smooth trips
旅人にとって、ニッポンは素晴らしい国です。
礼儀正しく立ち振る舞いの整った、
プロフェッショナルなサービス業に就く人々や、
必ずオン・タイムに発着する交通機関に支えられ、
つつがなくスムーズに移動可能です。
今回も一度もアレレな出来事がなく、
最初から最後まで気持ちよく過ごせたことに、
今更ながらに感謝感激します。
と、二人して「イイ旅だったね~」と、
振り返って悦に入っていたものの、
「いや、アレだけはカンベンだなぁ」と
意見が一致したことが一つだけありました。
それは、人・身・事・故。
都内を電車で移動したのは、たった2回。
ですが、その2回とも、人身事故による影響を受けてしまいました。
20年余り日本に住んでいた時でさえ、そんなの経験したことありません。
噂には聞いていたけど、多すぎやしませんか。
人身事故・・・なんとも嫌な響きです。
今回のジャパントリップで唯一のNegativeな体験。
それさえ無ければ、100点満点の旅でありました。
※APECで変わってました。(イミグレ周辺)
あっさりと、コンラッド東京
このホテルは相方さんが選びました。
激安キャピトル東急&帝国や便利なシャングリラを推したのに、
今回は珍しく一歩も引きません。
いわく、
①成田からも羽田へもアクセス良好で、
②今まで泊まったことなくて、
③広い部屋
の3条件で決めたそうな。
コンラッド東京は特にアメリカ人に人気があるようで、
Reviewを眺めても、Excellent Service Excellent Locationとベタ誉めです。
確かに成田からの待ち合わせ場所としては、便利でしたが。
地上階のエントランス。
28階のフロント。
ひっそりとしたラウンジ。
汐留という場所柄なのか、日本を訪れる外国人激減の為なのか、
本当に人の居ないホテルです。
通常はレストランの在るロビー階は外来者で賑わうというのに、
ここは、朝も昼も夜も静かでした。
おざましま~す。
あっさりとしたインテリア。
お家っぽくて寛げます。嫌いじゃありません。
浜離宮を見下ろして。
都会のハイライズから緑の抜けがあるのは、とっても嬉しい。
奥がベッドルーム。
オフィス椅子は座りごこち◎で、お仕事にばっちり。
天井高めのベッドルーム。
東京ではFS・リッツ・マンダリン・シャングリラ・ペニンシュラと泊まりましたが、
初めてばっちり熟睡できました。(マジ)
チェイス。
ダブルシンク(コーラー社):◎輪っかのライティングが秀悦(逸)。
おばちゃんの顔のトーンを下から明るく飛ばしてくれます。(ホント)
リビングの自然光といい、この部屋で写真撮ると、ものすごく写り良い。
思わず自分撮りをしてしまいました。(笑)
バスローブ。
アヒルたん。
シンクの後ろがシャワールーム。トイレは2箇所。
「とても使い勝手がイイ!このフロアプラン好き」(By 相方)だそうです。
そりゃ良かったね。
このお部屋は角部屋なので、おそらく通常のスイートより広く、
居住性高しなのかな?と、ホノルルに戻り思ったりして。(他の方たちのBlogを拝見して)
フロアプランがビミョーに違っておりましたのよ。
フィットネス・ルームからヒーティッド・プールを見下ろして。
独り占め~。
ビル群に囲まれて。
ジャグジー&サウナ。
予定が詰まっていて、利用するチャンスの無かったホテル内のレストラン。
チェックアウト時に写真だけパチリ。(失礼)
ゴードンラムゼイもひっそり。
ヒルトン系に縁が無いので、初コンラッド2泊でありました。
なかなか良かったですよ。
嫌なことは一度もなくて、皆さんきっちりされていました。
が、他の5★と比較すると、日本独特のねっとり感が無くて、
「冷たい」とか「高級ビジネスホテル」とか厳しい日本人ユーザーに
書かれてしまうのも、むべなるかなと。
煌びやかなクリスタルのシャンデリアも、
艶やかな生花も見当たらず、
そういう路線でいっているのではないかなぁと。
汐留という場所柄、それはそれでOKかなぁと。
良かった点:
①スイートがリーズナブル。(ここら辺でこの価格は、お得)
②目の前が緑で抜けている。(和む)
