2017 お宿備忘録
今年はもう何処にも行かないので、〆ましょう。
☆「ホライゾン・デラックス・キングルーム」:旅の始まりはいつもココ、10回目の定宿。目を閉じてでも行けます。
☆「温泉露天付テラススイート・プレミアム4」:スタッフ女子達&家族と念願のスキー合宿は今年一番の思い出。
☆「特別室スイート 紺碧」:珍しく風邪っぴきで絶不調。
☆「エグゼクティブスイート」:ここのところ大阪に御縁があります。
☆「デラックススイート」:3度目の再訪にして完璧なホスピテリティに痺れる。
☆「オーシャンフロント・ジュニアスイート」:久々のステイケーションで西オアフ満喫。
☆「デザイナーズ・スイート」:旧くて新しい紀尾井町の日系ホテル。
☆「露天付ビラ」:母の傘寿祝いで妹と思い出作り。
☆「キングエグゼクティブ・コーナースイート」:西にも気分が揚がるホテルが登場。
☆「エグゼクティブスイート・キング」:古都の北米外資は外人ツーリストに人気。
☆「松の間」:珍しく相方リクエストのお宿、ほぼ満点。(だそうです)
☆ 「Kura 01 グランドスイート」:コンコンと湧き出るトロトロ温泉を求めて。
☆「トーキョースイート」:広すぎて庶民は背中がスースー。(笑)UGありがとう。
初夏の旅をキャンセルしたのが、少々心残り。
どれも心に残る13軒の宿でした。
これと言って来年の予定はありません。
しいて言えば、ハワイをもっと極めたいです。
久々にフィジーに行きたいリゾートがあると、相方リクエストですが、
おそらく御予算的に困難でしょう。(1泊$6500)ひーっ絶対無理。
と言う事で、まったり温泉に2回くらい行ければ幸せです。
何処かに素敵なスイートが在れば、馳せ参じます。
☆ジャパンLOVE!
☆トーキョーホテルLOVE!
それでは、どちら様もイイ旅を。
ハワイに遊びに来てね~!じゃんじゃん外貨落としてね~!
☆過去11年の備忘録はこちら:お閑な人はどぞ。(笑)
http://blog.locomohawaii.com/pis/archives/category/yado/bibo
トーキョー・スイート@パークハイアット東京
通常の100平米のスイートを予約していたのですが、
未だ嘗て無い、スーパーアップグレードでした。
こんな広い部屋に泊まるのは、日本においては初めてです。
トーキョースイート220平米、お値段は1泊70万円だそうで、
+TAX+13%サービス料=90万円というところでしょうか。
まあ我々が正規料金で泊まることは、一生無いでしょう。
広すぎて上手くレンズに収まりません。
グレーを基調にきりっと黒で引き締め、90年代ぽいと言えばそうですが、家具もへたってないしエレガント。
広すぎてチャイムが鳴っても聴こえず。
広々としたエントランスの先にはキッチン。
Party用でしょうか。
キッチンの扉の先はダイニングの導線。
ベッドルーム。
グリーンの大理石にカーペット、フロント付近もそうでしたがテーマカラーは緑のようです。
ふつーはここだけで事足ります。
4人で入れそうな温泉ちっくな大風呂は湯の出が最速。
トイレは2箇所+サウナもありました。
ハイアットメンバーでもリピーターでも無いのに、至れり尽くせりでコワイ。(笑)
ジョン・モーフォード氏が最上の東京ステイを目指して細部まで拘ったそうですが、
1000冊在ると言う蔵書もやはり建築デザイン関係が多かったです。
世界でもっとも好きな都会です。年とる毎にどんどん好きになります。
さてキリ無いので、ここらで〆。
2017年秋旅は、
☆ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町
☆ABBA RESORTS IZU 坐漁荘
☆コンラッド大阪
☆フォーシーズンズホテル京都
☆THE HIRAMATSU HOTEL & RESORTS 熱海
☆山形座 瀧波 赤湯温泉
☆パークハイアット東京
どれも心に残る滞在でした。
それでは、どちら様もイイ旅を!
