愛しのスーベニア
メキシコ・グラスが好きです。一時期アホほど買い込みました。マルガリータのグラス、キャンドルスタンド、シャンパン・バケツ・・・売るほど集まりました。ぽってりとハンドメイドの温かさがあって、いびつで、唇に触れるふちの厚みのお気楽さに惚れました。
メキシコを旅する度に少しずつ、機内持ち込みで大事にハワイまで運んだもんです。どれも民芸店のお土産の域を出ないチープな代物ですが、思い出がいっぱい詰まったプレシャスなスーベニア。ハワイの雑貨やで見ても、何故だか欲しいとは思ったことはありません。やっぱり、それを手に入れるまでのプロセスを愛しているからでしょうか?
※↑マルガリータもイイけど、ビールもお似合い。メキシコ風ソーセージ辛くて美味。
↓メキシコタイルに反射してキレイ。
A Perfect Honeymoon!
新婚旅行の行き先について、何処がイイすかね~?と相談を受けることが多くなりました。主として親戚や知人のカップルからなんですが。のんびりと出来て、海がキレイで、お土産(コレ大事らしい)が買える場所かぁ。
旅行日数&ご予算はいかほど?うーん、1週間程度で70万円MAXとなると、タヒチの水コテは無理じゃないかなぁ。カリブは日本からだと遠くてシンドイし、雨季のモルジブなら安いツアーがありそうだけど、アソコにお土産なんかないでしょ。Baliなんかイイんじゃない?ビジネス乗れるかもよ!とフルと、既に何度も行ってるとか。で、最終的にやっぱりハワイがお気楽でイイのでは?なんてシラケテしまうかしらん。
何度でも行きたいハネムーン。ばばっと最初に世界一周なんてやってしまうのもイイけど、出来れば小出しに何年か毎に連れて行って欲しいもんです。以前NYから来たバイヤーの女史に真剣に問われたことがあります。「ハワイに住んでる人達って、一体何処にバケーションに行くの?」と。こんなにキレイな海に囲まれて、今更何処に行くのさって感じなのかな。
住んでる場所はあくまでも日常であり、行く場所は非日常であるわけで、そりゃ~行きたい場所は幾らでも存在しますわ。旅先で「ハネムーンですか?」と訊かれると、常に「100回目のね」とボケるオット。まだ20回くらいだと思うけど・・・?
※You Must Go! 現在のワタシの一押しであります。
High Rise High Price?
アラモアナからカカアコ周辺は高層コンドの建築ラッシュで、「牛角」に行く度毎に街の景色が変わっていることに心底驚く。こんなにぎょーさんコンドを林立させて、やり過ぎちゃうの?と思ってる人も多いのではないかしらん。「1箇所に密集させて水とか電気とかインフラとか大丈夫なん?」と心配するオットに教えてあげた。購入者のほとんどが投資目的かセカンド・ホームの別荘族で、実際の居住者は20%くらいだから、おそらくOKなんだよと。
女友達のカカアコのコンドに遊びに行ったら、エレベーターには人っ子一人居ずノン・ストップ。「この階で住んでるの、2家族だけなの」と言われ、真夜中のガラ空きの駐車場は怖くて必死にダッシュしたもんです。(パーキングでレイプされるってケース少なくないっしょ)
コンドは途絶えることなくジャンジャン建っているけど、ハワイ住民は常に住宅不足&困難に陥っている。これ、ハワイの七不思議のひとつ。リングル氏は住民の為のアフォーダブル・ハウスを公約に掲げているけど、実際にはどうなんでしょーかねー。
※ここ、ホンマ安いで~。ト○ジの半額やで~!と感動のオット。5時の開店とともに満席。
お客さんは何故かコケージョンばかり。やっぱBBQ好きだからかな?
something missing
ホテルマンの知人から、ハワイのホテルに欠けているものは?と訊かれたので、「妖しさかな~Hっぽさが足りないのよね」と無責任に答えておきました。ディズニーランド的なアトラクション満載の大型ホテルは、ファミリー向けに造られたものでしょう?が、しかし、ハワイを訪ねたアメリカ人達にレートをつけさせたら、「セクシー度」は5ポイント中4ポイントだと新聞にありました。ワタシには見えないもんが、彼らには見えるのかしらん?
