伺ったら、例の如くアジアン・ツーリストが爆買いしてた。

この菓子屋の一日の総売り上げ、思わず皮算用してしまった。(笑)

5月でこの調子なら、秋の栗のシーズンはやばそう。

栗の小径。

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栗の木をレンガ風に敷き詰めて。

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微妙にカーブつけて、わざとランダムにしたんでそ?

City Planは by 東大の先生だったかな。

一見さりげなく、しかし注意深く町並みの修景が行われている。

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いつも相方が質問する。

「どーして長野は他の田舎と違って垢抜けてるの?」って。

素朴な疑問だが、どーしてかな?

宣教師が入って来て、避暑地の文化もあり、もともと西洋人に好まれる土地柄であるが、

確かに全然違うよね。

意識高い系の人が多いのは、はっきりわかるけど。

小布施と言えば、栗栗栗ですが・・・

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そして、何故か北斎。

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その昔豪農であった何代目かの御当主が、北斎のパトロンだったそうな。

その方の末裔が営むお宿。

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宿好きな方達には、つとに有名ですものね。

デザイン担当はジョン・モーフォード氏で、

彼の受けた仕事で一番小さいものと言われていますが、

小布施を訪れてインスパイアされて快諾したとか。

ず~っと泊まりたかった宿、興味津々です。

<続>

☆PS>人気の観光スポットなのに、何故に人っ子一人写ってないかと言うと、

午後5時を過ぎると店仕舞いで町から人が消えるから。朝も同じく人が居ません。

わずかに5部屋のみなので、小さな町は貸切のようなもの。気に入りました。

初夏の蟹

日本から戻り1週間経つのに、時差ぼけが治らない。

すっげーお天気イイけど、ヤル気出ない。単に遊び過ぎか。

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そんな日はカニ~♪

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おっさん頑張ってー。

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ワイルドな捌きっぷりだわよ。

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味噌旨いから許す。

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今日も晴れるよ~。

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ALOHA!

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なんか胃がデカクなった気がする。(反省)

ごはん@角館山荘・侘桜

そろそろ夕食の時間。

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お品書きずらり。

分とく山の野崎氏が監修と言うことですが。

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茗荷豆腐。

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びっちり前菜9種。

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お造り。

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焼き物:鰆の葉桜焼き。

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煮物:柏蒸し。

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煮あなご&湯葉豆腐の餡かけ。

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葉っぱ調理が続き少々アレ?

この後「強肴:蒸アワビ&肝」を食べた事になっているのだが、

全く記憶に無いし写真もなし。(ヨッパだった?)

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ちりめんじゃこ山椒ご飯。

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黒ゴマぷりん。

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地元の食材を洗練の技でって触れ込みでしたが・・・

あれ、これでオシマイ?って感じで、盛り上がりの無い構成でした。

ちょっと期待し過ぎたかなぁ。

丁寧だし美味しいけど、うーん、わからん。

でも他の人の写真を見ると良さげで絶賛も少なくないから、

おそらく、たまたまアカン日だったのかもね。

料理長が腹痛とか。(笑)

おはよーさん@すててこ・おっさんで失礼。

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熊注意の山の中をジョグったら、朝飯ですよ。

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旅先でも毎日体重計乗る人(相方) VS 絶対に乗らない人(アッシ)。

ダイエットは異国では治外法権ですから~。

お食事処でいただきました。

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豆乳スムージーうまー。

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湯葉うまー。

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こりゃ、

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朝ビでしょ。

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夕食より < 朝食の方が良かった。

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トータルで良い宿だと思いました。

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夕食&湯質は、正直そこまで好みではありませんでしたが、

お出迎えからお見送りまで、一貫してスタッフの質にムラが無く、

こんな場所でここまでやるのってスゴイなぁと、シンプルに感心しました。

この町によく似合っていて、古くて新しい、こじんまりの宿はオーナーの思い入れたっぷり。

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このレベルの宿が日本全国津々浦々ごろごろ存在するのが、

ニッポン観光産業の底力かと。

久々の東北、初めての青森&秋田は思い出いっぱい。

出だしは上々、旅はまだまだ続きます。

曙山@侘桜

おざましますです。

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宿好きな方達が既に詳細レポしてるので、さらっといくね。

和室+ベッド。

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カウチ+ラナイ+ダイニング。

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ご主人様は新しい宿好きなので、一応満足の様子。

夕食はこちらで。

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畳の部屋は荷物置き場的な。

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石井設計さんだけに、ソツなく居住性は良くてよ。

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画一的で面白みが無いという意見もあるけど、なんだろこの安心感。