③使い勝手の良いフロアプラン。
④築地に近い(笑)
⑤静か(人が居ない)
???な点:
①ネット&プールが有料。(今どき珍しい)
そんな感じでしょか。
一日も早く海外からのお客様が戻って来る事を、
お祈り申し上げます。
※自分チョイスではないので、あっさりと〆ました。
さて、次回は何処に泊まりましょか。:emojiface_cyu2:
オッサン日本紀行・・・まだまだ続きます。
銀座でカジュアル鮨
「:emojifinger_one:到着日に寿司屋に行きたいから、銀座で探しておいて!」とのリクエストあり、
はるたか・かねさか・しみず辺りだよなぁと色めきだったものの、
:emojing:高級店はパスやで!とNGが。
あんな店で、オレらみたいにガバガバ呑んで食べたら、
軽く7~10万は行くで~と、色気も容赦も無いご意見が。
ハイ、ごもっともですぅ。
ということで、
鮨以外にもアレコレ楽しめて、カジュアル・ワインも揃っていて、
気取ってなくて、ガバガバ頼める、
それなりの店を銀座でヨロシク!と。
ホテル内の寿司屋がお気楽でよろしーのでは?とチェックすると、
月曜日は休業日ですって。さーどうするかなぁ。
そーいえば、銀座Qに居た若い人が独立して、
イチゲンさんでも行きやすいって小耳にはさんだのを思い出し、
どらどら~っとトライしてみました。(前フリ長っ)
こんな場所にこんな店が、知りませんでしたわ。
おざましますです。
マネージャーさんらしき男性&オーナーらしき板さんが、
笑顔で迎えてくれて、ちょっと安心しました。
ジャズが流れる店内は、なかなか落ち着いて呑めそうな感じ。
端っこの席で写真も撮れそうだし。(笑)
おなじみ、中堅のCAワインで乾杯。
ニュートンが5800円だったかな?良心的だと思います。
素早くのんべーと見抜かれ、オツマミ系から。
ぷっくり牡蠣+とろ~り白子~。
河豚のから揚げ+松茸の茶碗蒸し等々、
他にもホームメイドの薩摩揚げやなんやら。
そろそろ、オマカセでお願いします。
中トロ~キンメ、脂がのってる。
シャリコマをリクエスト:小ぶりなお鮨、色々。富山の白海老LOVE!
甘エビ~イクラ漬け。
〆は山葵巻き!
若きオーナー板さんが、しっかり隅々まで目を光らせて、
爽やかなサービスが印象的な凛さん。女性同士にもお薦めです。
気さくにアレコレ会話をふってくれたので、
初めてでも肩の凝らないカウンターでした。
なかなかの人気店のようで、7時過ぎには満席に。
気になるお値段はというと、ハワイのMorimotoで
カジュアルCAワインを白・赤いったと同じくらいでしょか。
場所はプランタンの裏側です。http://ginza-rin.com/
+↓翌朝も鮨食べるって、どーよ?!好きなやっちゃ。 (続)
築地で朝ごはん♪
寝静まる館内を、軽やかな足取りのオジサン約1名。
既にフィットネスも終えて、気合満々?
時差ボケには丁度よろし~ようで。
午前5時20分到着~。
が、すっかり出遅れてしまった模様。(5時開店)
既に20人も!1時間半待ちでありました。
ちなみに、私たちの帰る頃には50人待ち・・・。:emojiface_gesso:
朝っぱらから活気ある店内は国際色豊かにて、
みんな気持ち良く酔っ払っています。ええなー。:emojiface_poker:
真剣に一皿ずつ写真撮っているツーリスト多しで、浮きません。
(隣の某店では叱られるそうな・・・:emojiface_sad:)
いかにも流行ってますから~って感じの明るい接客。
大将がとってもアレコレ細かく気を遣ってくださいます。
これが人気の秘訣かな?頑固オヤジっぽい店って苦手だけに。
10席だけの小さな店に、板さんが3名。
腱鞘炎になりそうなくらい、ひたすら握り続けます。
オツマミ系をガンガン出してくれます。
アンキモ、めちゃうまー。
ほかほかエッグから。
ガンガン握ってくだせい。
写真以外にも、甘エビや金目等々いただきました。
巻きモンの後は、サービスで1つ出してくれます。
もちろん、カワハギをオーダーしました。(涙)
ず~っとず~っと行きたかった、築地場内の寿司大さん。
文句なしに美味しい江戸前!