日本のリゾートに足りないものは、華やかさと非日常感であると長いこと思っていたけど、昨年洞爺湖のホテルを訪ねてから少し考えが変わりました。数年前に訪ねたメキシコのホテルでは、ラテン系の美男美女ばかりを揃えていて、ちょっと度肝を抜かれ、思わず見惚れました。ゲストはほぼカップルであったものの、つい自分のパートナーと比較してしまったりして?(なんてね)。ハネムーン先に選ぶのは、セクシー過ぎるのも考え物のようです。
秋の夜長に
秋の夜長は、読書とワイン。そして、どーでもイイことばかり考える。そーいえば、最近派手なケンカをしていないなぁ。オットが忙しすぎて、ケンカするエネルギーも暇も無いから。(苦笑)村上春樹氏もどこかに書いてらしたっけ。「女の人は怒るべき時に怒るのではなく、怒りたい時に怒る」と。うん、わかるわ。ちょっとずつ小出しにしないと、ヴォルケーノのように大噴火してしまうのよね。※今夜も乾杯。おつまみはキャンドル。
都レストラン
秋のマツタケ会席という広告につられ、久々にニューオータニ内の「都レストラン」に行ってみました。ココに来るの、10年ぶり以上ではないかしらん?しかし、ここのサンセット真ん前どっかーんっのロケーションは迫力ですね。もうちょっとお洒落なインテリアにしたら、もっと御客さん呼べるだろうに・・・というのは、いらぬお節介。昔から通い続けている日系人の家族やアメリカ人のリピーターで予約はびっしりですから。
年季の入った着物姿のおねえさん(いや、おばさんかな?)を見ていたら、妙に懐かしさが込み上げて来ました。20年前にホノルルで和食っていったら、ココと「京や」と「ふるさと」くらいしかなくて、知人のParty等も「都」でよく行われたりしました。あの人、今頃どーしてるかしら。
当時ワタシはとても若く、バブルが始まろうとしている日本から来たばかりで、一言で言えば食に関しては「不遜」そのもの。「今日はご馳走食べよう!」と連れて来られたこのレストランにて、美味しそうに手巻き寿司をパクつくオットを見て、目を丸くしたもんです・・・というような話をしました。時は経ち、今では何を何処で出されても、美味しく有難くいただくようになりましたが。
※↑本日は日本酒解禁!出羽桜・・・美味っ!※↓白玉あんみつ・・・イケマス。
Best Place To Live
ちょっと前のニュースですが、アメリカ人数千人に「国内で住みたい場所」のアンケートを取ったところ、ハワイ州が堂々2位にランクインであったとか。こーいうPositiveな話題、ハワイのローカル・ペイパーは決して見逃しません。(苦笑)ちなみに、1位は無敵のカリフォルニア州、3位は根強い人気のフロリダ州であります。
しかし、このサーベイの信憑性のほどは?だって、こんな結果もありますしね。http://www.espritline.co.jp/livedoor/enjoy/index.html
これを見てもわかるけど、海や山や自然がたっぷりあって、仕事(年収)も勉強(学力レベル)もお家の環境も物価もバッチリでって考えると、やっぱりCAやCOがダントツの人気。でも、今回の調査、年代や職業や収入にもよると思うけれど、どうやらアメリカ本土のハワイ・ブームというのも、そう大袈裟な作り話でもなさそうな感じ。
そうそう、いつのものか知りませんが、こんなのもありました。http://moving.about.com/od/whymove/a/best_places.htm
安全都市第一位=ホノルルだそうであります。かの昔、マイアミを経てハワイに流れ着いたオットは「ホノルルは安全やでーー」と断言してておりますが、アラワイ運河騒動を経た今、さてさて真偽のほどは如何に?
アテにならぬベロ達
カイムキといえば、のんびりと下町風情が漂い、昔から日系人が好んで住んだ気取りのない街。気のおけないレストランが軒を連ねるワイアラエ・アベニューの人気により、ワイキキからわざわざタクシーやバスを乗り継ぎ観光客が大勢訪れるようになりました。
安くて美味しい庶民的なレストランはどっさりあるし、後ろには美しい山並みが迫り・・・と、築60年オーバーのシンプルなハワイアン・スタイルの平屋を好んで購入する移住者も増え、「最近日本人のものすごく若いカップルが引っ越して来たわ」なんて日系人のおばーさんも驚いていました。
ワイアラエ・アベニューといえば、日本からの観光客にも在住者にも人気で、ネットなんかでも大絶賛のカフェ・ミロに6年ぶりくらいに行ってみました。実は以前伺った時にどうしてもその良さがわからず、私たちの舌は本当にアテにならないなぁ~と長いこと密かに思っていたのです。
とても繁盛しているらしく、お店は2倍の広さになっていました。メニューも日本語で構成は6年前とほぼ一緒で料金もお手ごろなもの。日本人のオーナーシェフのお味は高齢者でもいただけるようなソツの無さ。普段フレンチなんか絶対に召し上がらないご両親を連れて行くという方が多いというのも納得です。お客様はおそらく8割以上は日本からの方たち。慣れぬチップの煩わしさを回避する為か?この地区には珍しくお会計も15%コミコミ。皆が手放しで褒めちぎるのですから、おそらく素敵な魅力があるのでしょう。相変わらず私たちの舌は、全くアテにならぬようです。 ※↓わさびソースのカルパッチョ。お年を召した方にも◎?
プール・フェチ?
ハワイに住んでいると、思いがけぬ人からメールや手紙をいただくことがあります。先日の依頼は、「面白い形をしたプールの写真ばかり集めています。レンタル料を支払いますので撮影させてください」というものでした。ワタシも密かにリゾートのプール評論家(?)を自認していますが、さすがに個人宅までは考えが及びません。失礼ながら見ず知らずの方ということで、お断りしてしまいましたが、世の中にはいろんな趣味を持つ人が居るのだなぁ~と感心しました。
Wellness Life
琉球もろみ酢、終了!・・・って三日坊主やん。あれ、ワタシには向いていません。異常に甘くてカロリーが気になるし、心なしか太った気もします。(^^;)「健康食品に頼るのスカン。バランス良く和食食べて運動してればイイんや!」(By おっと)。はい、今日から心を入れ替えるツマであります。(反省)
和食といえば、3年くらい前から始まったホノルル和食業界の熾烈な争い!って、大袈裟かしらん。でも、この数年で続々新しいレストランがオープンしていますよね。そんでもって、どんどこ店仕舞いもしていますよね。
そこそこ流行っていそうな店なのに現在売りに出てる店、既に売れてオーナーが代わった店、突然終わってしまった店、そして、人気店から板さんが独立しニューオープンを迎える店・・・。まさに生き残りを賭けた戦いという感じかしらん。
オーディエンスとしましては、目まぐるしく選択儀が増え嬉しくなりますが。ところで、ワタシはオットに断言しました。「賭けてもイイけど、あなたがホノルルを離れてネイバーに住むことは絶対にないと思う」と。己の偏った和食生活をトシとともに痛いほど認識している彼、「・・・」ですってさ。