日々旅暮らし

ほろほろ旅人生・島暮らし

トロピカルな花たち

Post-85先日日本の女性から「ハワイでフラワーアレンジの勉強をしたいのですが・・・」という相談を受けた際、お節介ながら「それなら、四季のあるサンフランシスコやボストンをお薦めするわ」と答えたワタシであります。

ハワイのお花はユニークでとてもキレイ、だけど、フラワーアレンジとなると面白味は今ひとつかも。かなり偏った亜熱帯植物で年中同じようなお花しか無いし、この気候では持ちが悪くすぐにブロッサムを迎えてしまうのが現実。

うちのオットもアニバーサリーなんかに無理してお高いバラをフンパツしたりする。しかし、現実的なツマは「バラはもういらないからね!」と念を押すようになってしまった。長いこと冷蔵庫に保管されていたバラは香りもなく、あっという間に枯れてしまったりするんだもん。そして、何を思ったのか5年前のワタシの誕生日には椰子の実を1個庭に植えてくれた。すると、おそろしくなるほど伸びるわ伸びるわ。現在は軽く2階の屋根に届くくらいに立派に成長してしまいました。やっぱり、ベジテーションって大事。光&空気&水&土=トロピカルな植物には、トロピカルな場所がベストということで。

ハイダウエイ・リポート

Post-84「誰も知らない隠れ家リゾートへの旅」なんていう特集、よくお見かけします。でも、その時点で既に隠れ家でもなんでもないのですが。誰も知らないっていうのは無理としても、世界中に点在する「隠れ家ぽい」リゾートには大層魅かれます。遥々と地球の裏側から時空を超えて集まって来た人々には、妙なシンパシーが生まれたりして。リゾートを語らせたら止まらないという年季の入ったセッター達、華やかな競演も見ものというものです。持て余し気味の甘美で気だるい長い夜には、なくてはならない饒舌な役者といったところでしょうか。  

ここんとこメキシコにハマリ、2年連続リゾートの場所として選びました。喧騒のカンクーンを後にし、ユカタン半島を南下すること1時間あまり。熱帯雨林のジャングルに潜むように大人のハイダウエイ、隠れ家のようなビラが点在します。リビエラ・マヤは素敵な場所でした。ラテンの陽気さと自由と曖昧さ、ここんところが私達のツボにすぽっとハマッテしまったのかも。世界にはまだまだ、私達の知らないリゾートが沢山あるようで・・・。