ここは次回も絶対に来る!と、鼻息の荒い寿司星人でありました。:emojiface_cyu2:
もちろん、午前4時45分を目指します。
(午前5時に来た人が言うに、既に7名様お待ちになっていたそうな)
翌朝も行く!というのを、なだめるのに大変でした。(笑)
※オマカセは2500円と3900円の2種類のみです。
2011 美味しいニッポン
又もや、行ってきま~す。
さらばハワイ~さらばAPEC。
いきなり、都会。
おっ、ハワイじゃんっ@地下道。
おっ、オレの仕事場じゃんっ。ハイハイ。
みんなハワイに来てね~イイとこだよ~。(BY 非公式ハワイ親善大使)
半袖のおじさん、夜の街を徘徊す。
何処行くの~?
とりあえず、再会を祝してかんぺー。
うまー。寿司星人だけにね。
こんなに長く日本にスティしたのって、久々かもです。
第一部:親孝行。
第二部:旦那さん孝行。
第三部:家族孝行。
都会~熱帯雨林~川あり山あり高原あり~ので、雲の上ありと。
記憶が吹っ飛ぶくらいに、行きまくり&食べまくりました。
ひーっ。
今年いっぱいネタありますので、ぼちぼち続・・・。:emojiface_cyu2:
さ、仕事しよ。
seeing is believing
さて長々とひっぱって来たジャパントリップ編も、
さすがに最終回です。
今回の旅は期せずして、面白い結果となりました。
ほとんど事前に情報が無く、
大丈夫かな~と恐る恐る訪ねた宿は概ね高い満足度で、
評判がイマイチの宿はふつーに感動し、
ネットやマガジンで大絶賛の有名宿はハズシ感が強く残りと。
一般人のブログや編集者の取材は、
これからも大事な情報源として活用すると思います。
が、やっぱり、自分の嗅覚を信じることを最優先するべし!と
改めて思った次第であります。ハイ。
このブログをご覧になっている方達も、
自分好みの宿を見つけるヘルプになれば、幸いでございます。
ホント、宿との相性は人それぞれですから。
んじゃ、こちらさんにおざましま~す。
日本を代表するオーベルジュとか、いつも掲載されていますよね。
この日も取材の方達が見えていました。
連泊&リピートするブロガーさん達も大勢居ますし、
否が応でも、期待感いっぱい。:emojisweat:
ん?めっちゃ素っ気無いお迎えなんですが・・・。(汗)
「オーベルジュなんてそんなもんじゃん」(By 相方)
そ、そうなの?(ぽかーん)
ロビーに入った瞬間、
こんだけUnwelcomeな雰囲気を漂わせている宿って見たことないです。
この素っ気無さは最後まで一貫しており、
こんなにゲストと接することを避ける宿も珍しい。
もしもそれが「粋」とか「洗練」だというのなら、大きく違うと思いますが。
さて、お風呂。これが、問題のお風呂。
入った瞬間オットが、「これ温泉ちゃうわ」。
「ハワイのジャグジーと同じ臭いするぜ」ですと。
た、確かに塩素臭がんがん・・・ワタシ、入れません。ひえー。:emojiface_coldsweat:
だけど、サイトに「当然 温泉はかけ流し」って謳ってるよ。
と、そこで、改めて部屋の説明文を読んでみたところ、
「かけ流しと露天の両方をお楽しみください」と書いてありました。
ああ、そういうことね。かけ流しは大風呂のみってことなのね。
勘違いしたワタシが悪いのでしょか?
こんだけの料金で温泉じゃないなんて、うーん。
お部屋はこんな感じ。
9月に増設された離れ?いや、普通に建物内です。
お着き菓子なぞ。
さて、気を取り直して、Dinnerです。
アテはオリーブ。
箱根アミューズ。
ビーフの炙りは、ちょっと味ない。
皆さんが大絶賛のおパン。
もっちりしてて、確かに美味しいけれど、
「ラハイナ・グリル並み」ですと。
オリーブオイル&カルピスバター&塩で。
相方:ラ・フランスと鯖のマリネ
ワタシ:モザイクのテリーヌ
シェフのおまかせのフィッシュ。かさご?(忘れた)
お口直しのグランテ(山椒)、これはイイ。
鴨のロースト&骨付き仔羊。上手に焼けてる。
グレープフルーツのほろ苦プリン、
メープルシロップの寒天。
生チョコガトーショコラ。
追加で貴腐ワイン+マリアージュ。
プチフールはお持ち帰り。
爽やかな朝です。
シャルドネから。
ここで一番美味しいのは、やっぱり、おパン!
