日々旅暮らし

ほろほろ旅人生・島暮らし

Tawaraya Ryokan

10月下旬の週末の京都、紅葉には早いしとナメてましたわ。

リッツ京都の鴨川コーナーS希望だったのですが、

3ヶ月前の時点でリッツは満室で、

第2~第3希望の温泉宿も好みの部屋は既にSOLDでした。

で、ダメもとで俵屋さんに電話したら、ラッキーに空きがあり、

なんと13年ぶりに再訪です。

そー言えば、当時もお誕生日で10月でしたね。

写真も2枚しか残ってないし、ほとんど記憶無いけど、

古いのが苦手な相方にして「俵屋ならイイよ」と。

かなり消極的なチョイスですが、エンジョイしましたよ。

おざましますです。

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たのも~。

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唐突にムラカミハルキさんの話を思い出した。

俵屋にチェックインしようとしたら「予約が入ってない」って言われて、

そんなことない!って反したら、そこは炭屋さんだったそうな。(笑)

至近だし間違えそうな感じ、わかる。

控えの間には既に客人あり。

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白人グループでしたが、私たちが錦に出掛ける前に写真撮っていて、

市場から戻っても、まだ真剣に撮ってた。

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随分昔に読んだインタビューで、女将の佐藤さんがおっしゃってました。

お客様の構成が偏らないように予約を承ってますと。

詳細数字は忘れたけど、アメリカやヨーロッパから●%、日本人●%ってな具合に。

今でもそうなのかしら?

予約の際に確認書をファックスしますと言われたので、

メールでお願いしますって答えたら、メールはやってませんって。

で、結局クレカ番号を差し上げたのですが、館内はwi-fi通ってました。

陰翳礼讃の世界、タニザキとか人気あるしなぁ。宿題に出たりする。

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建築を学んでる学生や教授でさえも、

日本人はみんなこんな家に住んでるって思ってる人少なくない。(ホント)

アーネスト・スタディ。

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Cozyな空間にデイベッド。

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座り心地の良さげな北欧の椅子が点在。

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当然のことながら、彼が奥様に与えた影響は甚大であったことだろう。

小さな限られた空間に、フォーカルポイントがばっちり。

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めっさ計算尽くだと思うが、やり過ぎは無粋とばかりに、

あくまでもさりげなく、「止め」があざとい程に旨い。絶妙な引き具合。

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ところで俵屋を熱心にリピートしている旅ブロガーは多いが、

同時に「あさば」にも心酔している人もよく見かける。

2つの宿は似ていると思う?って訊いたら、

相方は「全く似ていない」と珍しくきっぱり言う。ふーん。

この冬日本を訪れる妹夫婦に、一応ココとあさばを推しておいた。

建築と写真好きなイギリス夫なんで、おそらく撮りまくることだろう。

思わず再読。

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他にも建築家の書いたフロアプランの話が面白かった。

なるほど、ほーっ、そうだったのか。(遅っ)

PS.古い旅館って独特の染み付いた匂いがあって、

日本の宿は魚臭いってハッキリ言う外人も多いけど、

ここは何故か全く嫌なにおいが無い。不思議。

<続>