before thanksgiving
明日はアメリカ三大祭りのサンクスギビング。
レストランも小売も一斉に閉まり街から人が消える。
昨日今日と、さぞかしスーパーはクレイジーな賑わいであることだろう。
ターキー焼かないし、今年はなんもせんよーって宣言してるから楽勝と思ってたら、
いきなり相方から連絡あり、一方的にがちゃんっと切られた。
「来たいって言うから招んだでー、いつものご飯でえーから」ですと・・・。
みんな夕食難民になるのが怖くて、どっかの家に潜りこむ作戦なんだよね。
ふつーの居酒屋メニューでおもてなし。(笑)
家にあるもん並べたろーっ。
きーんと秋空、今日も晴れるよ。
今年も終わりだね。
振り返ると何一つ嫌な事が無い11ヶ月であった。
忘れたのか、心配事や不安なこと、哀しい思いが全く浮かばない。
しゃーわせな1年なんだろか。
それとも自分がアホなだけだろか?
そー言えばワタシの口癖なんだが、
「アメリカの学生生活で一度も嫌な事がなかった」と話すと、
こっちに居るほぼ全ての人から「それ、おかしい」って返される。
そうなの?やっぱ、自分がアレなんだな。鈍感なだけかも。
全ての恵みに感謝。
Have A Great Thanksgiving!
ALOHA
里山ごはん
ディナーは雰囲気のある個室でいただきました。
オーガニックで丁寧なお皿が続きます。
焼きカブ。
茄子のお寿司。
かぶらの含め煮。
へぎ蕎麦パスタ。
ローストビーフ。
かぶらの取り合わせ。
もちぶた杉のスモーク。
デザート。
いつものワインがありえないくらいに埃っぽく情けない味になってしまい、
グラスもデカンタも長らく使用してないand/orきちんと清潔に保たれてないと想像。
立派なワインリスト(オーガニックに偏ったセレクションだが)もあるから、ちょいと油断しました。
大きなダイニングスペースもありますが、
朝食も同じお部屋で。
山の幸色々。
いわしの生姜煮等々。
一番のご馳走は魚沼の新米。
器もセンスあって素敵です。
どなたかのコメントで「ご馳走を食べ飽きた人が喜ぶ料理」とありましたが、まさにそんな感じ。
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さて夕食時に気になる事があり、担当スタッフに告げました。
すると淡々と開き直りの対応で、
接客の研修を受けてないのかな?と訝ったものの、
おそらく上から言われているのではないかな。
うちは他とは違うから、そこまでしなくてイイって。
笑顔でもなく、無愛想というのでもなく、非常に淡々としている。
謝るわけでも、受け入れるわけでもなく、自分達のスタイルを貫く。
そこら辺がどっかの宗教がらみの宿に迷いこんだという印象で、
違和感はチェックアウトまで続いたわけだが、
どうやら我々が間違った場所に行ってしまったらしいと、今ならわかる。
実際に行かれた方のブログを拝見すると、「さすが自遊人」というフレーズを見かけるけど、
そのコンセプトを理解していない私達にとっては猫に小判?豚に真珠?
隅々まで誰かの美意識によって創られた宿という事だけはわかりますが。
村上春樹さんが自分の店を持っていた頃の話を思い出す。
「強力なリピーターが10人中2人居ればその店は残る」って書かれてたけど、
ここもそんな感じなんだろうか。
行き尽くして十分知ったつもりでいましたが、
日本にはまだまだ知らない宿がありそうです。
とりあえず〆。
里山風呂
杉の香りが心地よい回廊を抜けて、待望のお風呂に。
おそらくこの宿を訪れる客の全てが、
この風呂の写真を見て目指して来たと思われる。
イメージより小ぶりだけどイイ感じ。
とろとろ~っと、しっとり湯質も#5に入るくらい好き。
岩風呂も温度もばっちりで、ずっと入っていたくなる。
この宿も女性比がやたら高くて、この日も男性客は3名だけ。
入れ替え制だけど、そこらが気になるね。
里山ビューを見つつ、気を静めるワタシ。(笑)
ワタシはやらかしてしまったんだわ。
素っ裸になった時点で、やべタオル忘れた~と。
気取るわけじゃないけど、部屋からタオル持参で大風呂入るなんて長らく記憶に無いし、
たっぷり雪白タオル積み上げる宿なんて、別に高級じゃなくても今や当たり前だしょ。
思うに、この価格帯でタオル無しって珍しい。
この辺りから、もやもや~っと暗雲立ちこめ気味。
が、今なら理解する。ここは稀有なる客に媚びない宿なのだ。
そのきりっと徹底した一貫性にはリスペクト。
客が店を選ぶのではなく、店が客を定める。
サービス業の端くれとして、その根拠ある自信、見習いたい。(いやホント)
<続>
ROOM #202
ここんとこ「ハワイ 大寒波」って検索してる人多いけど、
日本のニュースでなんか大袈裟にやったのかな?