お次がデザートだと思う。
冷たいカボチャスープも温かい野菜スープも、
じんわりと美味。
箱根温野菜+サラダ。
ホームメイドのハムや玄米フレーク。
相方チョイスの玄米クレープは、ちと失敗。
フルーツカクテル。
こちらはDinnerより < 朝食の方が断然素晴らしいと思います。
素材の持ち味を生かした、今風のフレンチは、
人によっては「ぼやけた味」と感じる人もいるかも。
Dinnerは追加料金を支払えば、
他にも美味しそうなメニューが並んでいましたが、
相方が「ここではこれ以上$1も使いたくないっ」と、
最初から暗雲垂れ込めモードでしたので、
こんな感じの普通のチョイスとなりましたとさ。:emojiarrow_curvedown:
おそらく一番安い部屋を選べば、良かったのかもね。(でもなんか、しゃびーで・・・)
ワタシ達の泊まった部屋の料金だと、アルカナ・イズに泊まれてしまうのよね。
そう思うと、コスパ低しです。(インテリアもイマイチだしかけ流しじゃないし)
「わざわざ来る価値なし」&
「こんなんだったら、
HR箱根に泊まって、勝又さんのとこに食べに行けば良かったんだよ!」と
キツイご感想をいただき、ニッポンの旅は終了しました。
ワタシの勘違い&リサーチ不足ってことで。(涙):emojiface_tear:
※最後まで長々とお付き合い、ありがとさんです。
皆様のジャパントリップのご参考になれば、幸いです。
それでは、Have A Nice Trip!
Seeing Is Believing いや、 Believing Is Seeing? おほほ。
2010年度版 これにて、
<完>
来年も乞ご期待!?:emojiface_cyu2::emojigoood:
Water Glass House
最初に言ってしまいますが、
ここはワタシ達のテイストのお宿ではありませんでした。
でも、そんなこと最初から薄々わかっていたわけで。(アホや)
じゃーなんでわざわざ行ったんだよー:emojiangry:と突っ込まれそうですが、
名だたる温泉LOVEのブロガーさん達が絶賛していたし、
オープンして2ヶ月余りでリピーターまで出てるしと。
すみません。見苦しい言い訳はこの辺にしましょう。
宿に罪はありませぬ。
悪いのは、チョイスを間違えた、ワタシですからっ。:emojiface_tear:
っつーことでATAMI 海峯楼さん、おざましま~す。
ガラスの渡り廊下から、
下を見たとこです。
隈せんせーお得意の階段技。
カッシーナのカウチ、ここがロビーなのかにゃ?
もしや、お隣がダイニングなのかにゃ?
水と硝子のダイニング。1日1組限定だそうな。
うーん、すごいね。
ライトアップされたお姿、
ここでご飯食べるのって・・・。:emojiface_coldsweat:
当時の社長さんが:emojimark_doller:に糸目をつけずに・・・だそうな。
施主さんはどんなリクエスト出したのだしょか。(疑)
湯上りの涼み場所+ビアやドリンクなぞ。
この場所が唯一の避難場所にて、ず~っと一人座っておりました。
ワタシ、フレッシュ・エア無いと、死んでしまうのよ~。(マジ)
もっと空気を~。空調ガラス張りの宿を選んでしまい失敗でしたわ。
貸し切りの大風呂。ぽつりと相方一人。
一応温泉(かけ流しでは無い)だそうですが、1分しか浸かれませんでした。
ぴりぴりっとして、ちょっとダメでした。
んじゃ、お部屋です。
天井高っ。
水辺のリビングからは、花火も見えるそうな。
私がこの宿を予約しようと思いついたのが9月の中旬。
が、その時点で10月の空きは、この1日のみ、おまけに最後の一室、
このスイートしか空いていませんでした。(めっちゃ人気やん)
この宿は全4室なわけですが、同料金でスイートに泊まるのなら、
是非、もう一つの東側を選ぶべし!です。
この部屋はお薦め出来ませんわー。
居住性もビューもあきませんわー。隣は工事中だしね。
ベッド。
ジャグジーから海。哀しい色やね~♪
ジャグジー&内バスタブ。
ばぶるっぽいな。(ぼそっ)
さて、夕餉です。
お誕生日のサービスってことで、ルイ・ロデレール。
前菜盛、いろいろ。
蒸し海胆のゼリー寄せ&ホッキ貝などなど。
全体的にきっぱりと濃い目の味付けなので、
呑んべー好みかもね。
お吸物は百合根~湯葉豆腐~菊花~松茸。
これはおいすい~。
お造りは石垣鯛~本鮪~烏賊@白ポン酢。
出た、石焼鍋~。じゅっ。
伊勢海老&フォアグラソース。
蛤&あなご。(これは評価分かれそう)
のんべーな二人に、シェフからアテが。
黒毛和牛の炭火焼。
おー身体に悪そうな蕩け具合ですことっ。
金目鯛と高菜の窯炊き。
さすがにオニギリにしてもらいました。
比較するのもなんですが、
シンプルな「ふふ」のステーキコースの方が印象に残ったのは何故?
