日々旅暮らし

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ラス・ベンタナス / Las Ventanas

ラス・ベンタナス@ロス・カボス


グアダラハラから飛行機で1時間20分。ロス・カボスに到着です。恥ずかしながら、私はロス・カボスにはとんと無知でして、こんなに有名なリゾートとは知りませんでした。
ロス・カボスと言えばセレブ。セレブと言えばカボスなんですって。某ガイドブックによりますと、1980年代には年間観光客数860万人を記録したとか。
そりゃ、すごい。カボスを訪れる45%は空路、45%が陸路、残りの10%は自家用ジェットを利用するそうで。確かに狭~いエアポートにリアジェットがずら~っと所狭しと並んでいました。すごー。


ホントにこんな場所に素敵なホテルが存在するのかしらん?と不安になってきました。サボテンくらいしかない、荒涼とした砂漠をひた走ること30分。やっとロス・ヴェンタナスのファサードが見えました。まさに、いきなりという感じです。関所ゲートがあり、お泊り客以外お断り!という雰囲気です。最近出来たventanasに続く高級ホテル・エスペランザに、見物がてらお茶しに行こうと思ったら、2度も厳しい関所を通ったあげく、身元調査でヴェンタナスに電話までされ、更にはカメラ&ビデオお断りってことでバッグまでチェックする勢いでしたので、さっさと引き上げて来ました。 


ハリウッドのセットのような、エントランス。***宿泊者以外のレストラン利用は、【拒みはしないが、ウエルカムもしない】という姿勢はヴェンタナスも同じ。宿泊者には完璧&ちょっぴり過剰なサービスをし、Securityもプライバシーも万全。Dinnerは自分のホテルでっていうのが常識のようです。その辺りがセレブに気に入られるポイントでしょうかね?それにしてもセレブだらけだと、スタッフがピキピキしてしまいますね。でも、わたしゃ、パパラッチじゃないよ。ぷん。   


ベタな演出だけど、サボテン&青空にハマリマス。  


まずは、このビューから。全60スイートです。  


1月から3月はくじらウォッチの季節。で、くじらとエイのアート。  


う~ん、すごい所に来たな。  


ツボもキマッてる?  


階段を下りるとバー&レストラン&プール。  


夜の階段もなかなかのムード。  

極楽極上オーシャンフロント・ルーフトップ!


お部屋のエントランス。テキーラ&ソルト&ライムが常備です。***ロスカボスのベストシーズン&ハイシーズンは、12月から3月。くじらも見えるし、天候も安定しているし、過ごしやすいからみたい。夏には40度になってしまうし、ハリケーンも通過するとか。このホテルのキャンセル・ポリシーは、なんと28日前!すっごい強気。予約が取れないということで有名なヴェンタナスに「行きたい!」と思ったのは、なんと2週間前のこと。それもハイシーズン。代理店に泣きついてもお手上げで相手にされず、こうなりゃ自力で!と頑張りました。  


入り口から室内をみたところ。***コネもなく、リピーターでもなく、セレブでもなんでもないタダの私たち。どうして一番人気のお部屋(8部屋のみ)をゲットできたのでしょうか?単なるコンピューターの誤作動です。(笑)ひまな私は1日ずつインプットしてみたところ、何故か一瞬1日だけ空いている日があり、すかさず5泊を予約してしまったのです。予約を入れたのは、下のカテゴリーのオーシャンビュールーム。来てみたら1晩目を用意できないということで、翌日からアップしてくれたのでした。スタッフもコンピューターの誤作動で・・・と説明していましたが。ラッキー?


新婚さん?かなりトウがたった2人ですが。(^^;)  


毎日整えられるフルーツ。  


ウエルカム・シャンパンで乾杯。至れり尽くせり。  


お部屋のPatio。小さいけれどジャグジーも。極楽。  


ジャグジーからの眺め。  


下はオーシャンフロント・スイート専用のプール。立ってるのはオット。  


このドアを抜けて  


階段を上がると  


絶景のルーフトップです。  


★を見たり、マルガリータを飲んだり。最高。かもめも遊びに来ます。  


うーん、言うこと無し。  


メキシコチックなセッティング。お家でもやってみたくなる。  


夜のお部屋。  


砂漠の朝夕は冷えるので、暖炉が必要です。特に私たちは寒がりなんで。  


ベッドの奥がクロゼットとバス。夜にはお好みのアロマテラピーを。  


メキシコチックな鏡。もひとつのシンクは奥に。  


2人が並んで入れるジェットバス。タオルの質は極上。バスソルトもたっぷり。特大キャンドルも。 


私たちの泊まった角部屋の2階&3階。  


お部屋脇の階段を下りると  


専用のプールです。  

海は広いな~プールは大きいなぁ♪


だ~れもいない海。ハイシーズンなのに何故?皆さんプールにいるのかしらと思いきや、見かけません。ゴルフでもしているのかしらん?ホテルのスタッフによると、1日中お部屋を出ないカップルも多いとか。う~ん、わかるような気がするわ。自分の部屋のルーフトップで、バスローブで寛いでいたゲストを結構見かけました。  