ホノルルはまじで、あちーですよっ。
11月下旬でこんなに暑いの近年記憶にないくらい、ド・ピーカン。
どうぞご安心を。
******
それでは、お部屋に。
白木+たたみ=清々しい館内は清潔感たっぷり。
簡潔でよろし。何処かのドミトリーみたい。
こちらは多目的スペースでラウンジかな。
なんだろ、この感じ。
そうだアレだ、まるでアートスクールのような。わかります?
メゾネットのお部屋:バルセロナ・チェアがかましてくれます。
ラナイ。
温泉らしいけど、この風呂はいかん。使えないシロモノ。
結局一度も入らなかった。
だって滔々と湯が流れるわけでもなく、魅力ゼロ。
大風呂との落差がありすぎる。
TVがあるのが意外やね(By オット)。いや確かに・・・。
+オットマンあれば、尚よろし。
「部屋でカップラーメン食うな」って注意書きあり。
この宿にそぐわない行為とのことでした。ほんま真面目やなぁ。
館内禁煙でラナイでも吸うのダメって書いてあったけど、
「タバコ吸ったのばれたら2泊分の宿泊料をいただきます!」とあり、
二人で大笑いしちゃった。あれ、そこ笑うとこちゃう?
えーっ、面白い。山の中で隠れて吸ったりしたら停学になっちゃうね。
2階へ。
ベッド&バスルームは各階に。アメニティは必要最小限。
お仕事しますた。
ラナイ:気持ちのイイお天気。
まさに里山。
んじゃ大風呂いっときます。
こうして写真見ると、なかなか魅力的なお宿じゃん。
我々にはちょっと清らかすぎるけど。(笑)
そーいえばココ、女性一人旅とか意外に多くて驚いた。
ベジタリアンでヨガやってますっみたいな雰囲気の妙齢の人。わかるかな?
<続>
里山十帖
軽井沢から新幹線を乗り継ぎ→新潟に移動しました。
駅からお迎えの車で10分ほどで到着。今年オープンしたお宿です。
冬には積雪4Mですってよ。
おざまします~っと、いきなり巨大杵のお出迎え。
ぽつねんとピンクのエッグチェア・・・シュールな絵ね。
お着き菓子のチーズケーキ&ビア。
150年前の古民家を移築したそう。立派な梁ですこと。
下がフロントで、
暖炉も。
上がこぶりなラウンジで、
セルフなドリンクサービスなぞ。
私達は「自遊人」というマガジンの存在すら知らず一切触れたことなくて、
ここに来て初めて読んだわけだが・・・なんか色んな意味で合点がいった。
みょーに独特な感覚なんだわ。
なんつーか、どっかの宗教がらみの宿に来ちゃったのかと。
理由はおいおい述べるとして、日本の接客業としては特異な部類で、
「ハア?」と思うことが何度かあった。
そうか、そーだったのか。
あの全館を流れる上から目線の源流、やっとわかった。(笑)
好きな人は好き、合わない人は合わない。
面白いといえば面白い、コンセプチュアルな宿です。
PS>今改めて宿のサイトを眺めると、
「我々はこのような宿です」「至れり尽くせりではありません」(きりっ)
それが嫌なら来なくてイイよ光線バシバシ☆だよね。気付くの遅っ。
ねっとりオモテナシに慣れきった俗人の我々も、たまには変わり宿ってことで心に残りました。
※注:貶すつもりはございません。だって何処の宿もそれなりに真剣だから。
ただ方向性の違いってことで。
それでは、お部屋に。
<続>
旅またたび
たまには観光でもするか~と、大渋滞になる前に、
朝一で白糸の滝に行きました。紅葉は終了ね。
が、寒いのなんのって。ぼくちゃんぐるぐるまき。
その後はゴルフ組、買い物組、温泉組、卓球&ボーリング組とそれぞれ自由。
ぼくちゃん、パターの練習ちう?
