日々旅暮らし

ほろほろ旅人生・島暮らし

郷愁ご飯                Hinone Mizunone

ここんとこ観光客相手ではなくて、
ロングステイや在住者やローカル日系をターゲットにしたような、
郷愁を誘う系・シンプルな和食屋さんが増えつつあるホノルル界隈であります。

火の音水の音 Hinonemizunone

アメリカ人が絶対に覚えられそうもないネーミングでありましょ!
なんでこんな、ややこしい名前付けたのかしら?と疑問でしたが、
日本のチェーン店だそうな。
釜焚きご飯で有名だそうな。

平日のランチタイムは長蛇の列だと聞きましたので、週末を狙いました。
11時の開店とともに、日系人のおばあちゃまやロコ・ファミリーがなだれ込みます。
観光客も居ないし、もろ日本人っていうのもワタシ達くらいでした。
併設のお弁当売り場もなかなか人気の様子。

店内はもろ、ファミレス風。
パーキングもたっぷりあるし、ダウンタウンのオフィスも近いし、
こりゃランチタイムの定食は流行るわけです。
じゃこおろし、鯖の煮付け、もずく・・・王道居酒屋メニューが並びますが、
まだ定食以外はサーブしていないそう。アメリカ人が喜びそうな感じですわ。

オーダーして2~3分で出てくるっていうのも、まさにニッポン!早っ。
色々ありましたが、無難にデミ玉バーグ定食にしました。
ひじき&肉じゃがも付いてました。$8・50なり。HNLでは良心的なプライスです。

これが噂の釜焚きですな。「これ、うまいよ」(By オット)
お味噌汁も日本的に美味でした。煮詰まっていなかったし。
あ~単身赴任や独身者のハートを掴みそう?

和食激戦区のキング・ストリート、益々激化の一途で面白くなって来ました。
わざわざご飯を食べにワイキキに繰り出すのが面倒なだけに、
ワタシ達にとってはWelcomeですが。
そー言えば、梅林や松玄もこの辺にオープンしてくれたら、
きっと常連になってたかもです。

今日も晴れてます。

ウイークエンドのDinnerのご予定は?
さて、何処行きましょか。

へぎ蕎麦を食べに。                    Ojiya

ワタシ達が日本&かりぶ~でフラフラ遊び、戻ってから長らく自炊生活をしている間に、
HNLでは続々とニューオープニングがあり、すっかり出遅れてしまったみたいです。

このお店は前を通る度に、「怪しい場所のアヤシイ店構えだなぁ」と食指動かず、
行くこともないだろうなぁと判断を下しておりました。失礼しやしたっ。

周りの人々から悪い話は聞こえて来ず、「仕事帰りにワイワイやるにはイイっすよ~」と
皆が口を揃えて言うので、ノコノコ出かけてみました。

Ojiyaって新潟の小千谷のことなんですって。
オーナーさんの出身なんですって。
CAで2軒既に流行らせてのハワイ上陸なんですって。へーへーへー。

にしても、以前のチャイニーズの跡そのまんまの風情です。
決してオサレな店ではございません。

まずはカンパチのカルパッチョ風+ぱりぱりっとした牛蒡チップ。アテに◎。

ワタシの一押しは「バッテラ」です。酢の感じが好みですぅ。
作り置きじゃないし、ご飯の質も硬さも丁度イイですぅ。牛タンも合格ですぅ。

本日はこれを食べに来たのです。初体験の新潟名物「へぎ蕎麦」!
んーっと、確か布海苔をつなぎに使用しているんでしょ?ミネラルたっぷりなんでしょ?
これで2人前。周りを見れば、皆さん〆はこれに決まり!って模様でした。

午後5時30分開店にて、5時40分に行ったところ、最後の1テーブルのみでありました。
既にオール予約席にて、在住日本人はもちろん、アジア系、ローカル、白人等々、
早くから大勢で席につく姿が見られました。

何を頼んでもお安いし、ガッツリ食べても安心だし、
気取らない雰囲気で家族連れもいっぱいで、
あ~この店は流行るだろうなぁ~と思いました。
スタッフもオール日本人にて、皆さん忙しさに慣れている風でありましたし。

AtkinsonとKapiolaniという「鬼門」と呼ばれているスペースに、
初めて長く続きそうなレストランが出来たようです。
メニューも100種類はあったと思うので、
「あと3回くらい行ってチェックしたい」と呟く相方さんでありました。

久々に毎日行けそうな、リーズナブルなお店で◎!
こんな感じのカジュアルなレストラン、もっと増えるとイイな~。