長々とお付き合いいただき、まはろー。
サンクスギビング・ホリデーの始まりです。
Happy Thanks Giving Day!
今年はスタッフ女子達とスキー慰安旅行に母の傘寿祝いも出来たし、
もう思い残すことはございません。
Good Luck & ALOHA!
パークハイアット東京
新宿にもハイアットにも無縁で泊まりそびれ、
なんと開業から23年も経過してしまいました。
恥ずかしながら、足を踏み入れた事もございません。
パークハイアット開業が1994年で都庁竣工が1990年ですから、
丹下先生も終盤の華やかな作品群@副都心ですね。
皆さんのブログで100万回見ていたので、初めてって気がしません。
正直第一印象は、一昔前のホテルみたいだなと。
ここは何処?ってくらい、ガイジンツーリストしか居ませんでした。
しかし、このホテルのスタッフは、ちょっとお目にかかれぬレベルで感心しました。
(UGしてもらったから言うのではありませんが)
フロントにコンシェルジュにレストラン、
何から何までパーフェクトで素早く、プロのプライドがひしひし伝わります。
有名なSpaのお風呂を覗いてみましたが、会員の常連さんらしきゲストで混雑模様でした。
おはよーさんです。
朝食をいただきましたが、こちらも日本人ゲストが見当たらず、
思い切りカジュアルな格好の外人ゲストで占められていました。
ここのスモークサーモンはねっとり具合が好みでベスト@東京ホテル。
湯豆腐も美味しかった。
ブース席は落ち着きます。
ある程度時間が経過し、イイ感じに発酵しています。
「帝国に通じるものがあるね。」(BY相方)言いたい事よくわかります。
総じてとても良いホテルです。
(新宿という立地で無ければリピ確実なんですが。)
good luck & ALOHA!
長春館
友人夫妻と新宿3丁目の焼肉屋で待ち合わせ@30年振りの新宿歩き。
伊勢丹の地下を覗いたら、思わずイート・インに引き込まれ。
河豚寿司で一杯。
何とか辿り着きました。
お先~おつかれ。
小学生の頃から通っていると言う彼女にオマカセ。
ミノがお薦めなんだって。
食ブログを見たら「一人焼肉の聖地」老舗って書いてあった。
フィレが柔らか。
色々食べたけど、激辛カルビがダントツ旨し。
今時珍しい炭火もくもくで凄い活気。
すっかりご馳走様でした。
2次会はお部屋で。(エレベーターで乗り合わせた外人は臭っと驚いたはず)
彼らはず~っと昔ハワイで学生やっていて、今は息子君がUHに入り、
そろそろハワイに戻りたいそうな。
帰国時にハワイカイの家を売ってしまったけど、今なら3倍に高騰してるはずと不動産ネタで盛り上がる。
でも息子君が大リーガー目指して奮闘中だけに、ゴージャス物件も夢じゃなくてよ。
投資してると思えば宜しくてよ。
途中からYねーさんも参加。
ワタシのブログについて「お金の匂いがしない」と盛り上がってた。
それ、あかんやん。(笑)
good luck & ALOHA!
夕朝食@瀧波
食事前に蕎麦打ちの実演がありました。
山形地産テンコ盛りのメニュー。
ライティングが上手。
菊祭り。<もってのほか>って知ってる?
秋の?失念。湯葉旨し。
蕎麦打ちのおじさんがソムリエに変身。
コーケージフィーは2000円だったかな。
ここ数年のベリンジャー・レゼルブの出来は安定&秀逸。まろやか・木目細やかでウェルバランス。
冷汁。
蕪。
焚き合わせ。
茸?