相方は珍しく買い物に狂ってしまい、Nike & Adidas で散財してました。
ほれハワイって田舎で、ナイキタウンも閉まってイマイチ種類が無いし高いでしょ。
おまけにデカイサイズしかないし、スタイルも古いしで、日本のアウトレットで狂喜乱舞気味。
激安&新作&自分にぴったりのサイズがあるから、次回も買い物目的で訪れるそうです。
ワタシはというと、アウトレット一通り見たけど、物欲ゼロだけに食指動かず。
ブランドとかも、ハワイの方が安いし揃ってるんだよねー。
疲れたので、二人でランチ休憩。
今回の集結が上手くいったのは、基本Dinnerのみ一緒だったから。
朝は適当に各自ラウンジで、昼は自由、夕食は集合ってな感じ@ワガママ家族。
いくら仲良くても3日間朝から晩までびっちりとか無理ぽ。
そういう意味ではココは正解でありました。
夏はテニス、冬はスキーと色々あって飽きないと思うよ。
子供はチャリ乗って、大人は走り周るには良い環境だったみたいだし、一応フィットネスもありました。
レストランも豊富で、徒歩圏内に寿司屋、ラーメン屋、とんかつ屋にオサレなカフェ等々選び放題です。
軽井沢ショッピングセンター内のエイジングビーフの焼肉やさん。
ナムル。
ざぶとんが好き。
大根サラダ。
流行のエイジング・ビーフは身体に良さそうだけど、我々には清らかすぎるかな。(笑)
ラウンジでお茶して、
車で帰途につく家族と別れ、
新幹線を乗り継ぎ、
めっさ田舎の無人駅に到着。
温泉3連発行きます。
今回はず~っと天候に恵まれ、素晴らしい旅日和でした♪
<続>
無限@軽井沢
このお店も、Yねーさんのブログでインスパイアされて訪ねました。
あの食いしん坊バンザイ夫妻が長年リピしてるので信頼のチョイス。(笑)
外観はお地味な山小屋風なので、知らないと入らないかな~。
タクシードライバーいわく、「知る人ぞ知る系のセレブな別荘族の御用達店」らしいですが?
確かに某料理研究家やオサレな奥様のブログ等でも拝見しますね。
西洋居酒屋風のいかにも旨そうなメニューがずらりっ。
近所にあったら通ってしまいそうな感じで、ハワイにあったら流行りそう。
気取ってないけどセンスある丁寧な味で気に入りました。
妹チョイスのCAワイン:コーケージは2700円だったかな。
かんぺー@呑んべーファミリー♪
総勢7名なので全て2オーダーで、各自好みのものを。
まずは自家製ピクルスと、
オリーブ漬け。うん、この店イケルワと早々に判断。
ガーリックトースト。
チキンハム。
ぷりぷり海老春巻き。
昆布〆@かれい:とても美味。
蛸のかるぱっちょ。
ぱりっと甘鯛、これも上手な仕上がり。
一番人気の牡蠣グラタン@小学生独り占め。
子供用に野沢菜+ジャコのチャーハン&ポタージュ。
大根+ビーフの煮込み。
鱈+白子のグリル=大好きな味。
プルーンの煮たの。
相方LOVEな、にんにく焼き。
叔母様好みのサツマイモのグリル。
トマト+モツレラ焼き。
〆はトマト&バジルパスタ約1名。
一口もらったけど◎でした。
奥様が一人でサーブを切り盛りしているのに、とってもスムーズなの。
ワインがめちゃ進むメニューは、何を食べてもぴたっと味が決まって美味しかったし、
前日の店と違ってさくさくっとテンポ良く、家族も満足した模様。
その後ラウンジで、
つまんで食後酒を呑む人やら、
ケーキでお茶する人やら、
大テーブルを占拠する家族。と言うか、他にゲストを見ないのが不思議。
いっぱい食べて飲んで話して、楽しく美味しい1日でありました。
<続>
















































































