どんな田舎でもちゃんとしてそうで?、特に海外から遥々だとほっとします。

はずしたくないんですわ、夫婦喧嘩の種は排除ってことで。

シンク+バスルーム。

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充実のアメニティ、タオルやガウンの質も文句なし。

青森の☆のさんの後だけに、特に感じ入る。

かけ流し~。

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半露天ちっく。冬はドカ雪だけにね。

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ラナイ直結=滝乃家さん他を彷彿。デジャブ感満載ですが、快適フロアプラン。

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最高に気持ちイイ季節。ここ虫居ないね。

夏季に宿泊した人のブログを拝見したら「外が暑すぎて出られない」とあり、

冬季に宿泊した人の写真はドカ雪でラナイまで高く積もってた。

ゆる~い新緑&紅葉のシーズンLOVEな我々だけに。

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秋田杉が真新しくメンテが行き届いてるけど、開業して何年経つのかな。

湯上りの一杯いっときます。

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焼き牡蠣&海胆=なんとも豪華なアテ~@駅でげっと。

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貸切風呂もいっときます。

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ここ造ったオーナーは地元出身で、自著拝読したけど興味深かった。

ビジネス上手なんだろうな~、火曜日だと言うのに満室でしたもん。

うちらもココ目的で無ければ、秋田には寄ってなかったと思う。

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スタッフの皆さんが洗練+細やかな対応なので、

失礼ながら出身を伺ったら、料理長以外は全員ばりばり・ローカルなんだって。

隅々まで努力されてるし、シリアスに邁進してるな~っとカンドー。

やっぱジャパンはスゴイ。

こんな田舎(失礼)で、ハード&ソフトも完璧だわよ。

それでは、お食事タイム。

☆PS>紅葉の頃の日本の宿をチェックしたら、

某ホテルも某宿も泊まりたい部屋は、既にほぼ満室。(驚)

こりゃ都内の有名ホテルも割引は望めないね。

アベノミクスってやつ?

<続>

角館山荘 侘桜

私たちが日本から戻り、ぐんぐんドル高&円安が続き、

今朝は$1=124・82円で、

専門家の言う通り127円を目指すって勢いだ。

このまま行けば来年には予想通り130円台ってことも。

知人の白人男性が「京都に家を買いたい」って言ってたけど、

なんか気持ちわかる。(笑)

数年前の円高絶頂ドル安時代に、

日本を初めとし世界中からハワイの不動産をゲットしに来てたが、

ニッポンもそれに似た不動産ばぼーが既に始まっているとのこと。

すごいね。アッシも180円くらいになったら、こーてしまうかもな@じゃぽん。

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青森を後にし、八甲田おろし呑んで~初・秋田を目指します。

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平日のグリーンに乗り込むのは、レールパスを握り締めたガイジンばかりなり。

JRグリーン1週間乗り放題で北から南へ何処までも~。

ありえない激安レートにて、これが無ければ温泉行脚もしてないと思うわ。

角館も爽やかな新緑でした。

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現秋田知事の佐竹さん、21代目当主だそうで、奥様はお姫さんと呼ばれてるとか。

個人的に好きだな、そーいう話。(笑)

整然とした武家屋敷跡。きれいな街ね。

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ここでも「ようこそJapan Tour」の大型バスを見かけました。

もちろんC国のツーリストで爆買いの模様。

地方の土産物屋は今や、あの方達抜きでは成立しないのであるまいか?

山の中にぽつり。

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オープン当事からず~っと気になっていたお宿ですが、

何度か予約を入れては取り消してと、長らくご縁がありませんでした。

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移築した古民家。ガイジン好みのSetting.

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こじんまりのフロント。

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おざましますです。

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お茶をいただき、

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それでは、お部屋に。

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☆独り言:円安で日本の観光業は更なる繁忙を迎え、

東京のホテルを初めとし、有名宿も強気な価格を打ち出してる。

小泉じゅんちゃん時代に発した「Welcome To Japan」構想が現実になり、

海外から日本への渡航者数は過去最高を続伸中とか。

そー言えば、このブログもちうごくからのアクセスが激増。(まじ)

ニッポンのサービス業も皆様、are you ready?

世界に名だたる、お・も・て・な・し~ですわよ。

<続>