朝は硝子ルームでいただきました。ぎらついてないよ。
二人がかりで、たっぷりとサーブしていただきました。
本日もあいにくの曇り空。(熱海っていつもこうなん?)
ツマチョイスの洋食=コンソメ美味でした。
オムレツ&パン=ふつーでした。
相方さん=和食でした。
なんか、ふふの和朝食ぽかった。
ふふ同様、お祝いのお花をいただきました。
熱海ふふの姉妹館として、バンダイのゲストハウスを4部屋のみの、
ラグジュアリー旅館として再生したそうな。
しかし、個人的には部屋もお風呂も雰囲気も、ふふに軍配です。
今、一休を見てみたら、スイートに更にオソロシー値段が付いていました。
リノベーションをせずに、このままのインテリアを貫くとしたら、
ちょっと理解に苦しむ世界です。
特にロビー&ダイニングは急ごしらえの感が拭えず???
若いスタッフが頑張っているので、
もしも成田から直行したら、ある種感動したかも知れないけれど、
洗練のサービスも豊かな泉質も
居住性&センスあるインテリアも旅情もたっぷり体験した後だけに、
イマイチ素敵な部分が見出せず、誉めてあげられなくて、ごめんさいです。
オープンして2ヶ月あまりだというのに、
既に強力なリピーターさんも付いているし、好みは人それぞれということで。
あしからず~。
ジャパントリップ編、残すは1つのみとなりました・・・。
温泉ソムリエ
:emojialeaf:温泉は遠きにありて思うもの・・・秋ですね。
ニッポンの至極の季節到来。
※熱海&箱根編ぼちぼち続・・・。(多分)
quiet, relaxing getaway
昨年の12月に開業したと聞きつけてから、
相方さんがず~っと行きたいと切望し続けていた、
京都の星のやさん。
対して、イマイチのノリのワタクシ。:emojiarrow_curvedown:
:emojiface_sad:「うーん、みんなめっちゃ辛口でさー、
誉めてるブロガーさん、居ないんだよね~。」
:emojiface_angry:「みんな、なんやて?」
:emojiface_sad:「うーん、一言で言えば、コスパ低いってことなんだわ。
特に食事はコース設定も無いし(※実際はありました)
量少ないし&お高いしと。温泉あるわけでも無いし満足度低しって」
:emojiface_glad:「それなら食事に期待しないで行けばイイやろー。
部屋もリーズナブルなのをチョイスすればえーんやっ」との譲歩案が。
「:emojifinger_one:行けば絶対に気に入るって!」と妙な自信も。
ここまで言われて行かないなんて、鬼ですかいっ!