個人的に気に入っている写真です。(*^-^*)  


ハンモック。日陰に入るとかなり涼しいです。ガイドブックによると「ハワイと同じ亜熱帯」とのことですが、???です。水温は18度ですよ。泳げませんって。  


ということで、プールはヒーティッドでした。  


この人だけ、いっつも泳いでるの。(笑)  


なかなか素敵なセッティングですね。夕方になると、煙突からは炎の演出が。  


夕闇迫るプールサイド。  


こちらは最初に通されたオーシャンビューのスイート。インテリアは一緒。  


こんな感じ。  


サボテンがそれっぽいですよね。  


オーシャンビューの人は、階段を下りてプールに。  


プールとレストランとバー。  


オーシャンフロントの3階からから見たところ。プールで写真を撮っていると、何度かゲストからあからさまに怪訝な顔をされてしまったので、(有名人だったのかしらん?)人がいる時は撮らないようにしました。
これはお部屋から撮ったものです。プールでオットを撮っていると、「No Camera、Please」とスタッフに言われビックリ。ただのジョークでしたが。(^^;)まん前のビーチにもホテルのSecurityが、しっかりパパラッチ対策。ブラピがフォーカスされたからでしょうかね?  


ここもすいてますね。皆さん何処に?・・・スタッフから「ハワイのオーシャンフロントに住んでいらっしゃるのですか?」と聞かれ、「いいえ、海が見えるだけです」と答えたオット。何となく皆さんお金持ちそー。次回は見栄をはりましょうかね?(^^:)  


朝焼けのプール。シルエットが素敵。  


オーシャンビューのお部屋の前には、ゴルフ場が。  


プール脇のバー。 私がこのホテルを知ったのは、ローズウッドのサイトからでした。このサイトを見た瞬間、「絶対行く!」と決定→翌日根性で予約しました。全てにおいてぬかりなく、何から何まで気持ちの良いサービス。こりゃ、すごいを連発です。このホテルは最低3泊義務ですが、ハイシーズンは5泊以上の御客様の予約を優先するし、強力なリピーターに支えられているので、ちょっと予約を取るのも大変です。「身分不相応」という言葉がずっと頭に浮かんでしまいました。(笑い)ハネムーンにいかがでしょうか?


レストランからプールを見たところ。人に会わないベンタナスですが、夜にはびっちり混みます。といっても宿泊者のみですが。薦められるままに年代物のテキーラでつくるマルガリータをオーダーしたら、1杯$36!(^^;)美味しかったけどね。  


バハ・カリフォルニア半島の最果て。この岩の向こうが太平洋。こちら側がコスメル海。なかなかワイルドな風景です。****マドンナやケビン・コスナーがビラを持ち、世界中から豪華ヨットが押し寄せるLand’s Endのロス・カボス。LAから2時間半の距離ということもあって、きっと人気が出たのでしょうね。 街でもホテルでも、日本人はおろかアジアンに会いませんでした。日本の人には遠いのかな? スタッフ全員メキシカンの和食やさんというのも、初めてです。なかなか美味でしたよ。セレブは貸切が好き&写真が嫌い。しかしですね~行きたいなと思う有名なレストランは2日連続の貸切で×だったし、なんだかなぁ。


←あしかです。わかります?くさいけど、キュート。***アマンリゾートがローカルのスタッフを採用して、素朴なサービスを提供するのを得意とすれば、ロス・ベンタナスはまさに洗練の物腰。これはちょっと驚きました。スタッフ全員がゲストの名前を呼ぶのは当然のこと、その先のカンバセーション・ピースをちりばめるのは「さすが」です。ちょっとこわいくらいですが、おそらく全員のスタッフがゲストの詳細(趣味・住所等)を覚えていると思われます。何となくこの最果てのリゾートが有名になった理由がわかった気がします。


初日に色々なスタッフに紹介をされるのですが、その紹介の仕方も、今まで私の知らない錬れたものでした。ひどく優雅で物慣れたメキシカンのスタッフ達。アジアのかしずきとヨーロッパの洗練を兼ね備えています。サービス&ソフトに関してはA+。
客層もおそらく、私が今まで宿泊したホテルでは一番。落ち着いたカップルばかりでした。難を言えば、ギャラリー等のパブリックスペースが少ないような?皆さんお部屋にこもっているようですが・・・。