アメリカ本土を襲った今冬の凄まじい寒波により、
米経済への影響を懸念する記事を多く見かける。
昨日のニュースによれば、
大手航空4社の今年1~2月のキャンセル・フライトは7万4500便に上り、
第3位のデルタ航空では旅客収入が9000万ドルの減収であったとか。
東海岸を中心に、今期ファースト・クオーターの経済の鈍化は避けられないであろう・・・
みたいなニュースのオンパレードですが、増収に転じた職種も存在します。
例えば、電気や車両の修理関連、雪かき関連、そして、旅行業。
人々は厳しい寒さから逃れる為に、メキシコやカリブやハワイを目指す。
急増した避寒者達のおかげで、避寒地の旅行業は38%の増収だとか。
米本土の避寒地として、ジャマイカも人気♪
ハワイはもともと12月から3月にかけてはハイ・シーズンであるが、
2013年のハワイ州ホテル収益は既に最高記録にて、
今年も観光客数及び稼働率&平均販売室料の過去最高・記録更新を目指す。
2月初週のオアフ島の平均販売室料5.2%増$222.68で、
平均稼働率3.3ポイント増87.9%。
2月のオアフ島のコンドの中間価格も新記録を樹立。
人々はストームも寒波も及ばない、穏やかなハワイに押しかける。
やがて、ここで毎冬快適に過ごそうと不動産を取得する。
そして、小さな島の不動産は高騰し続け天井知らずだ。
常春ハワイは厳しい寒さや暑さから逃れ、
ゆるーく暮らしたい人達にとっては、確かに楽園だ。
今夏はエルニーニョの影響で世界的な猛暑になると専門家は予測する。
夏季の更なる稼働率UP→ホテル料金の値上げも、避けられないであろう。
爽やかな貿易風に吹かれ夏を過ごしたい旅人は、どうぞ御予約はお早めに♪
ALOHA
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303565804579431903125883732.html