ハイダウエイ・リポート
「誰も知らない隠れ家リゾートへの旅」なんていう特集、よくお見かけします。でも、その時点で既に隠れ家でもなんでもないのですが。誰も知らないっていうのは無理としても、世界中に点在する「隠れ家ぽい」リゾートには大層魅かれます。遥々と地球の裏側から時空を超えて集まって来た人々には、妙なシンパシーが生まれたりして。リゾートを語らせたら止まらないという年季の入ったセッター達、華やかな競演も見ものというものです。持て余し気味の甘美で気だるい長い夜には、なくてはならない饒舌な役者といったところでしょうか。
ここんとこメキシコにハマリ、2年連続リゾートの場所として選びました。喧騒のカンクーンを後にし、ユカタン半島を南下すること1時間あまり。熱帯雨林のジャングルに潜むように大人のハイダウエイ、隠れ家のようなビラが点在します。リビエラ・マヤは素敵な場所でした。ラテンの陽気さと自由と曖昧さ、ここんところが私達のツボにすぽっとハマッテしまったのかも。世界にはまだまだ、私達の知らないリゾートが沢山あるようで・・・。

ワイキキに住もう?
カウアイのプリンスビルに5年、マウイのカパルアに7年、足掛け12年をいわゆるリゾート開発地のビラで過ごした奥様がおっしゃった。「観光客の多いリゾートに住むのはもう嫌!ってなってしまったの」と。その方は現在静寂そのものの山深い場所に素敵なビラを建ててお住まいで、快適至極な暮らしぶりに大満足とのことでしたが。
私たちも新婚当初はアラモアナのコンドに住み、狭いながらも便利な生活をエンジョイしてた。その後この住宅地に越して来た時は、夜の静けさと暗さに慣れるのに時間がかかったものです。が、今ではすっかり高層コンドが居並び渋滞のある賑やかな街に未練がなくなってしまいました。
しかし、「トシとったらワイキキやで~!」というのは、オットの口癖。ワイキキ暮らしは何かと便利でよろしく、車の運転をしなくても生活できるのが高齢者にはイイと主張する。銀行&スーパー&海にも歩いて行けるしバスもある。それにたとえ一人ぼっちになっても、街の賑やかさが救ってくれるとも。
早朝アラモアナ・ビーチパークやショッピング・センターを練り歩、くローカルのおじいさんやおばあさんの一団を見かけることがある。日本でいうところの、ゲートボール集会のようなものなのかも?おそらく毎朝同じ顔ぶれで、健康的に元気にワイワイ語らいの場でもあるのだろう。そのうち私達も、Kalakauaを毎朝練り歩いているかも知れません。ご一緒にいかが?

いくつもの週末
ワタシの日記を読んだ妹から感想メールが届いた。「Sunnyさんって、本当にシャンパンが好きなのね」と。つまりは、いっつも飲んでる話ばっかなのねってことね。否定はしませんが。(^^;)読み返せば、特に週末はアルコール関係の話が多いような気がする。今日は日曜日、だから今日もする。へミング・ウエイの小説にありませんでしたか?日曜日だから陽の高いうちに飲んでも神様のお咎めはなかろう・・・みたいな?なかったら、ごめん。
※↑はちょっとハネムーナー気取り(トウがたちすぎっ)で空けたシャンパン。
残念ながらフラット気味なルイーズ・ポメリーでありましたが。
↓海も好きだけど、山も好き。シャンパンはもっと大好き!
イエローストーン国立公園を望んで。Amanganiにて。

ときめきのランディング
↓でワタシの飛行機嫌いについて書いたら、思わぬところから反響があった。身内の者や友人も初耳らしく、「ホントに苦手なの?知らなかった」なんて言われたりして。いっつもフラフラ東に西に飛び回ってるだけに、にわかに信じられないらしいのね。(^^;)
ところで、飛行機ギライなワタシではありますが、さ~これから行くわよ~という空港独特の雰囲気は嫌いじゃありません。なんとなく華やいで、浮ついて、ラウンジで1杯やって、まだ見ぬ土地やリゾートに思いを馳せたりして。
※↑は過去に一番お世話になったエアライン。おそらく、これからも一番乗ることでしょう。
↓は熱帯雨林の真ん中のエアポートにランディング。心ときめく瞬間です。

空の上でごはん
ワタシは飛行機が苦手。高所恐怖症に加え閉所恐怖症気味でもあり、乗った途端に「早く着かないかな~」ということばかり考えてる。うちのオットに至っては、ビジネスクラス以上なら「このまま何処までも行けるぜ。もっとずっと乗っていたい」と思うくらいの飛行機好き。なもんで、ものすごく快適そうにアルコールを召し上がり、食事をし、リラックスして至極のようだ。うらやましい。
ワタシは長いこと機内食にも手をつけられず、「もったいない」としょっちゅうオットからお咎めがあった。が、しかし、今から9年くらい前に駆け足で世界一周をした時から変わった。「食べられるうちに食べとこう!」「寝られるうちに寝ておこう!」という逞しい根性改革?によるものです。
当時ワタシも若く、1ヶ月くらいの間に長短16回飛行機に乗ったりした。
テロもなく、何処の空港ものどかでスイスイっと、思えばイイ時代であった。
うちのオットの口癖、「旅は行けるうちに行っとかないとダメ」。
ワタシの思い込み、「旅は待ってくれない」。
今ではもう、あんな旅は出来なくなってしまいました。

