日々旅暮らし

ほろほろ旅人生・島暮らし

アマンヤラ / Amanyara

AMANYARA @ Turks & Caicos Island, West Indies

注)写真がいっぱいあります。アマンリゾートに興味無い人には全然おもしろくないです。あしからず。**
今回は珍しくオットの方から「ターコス&ケイコスに行くなら、絶対アマンヤラに行こうぜ!」とのお誘いが。
サイトのRockyな環境の写真を見て「めちゃ海中おもろそー」と大層そそられたとか。
私はと言えば、今回の第一目的は長年の憧れ、白砂ビーチどか~んでロマンチックなParrot Cay。「白砂のビーチはフォトジェニックだけど海中はイマイチでおもろない」という持論のオット。さてさてどうなることでありましょうや。

パロット・ケイからボートでマリーナに向かいます。

マリーナからガタゴト道で40分ちょっと。PLS空港からだと20分程度だと思います。ひたすら北を目指すのじゃ。うん、何だかアマンぽくなって来たぞ。  

と、いきなりのエントランス。天井高ぁ~と思わず見上げてしまいました。なんと言いますか、ちょっと想像したのと違います。ナショナル・パーク内と聞いておりましたので、素朴なアマンワナ風のスケールかな?なんて勝手に思っていたので。  

エントランスからプールバーを見たところ。  

バーからエントランス方面。  

ライブラリーからレストラン。  

ライブラリー。  

回廊からプール方面。ところで、こんな写真でイイのかしら?今回ほど「早くUPしてください&楽しみにしてます」ってメールいただいたことないので、もうこうなったら何でも載せてしまおうかと収集がつかなくなりました。ごめん。(って誰に謝ってるのかしら?)  

お得意のフォーカル・ポイントが随所に。最後にアマンに行ってから、確か2年くらい経っているのではないかしら。正直一時はもう行くことはないだろうなぁ状態だったのですが、カリブで見ると新鮮な感じ。節操なくてゴメンナサイ。(って誰に言い訳してるんじゃ?)  

右がバー。これまた見上げるほどの天井で、教会のごとし。***パロット・ケイのスタッフに「アマンヤラに行く」と言ったら、「あそこは3月26日にオープンしたばかり」と言われビックリ。てっきり3月1日にオープンかと思っていたので。最初はフォトグラファーや取材のスタッフ等が泊まっていらしたそうな。オープンして1週間ってこと?さてさて、吉と出るか凶と出るか?  

「うん、ここは水中間違いなくキレイやぞ」とまずは海の色に満足のオット。私はといえば、何だか厳島神社を思い浮かべたりして?  

あの真ん中のガゼボに寝るの、ちょと勇気いるかも?でっかいガゼボは両端にもありました。「タオルや荷物を置いて1日中占領するべからず」と部屋のダイレクトリーに書いてありましたとさ。  

ほんとだ。Parrot Cayのスタッフが言ってた通り「めちゃロッキーな環境でベリー・ロ~~~~~~ングなプールがあるんだよ」と。パロットにいらしたイタリア人のおじ様は(インド以外の)全てのアマンに行ったとのこと。フランス人のオバサマもスリランカ以外は行ったわよーって。ここもフランス&イギリスのお客様が多くなりそう。もちろん、ステイツの東海岸からも。  

人が居ないリゾートが大好きな私達であります。  

何だかとっても懐かしい。  

バーから厳島神社。サンセット時が素敵。  

プールに移るサンセット。  


王様になったワタシ?こんなプール持ってる人いそう。  

one of the best beaches of the world

オットがお待ちかねのビーチ。  

キレイだよね~~~~って何度言ったかしら。ハ○イのウン倍くらいキレイって思った。ほんと。(ごめんね)  

こんなの見たことない。水平線までず~っとず~っと透明。一切濁りなし。あきれ返るくらいに美しい。タヒチともフィジーともモルジブとも違う。  

ダイビングからご帰還。ひゅーーー最高!って叫ぶオット。たった一人のダイバーに2人のお付。「やっていけるの?」と同業者は心配に。  

こんな海、他に無いぜ!信じられないくらいの透明度で、いきなり6000フィートのドロップだし、ワイルドな生態系が残ってる。「オレは絶対に来年も来るぞ~。」まじ?  

・・・う、う、う、美しすぎる。絶句。フォトジェニックな上に水中もグレートって、確かに稀ですよね?  


白砂が反射してあまりにも焼けてしまうので、ビーチクラブに退散。ここも教会チックな天井の高さ。
ティンバーの感じといい、ちょっとアマンプロを彷彿。フィリピノのスタッフに「ここのビーチはアマンプロくらいキレイでしょう?」と訊かれ、思わず「それ以上にキレイ」と答えてしまった私と「海中は比べ物にならないくらいにコッチの方が上だよ」と答えたオット。
「でも、アマンプロの方がロングビーチでしょ」と彼女はおっしゃっておりました。はい、確かに。

総勢70名のフィリピノ・スタッフは遥々25時間かけてPLSに来たそうな。2年契約(だったかしら?)で単身赴任の方たちも。「世界のアマンで仕事をしたい」という言葉を今回色々なスタッフたちから聞きました。うん、イイ話じゃ。  

「あなたで日本人は二人目ですよ」と言われたので「取材の方がいらしたの?」と訊くと、「いいえ、アマンプロのヘビーリピーターのオールド・レディがお1人でいらっしゃいました」ですって。1人でこんな所にさらっと来るなんて、なんて素敵なんでしょ。
今回Parrot Cayでも一人旅のおじ様やおば様を意外にも多く見かけました。皆さんキチンと正装してディナーを召し上がっているのですよ。それがちっともミジメったらしくなく、さりげなく楽しげに。心底憧れてしまいます。年を重ねて、そんな風に優雅に振舞える自信は今はありません。経験あるのみ。もっとお勉強しましょ。  