っつーことで、ほとんど期待せずに訪れました。ハイ。
前フリ長~。(失礼)
京都です。
普通は京都駅からタクシーで行くと思うのですが、
我々は嵐山まで山陰線(だったかな?)で参りました。すぐじゃんっ。
ここがWaiting Roomね。
ま、立派なお船ですこと。
出発進行~♪なんかワクワクしてきたぞ。(笑)
10分ほどでご到着、担当スタッフがお待ちかねです。
素敵な船のアプローチ、こりゃ、ガイジンのハート鷲摑み作戦成功っ。
いえ、ニッポン人もやられましたよ。ころりと。
うーん、ゆったりとした渓流~。
本日は特にピースフルですよ~。(By スタッフ)
山門のようなエントランス。
既にもってかれ気味の相方。
素敵ね、この苔生した感じ。
紅葉にはちょっと早いけど、この緑の感じもイイわ。
桜の季節もさぞかし・・・。
小さな滝&以前の古い建築(100年もん?)を生かしたレストラン。
きーんと清々しい空気が流れるランドスケープ。
隅々まで整えられたお庭。
こちらがラウンジ。
コーヒーやお菓子、夜にはワインなぞも。
さて、お部屋にまいりましょ。
あえて一休などでは扱っていない、
マイナーなお部屋にトライしてみました。
ひっそりと奥まった場所にあります。(これが大正解でした)
「私も個人的にこの部屋が一番好きなんですよ」(By スタッフ)ですと。
ちょっと嬉しい♪
こじんまりの玄関。
窓際にはカウチ。古い建物だけに、浮ついたとこが無い。
「:emojiheartsmall:すっごいイイじゃんっ」(By 相方)
彼は星のさんLOVEというよりは、東さんのセンスがお気に入りなんだろうと。
そんなに子供のように乗り出さなくとも~。(^^;)
トロッコ列車が通るたびに、わざわざ手を振るオジサン。
「みんな手を振り返してくれるよー」ですと。:emojiface_poker:
なんかこの宿、観光名所ちっくにて、
写真撮る為に、船も列車も一時停止するのよね。
船のガイドさんの説明を盗み聞きしていたら、
「以前は皇族の為に造られた宿ですが、今はセレブのリゾート」ですってさ。
おいおい・・・。(汗)
「ここは最高の静寂やな~TVはいらんで~」
えっ?阪神戦観たい!と騒いで居たのはどなた?
ディ・ベッド。
古い天井と青のグラデーションが上手に溶け込んでいる。
カウンターの上にはネスプレッソや
おはじき&カルタなぞが。
あえてツインをチョイス。
このタイプのお部屋は2部屋のみにて、
もう一つのキングサイズだと、Day Bedが無かったもので。
ダークなお風呂。単なる地下水ですが、
この後の熱海&箱根より、まろやかなのは何故?(不思議~)
ウェルカムな泡~。(おそらく全部屋にサーブ?)
アテは鯛ちらし~。(笑)
まったりと赤ワインなぞを飲んでいると、
あまりにもマッタリすぎーっ。
「すっげー落ち着くよ、この部屋」。そりゃ良かったね。
そろそろ夕闇のお時間。
ポツリポツリと家々の外灯がともり、
なんだろうなぁ、これって映画の中のSettingって感じ。
実際にこんな場所に住んでいる日本人って珍しいけれど、
ガイジンの想像する憧れの風景じゃないのかしら。
「この路地の感じ、アマンダリっぽいな」(ぼそっ) 確かに。
夜のラウンジ。
PC前に白人陣取る。
夜のレストラン、えー感じやぁ。
既にお待ちかねのオジサン、約1名。
世界中の何処でも一番乗り、これ基本。
夜は軽く飲む程度にと、あえてカウンターをリクエストしました。
監修は吉兆さんとのことでしたが、実際に嵐山吉兆に行くお客さんは
船でお店の真ん前まで送迎してくれます。それも、捨てがたいわね。
お誕生日のベリーニですって。うまっ。
お通しはミニ蕪蒸し。
お蕎麦も最初にオーダー。
ちびなお赤飯。(お誕生日用?)
鴨~♪
名残の鱧~。
走りの松茸~。
そろそろ蕎麦も出来上がったかしら。
きりっとした味わいで、すっきり細めん。
んー、これで大盛りですから、かなり少な目ね。
お食事に関して色々と辛口意見がありましたが、
ワタシ達は十分美味しくいただけたし、
これならコースにしても良かったかもと。
ただし、確かに量は少なめにて、ガッツリいきたいゲストには、
色々と外のレストランをアレンジする志向のよう。
京都は美味なる古都ですものね。
次回は吉兆さんに船付け希望~?
朝のジョギングにちょぴりお供。
鹿の鳴き声だけ響き渡り、ふつーにお猿とか居るし。
紅葉も桜の頃も、さぞかし素晴らしい風景が広がることでしょう。
お世話になりました。
10月ということもあり、ゲストは大半が外国人でした。
先ほどちらっとリビューをチェックしたところ、
「we’re So Impressed!」とか「Superb New Resort!」という賛辞が並んでいます。
ここを拠点に京都観光を楽しむゲストが多いみたい。
きっちりと教育された若々しいスタッフも好ましく
ニッポンの旅情たっぷりで、わざわざ出掛けて行く価値のある場所と、
☆☆☆☆オット絶賛でした。
おかげでこの後の熱海&箱根が・・・バッサリ。(涙)
※ジャパントリップのご参考になれば幸いです。