星に願いを!
今日は7月7日=七夕です。(日本は昨日だったのね)Tanabataとは、VegaとAltairがMilky Wayに乗っかって、Once A Year会う日・・・でしたか?もう説明はなんでもイイわよね。(^^;)ところで、皆さんは短冊に何をしたためましたか?若い女性だと「素敵な人に巡り合いますように」。若い奥さんだと「キュートな赤ちゃんに恵まれますように」。若くないおばちゃんだと、「美味しいワインが飲めますように」・・・ってな感じ。
のんべーって何かにつけて飲みたがる。いやだわー。ということで、七夕なので飲みます。七夕じゃなくても飲みます。素敵なアロハ・フライディでありますよう♪
※美酒のお供は、栗&ピクルス&サーモンマリネ。アリネガで失礼。

いたれり屋&つくせり屋
欧米のホテルで歯ブラシやペイストをアメニティとして置いてあるのは、ほとんど見たことが無い。日本ではうらぶれたビジネス・ホテルでも常備してあるというのにね。不思議だ。以前ホテルマンにどうしてなんでしょうか?と訊ねると、うーんという返事しかなかった。何故かしらん?斎藤茂太先生いわく、欧米の人々は自分の好みのブラシにコダワリがあるから、とのことでしたが・・・真実はいかに?
日本のホテルや旅館に泊まると、驚くことが多い。その手厚い看護?とも呼ぶべき、至れり尽くせりの姿勢に。写真は昨年訪ねた北海道は洞爺のリゾート。アメニティ・ボックスを開けてびっくり。ブラシや綿棒&コットン&爪やすり&リムーバー等々に加え、ヘアバンドにクリップ、顔パック用のシートや油取し紙に至るまで全てが揃っていたのだ。ここまでやる!?そーいえば、名古屋のマリオットでも化粧水&洗顔フォーム&乳液まであって度肝を抜かれたっけ。ここまでやるの、世界広しと言えど、日本だけではあるまいか?
PS> ワイキキの日本人ご用達Sホテルではクレームが多く、最近歯ブラシセットが置かれるようになったとか・・・。

花火より熱気!
昨日はワタシの想像を遥かに上回る人々が、花火見物に繰り出したようだ。なんと言いますか、ものすごーーい人なんですわ。ワタシの友人が午前7時にアラモアナ・パークに行ってみたら、見事に一台の駐車スペースも無くあきらめてスゴスゴ帰宅したそう。みんな前日の昼間から場所取りしてたんですよ~!一族郎党引き連れて、そこで食べて飲んで泊まって・・・とホームレスさながらのご滞在。この日ばかりは特別に、オーバーナイト組もCityからお咎めがなかったそう。ハワイの人々の花火への思いは鬼気迫るものがある。いや、単なる他に娯楽がないのかも知れぬが?
花火よりも人々の派手なリアクションに、ワタシは驚いた。(^^;)みんなに隅田川の花火を見せてあえげたい!と思った。皆興奮のあまり卒倒してしまうのでは?マジで。うちのオットまでもが「来年はホテルに泊まって見よう!」なんて言い出した。あのね・・・そこまでする?
※Halekulaniに車を停め、ヒルトンの前まで歩いて行った私たち。ご存知カノエ・ミラーさんのHulaは健在。ワタシ、この方の横顔が大好き♪癒されて疲れてへろへろな夜でした。
リゾートでお昼ね
リゾートでは、な~んにもしない。いわゆる名所旧跡巡りも好きではないし、オットに付き合ってダイビングにも行かない。最近は読む本さえも持っていかなくなってしまった。ただひたすらに、ぼ~っとしてる。(あ、デジカメは別ね。)基本的に食べる&飲む&昼寝の繰り返し。電話もかかって来ないし、人と会う約束もない。ありあまる時間を、贅沢に無意味に非生産的に消化していく。
リゾートの終わりは必ずおとずれる。家に帰り写真の整理をしてため息をつく。いつもと全く違う時間が確実に流れているのが、拙い自分のフォトからも醸し出されてるのがわかる。そんな思い出を胸に次回のリゾートまで頑張る。そんなことの繰り返しです。

4th of July
今日は独立記念日。先週末から長いお休みをとっている人たちも多く、道はガラガラで今朝も住宅街はひっそりと静まりかえっている。ジュライ・フォースといえば、パレード、BBQ、花火、そして一家あげてのピクニックがお決まりってことで、今頃からアラモアナの場所取り合戦は行われてるハズ。
今年のハワイの花火は、いつもより気張っているらしい。長く(18分?)3Dなんだと、みんな騒いでる。うちのオットもメチャ見に行きたがってる。好きなんですよね~皆さん。ワタシはというと、人込みが苦手。それに、(言い難いけど)イマイチ、アメリカの花火見てそこまで感動したことない。だって、日本の最高の技を見て育ったので、ついつい比較してしまうのよね。かわいくないわ、ワタシ。(反省)
ニューヨークのリバーサイドのレストランは、1年前から予約がいっぱいだとか。花火見物と抱き合わせで恐ろしく高額なセットメニューで勝負したりと、気合が入りまくってる。「マリポサで食べながら見ようよ」とオットに提案したら、あえなく却下された。今更窓際なんて取れるわけない!と言うのだ。そりゃそーだ。渋滞に巻き込まれずに見るのは、何処からがベストなのだろうか?