今回の滞在中、ここに居たのが一番長かったかも。ビーチクラブのバーからの眺め。  

日焼けが気にならない人は、こちらでお食事を。  

ミーゴレン&ナシゴレン&サテを食べてみました。  

アヒのサマーロールは美味でした。それ以外は・・・?あんまり言いたく無いのですが、やっぱりお食事のインプルーブは期待してしまいます。  

もう一箇所のレストラン。  

フィッネスセンターはポンド前。  

朝焼けの中でヨガるオット。  

オーシャン・パビリオン

こちらがオーシャン・パビリオンの入り口。ハリケーン対策バッチリの重いスライディングドアはスチール製。よっこらっしょと。ほんとに重いのです。  

ウエルカム・シャンパンはイエローラベルでした。  

お部屋とライブラリーは無線LAN完備。もちろん無料。おまけに国際電話は世界中何処に何時間かけてもタダ!  

ベッドの奥がバスタブ。  

庭から見たところ。お部屋はそんなに広くありません。広いのをお好みの方は現在建設&売り出し中のビラをどうぞ。

ベッドから外のカウチ。  


しっかりした造りだなぁ。これならハリケーンにもバッチリ対応。私はてっきり、素朴な小屋風なもんが崖の上にぽつんぽつんと点在してるのかなぁなんて思っていたのですが、アマンプリ並にビラを造ると聞きびっくり。

外のテーブルとマット。周りが防風林でカバーされているので、海抜けという感じではありません。ビルディングコードで指定されているので仕方ないそうです。これもハリケーン対策。

朝食はこちらで。  

お風呂。  

オキマリのセパレートのダブルシンク。となりがホームバー。冷蔵庫の中身は1日に2度補充されます。コンプリメンタリーのスナック&ビール&ソフトドリンク。  

バスタブ&キャンドル。

お部屋に入った瞬間、全然海抜けでないので、ここ本当にオーシャン・パビリオンですかい?もっとオーシャンフロントかと思ったのですが・・・と訊いてしまいました。が、部屋の前をチェックしたオットは「ここ、まじでスゴイよ。最高だよ」と感激。彼のような環境重視(特に水中)のワイルド系にはたまらないようで、今まで行ったアマンでベスト!&ビーチリゾートでベスト!と断言しています。(私の感想は、ちょっとロマンチック度と言いますか、エレガンスと言いますか、お色気が足りないかな?)ねっとりと湿ったアジアの風土の中でシャープでソリッドなアマン風をやるのと、爽やかな風の吹くカリブでやるのとでは、こんなに異質なものなのか!と勉強になりました。さて、他の方たちにはいかがでしょうか。ちょっと気になるところです。  

外のカウチ。  

こんな感じでちょっぴり海が。  

部屋の前を抜けると  

いきなりの海、いきなりの湾。※注←はっぱの影です。タットゥーではありません。(^^;)  

崖を降りると  

おーい、白砂のビーチがあるよーっと。  

ほんと、キレイ。さすが、ナショナル・マリン・パーク内!  

ヌードになれそう?小さなかわいいビーチですこと。  

これ、サイトの表紙の岩じゃない?  

探検中のようです。  

おーい、洞窟もあるぜ。  

岩にはりついて昼ね?  

洞窟フェチのオットは狂喜乱舞。もったいなくて部屋になんかいられない!そうな。GM氏いわく、「ケーブは2箇所のみなので、あなたの部屋はスペシャルな場所にある」とのことでしたが。他のパビリオンが満杯になったりしたら、おそらく独り占め出来ないのではないかしらん?  

そう、こういう人にはこの上ないロケーション。マイ・ビーチにマイ・ケーブ。スノーケリングもバッチリ。  

マイ岬からのサンセット。  

洞窟で1人ぼ~っとまどろんでいたら、何とオットがカヌーで遥々来ました。これ、ヤラセじゃないですよ。(笑)  

すごい勢いでやって来ました。遠く見えるのがプールのあるメイン棟です。  

ものすごーーーくきれいな海の下には芳醇な海洋生物が。ベストシーズンとあり海面はつるつる。隣のパビリオンの人から「あなた何処からやって来たの?」と驚かれ「ハワイからです」と答えたアホなオットでした。  

こんな感じでシリーズの湾が続き、小さなビーチが点在します。もっと大きなマイ・ビーチを持つ部屋もありました。(洞窟はなかったけど)  

夜のライブラリー前。Sitting Areaだらけ。  

夜のポンドに映るレストラン。  

と、突然の花火。セレブ婚の為にドカンドカン!と10分あまり、海上から打ち上げられました。やることが派手だなぁ!すごっ。  

いきなりのセレブ婚のご招待に驚き。突如として敷地のはずれのポンドの上に巨大なテントが現われ、びしっと正装した200名様からなる招待客が続々とアマン入り。
お客様にご迷惑をおかけしてスミマセンってことで、ご招待なんでしょうね。関所が4箇所もありパスしたのが不思議なくらい。だって、我がオットはTシャツに短パン!しかし、ここほど警備しやすい場所も無いかも。島の突端だけに。  

Turks & Caicosのベストシーズンは12月から4月上旬と聞いていたので、すべり込みギリギリセーフで間に合わせました。ぴたりと風もなくつるつるの海上、爽やかな気候、青い空と海・・・最高の季節を満喫できました。

来年のベストシーズンには、全てのビラがフィニッシュしているとイイですね。(ちょっと無理かな?)2年後にはバハマの離島に1島1リゾートをオープンするというアマンリゾーツ。カリブ好きにはたまりません。FS EXUMAとココと合わせて再訪したいもんです。お終い。