quiet, relaxing getaway
昨年の12月に開業したと聞きつけてから、
相方さんがず~っと行きたいと切望し続けていた、
京都の星のやさん。
対して、イマイチのノリのワタクシ。:emojiarrow_curvedown:
:emojiface_sad:「うーん、みんなめっちゃ辛口でさー、
誉めてるブロガーさん、居ないんだよね~。」
:emojiface_angry:「みんな、なんやて?」
:emojiface_sad:「うーん、一言で言えば、コスパ低いってことなんだわ。
特に食事はコース設定も無いし(※実際はありました)
量少ないし&お高いしと。温泉あるわけでも無いし満足度低しって」
:emojiface_glad:「それなら食事に期待しないで行けばイイやろー。
部屋もリーズナブルなのをチョイスすればえーんやっ」との譲歩案が。
「:emojifinger_one:行けば絶対に気に入るって!」と妙な自信も。
ここまで言われて行かないなんて、鬼ですかいっ!
っつーことで、ほとんど期待せずに訪れました。ハイ。
前フリ長~。(失礼)
京都です。


普通は京都駅からタクシーで行くと思うのですが、
我々は嵐山まで山陰線(だったかな?)で参りました。すぐじゃんっ。
ここがWaiting Roomね。


ま、立派なお船ですこと。


出発進行~♪なんかワクワクしてきたぞ。(笑)


10分ほどでご到着、担当スタッフがお待ちかねです。


素敵な船のアプローチ、こりゃ、ガイジンのハート鷲摑み作戦成功っ。
いえ、ニッポン人もやられましたよ。ころりと。


うーん、ゆったりとした渓流~。
本日は特にピースフルですよ~。(By スタッフ)

山門のようなエントランス。

既にもってかれ気味の相方。

素敵ね、この苔生した感じ。

紅葉にはちょっと早いけど、この緑の感じもイイわ。
桜の季節もさぞかし・・・。

小さな滝&以前の古い建築(100年もん?)を生かしたレストラン。


きーんと清々しい空気が流れるランドスケープ。

隅々まで整えられたお庭。


こちらがラウンジ。

コーヒーやお菓子、夜にはワインなぞも。


さて、お部屋にまいりましょ。

あえて一休などでは扱っていない、
マイナーなお部屋にトライしてみました。

ひっそりと奥まった場所にあります。(これが大正解でした)
「私も個人的にこの部屋が一番好きなんですよ」(By スタッフ)ですと。
ちょっと嬉しい♪
こじんまりの玄関。


窓際にはカウチ。古い建物だけに、浮ついたとこが無い。

「:emojiheartsmall:すっごいイイじゃんっ」(By 相方)
彼は星のさんLOVEというよりは、東さんのセンスがお気に入りなんだろうと。
そんなに子供のように乗り出さなくとも~。(^^;)


トロッコ列車が通るたびに、わざわざ手を振るオジサン。
「みんな手を振り返してくれるよー」ですと。:emojiface_poker:

なんかこの宿、観光名所ちっくにて、
写真撮る為に、船も列車も一時停止するのよね。
船のガイドさんの説明を盗み聞きしていたら、
「以前は皇族の為に造られた宿ですが、今はセレブのリゾート」ですってさ。
おいおい・・・。(汗)
「ここは最高の静寂やな~TVはいらんで~」

えっ?阪神戦観たい!と騒いで居たのはどなた?
ディ・ベッド。


古い天井と青のグラデーションが上手に溶け込んでいる。

カウンターの上にはネスプレッソや


おはじき&カルタなぞが。


あえてツインをチョイス。
このタイプのお部屋は2部屋のみにて、
もう一つのキングサイズだと、Day Bedが無かったもので。


ダークなお風呂。単なる地下水ですが、
この後の熱海&箱根より、まろやかなのは何故?(不思議~)


ウェルカムな泡~。(おそらく全部屋にサーブ?)


アテは鯛ちらし~。(笑)


まったりと赤ワインなぞを飲んでいると、


あまりにもマッタリすぎーっ。
「すっげー落ち着くよ、この部屋」。そりゃ良かったね。

そろそろ夕闇のお時間。
ポツリポツリと家々の外灯がともり、
なんだろうなぁ、これって映画の中のSettingって感じ。
実際にこんな場所に住んでいる日本人って珍しいけれど、
ガイジンの想像する憧れの風景じゃないのかしら。


「この路地の感じ、アマンダリっぽいな」(ぼそっ) 確かに。
夜のラウンジ。
PC前に白人陣取る。

夜のレストラン、えー感じやぁ。

既にお待ちかねのオジサン、約1名。
世界中の何処でも一番乗り、これ基本。

夜は軽く飲む程度にと、あえてカウンターをリクエストしました。
監修は吉兆さんとのことでしたが、実際に嵐山吉兆に行くお客さんは
船でお店の真ん前まで送迎してくれます。それも、捨てがたいわね。
お誕生日のベリーニですって。うまっ。


お通しはミニ蕪蒸し。
お蕎麦も最初にオーダー。


ちびなお赤飯。(お誕生日用?)


鴨~♪

名残の鱧~。


走りの松茸~。


そろそろ蕎麦も出来上がったかしら。

きりっとした味わいで、すっきり細めん。
んー、これで大盛りですから、かなり少な目ね。


お食事に関して色々と辛口意見がありましたが、
ワタシ達は十分美味しくいただけたし、
これならコースにしても良かったかもと。
ただし、確かに量は少なめにて、ガッツリいきたいゲストには、
色々と外のレストランをアレンジする志向のよう。
京都は美味なる古都ですものね。
次回は吉兆さんに船付け希望~?
朝のジョギングにちょぴりお供。


鹿の鳴き声だけ響き渡り、ふつーにお猿とか居るし。

紅葉も桜の頃も、さぞかし素晴らしい風景が広がることでしょう。

お世話になりました。


10月ということもあり、ゲストは大半が外国人でした。
先ほどちらっとリビューをチェックしたところ、
「we’re So Impressed!」とか「Superb New Resort!」という賛辞が並んでいます。
ここを拠点に京都観光を楽しむゲストが多いみたい。
きっちりと教育された若々しいスタッフも好ましく
ニッポンの旅情たっぷりで、わざわざ出掛けて行く価値のある場所と、
☆☆☆☆オット絶賛でした。
おかげでこの後の熱海&箱根が・・・バッサリ。(涙)
※ジャパントリップのご参考になれば幸いです。