米沢牛。
つや姫新米。
芋煮汁。
デザートはぎぶ。
この後は蕎麦が振舞われましたが、遠慮しました。
偶然だと思いますが、カウンターに隣り合わせた他2組が、
うちと同じく夫婦+母親の組み合わせで、お互い笑ってしまった。
何となくそんな宿なんですわ。
静かに二人切りで食べたい人には、個室をお薦めいたします。
おはよー。
朝すとれっち@本日は快晴なり。
Yチェアの白木が清らか。
朝一でいただく我々。
朝の雲海ツアーをパスしたのですが、とってもキレイだったと聞き、少々後悔。
熱々の出し巻き&干物等々。
おまけ:花笠音頭を真剣に踊る相方、16番まであるよ。(笑)
スタッフさん達がゲストをもてなそうと頑張ってる感が伝わり過ぎて、
いけず~なnegativeコメントが書けません。
いや、こんだけ時間&$$$かけての大リノベーション&リニューアルですから、
若きオーナーの気合を感じます。
季節変動にめげず安定の稼働率に達しますよう、健闘を祈ります。
サンクスギビングまでに終われそうな気がして来た。
メデタシ。
good luck & aloha!
山形座 瀧波
坐漁荘もHiramatsu熱海も素敵な宿でしたが、泉質に少々不満が残り、
やはり東北にも寄りたくなりました。
JRグリーン乗り放題のレールパスも余っているし、行ける処まで行ってみましょう。
山形と言えば久々に名月荘辺りを候補に挙げたのですが、
初めての宿がイイと言うので、今夏リニューアルの古くて新しい宿へ。
赤湯駅から5分と言うアクセスの良さもポイントです。
(街中過ぎて相方は少々不満気でしたが、さくっと移動出来て楽でした。)
天気図を見たら、唯一東北のみド・ピーカン。老舗の大型旅館風の正面玄関。
おじゃましますです。
ずらりスワンチェアがお出迎え。
「昔の田舎のおじいちゃんちに似てるね」と母が呟く。なんか懐かしい感じする。
がっしりビームが艶やかな広間、移築された建物でしょうか。
やはり里山さんを彷彿。
小ぶりながら、つるすべ湯に満足。赤湯温泉は開湯920年(!)
蔵のようなほの暗い廊下。
さてお部屋へ。
<続>
dinner@Hiramatsu Atami
お待ちかねの夕食です。
私たちは窓際のテーブルでした。
ヒラマツシャンパンでロワイヤルが振舞われました。
アミューズとともに、
じっくりメニューに目を通す至福のとき。
メニューが在るので辿ってみます。
軍鶏と山芋のコンソメロワイヤルは記憶に残るテイストでした。
カマスとフォアグラのクレビネット。
赤味噌+半熟卵+松茸=ハーランと相性ばっちりでした。
相方もれなく大絶賛にて、自分史上もっとも旨いCAワインとな。
えっ、スクリーミング・イーグルより上?すごいね。
体調や気候、雰囲気やメンタルが大きく影響してると思うけど、
パーフェクトなソムリエ氏の仕事っぷりも◎。
☆A君ありがとー、感謝感激雨霰。
伊勢海老グラタン仕立て。
相方は気に入ったようですが、ちょっと私にはリッチ過ぎた。
太刀魚のポワレはシェリービネガーが爽やかで、ペースを戻せ調子出て来ました。
鞍下肉&子羊は火入れが完璧で文句無しの美味しさ。
チーズワゴン。
色々いただきました。
貴腐ワインで〆。
ひらまつ賢島は素材重視のシンプルで和に近い印象でしたが、
こちらは繊細な仕事が光るフレンチで、全く別物です。
箱根もきっとカブラナイと思うので、ハシゴもアリでしょう。
お誕生日ケーキをいただきましたが、さすがにギブ。
時差ぼけも手伝い、よろよろ部屋に引き上げた二人。(笑)
モンブランと供に運んでもらい、相方が明け方完食。
おはよーございます。
エシレ+ジャム。
なんかのスープ失念。
焼きたてオパン。
濃厚トリュフソース。
オーベルジュ堪能いたしました。ここは訪れた甲斐があります。
お迎えから見送りまで抜かり無しで、
女将さんって、やはり必要なんだなぁって初めて思いました。
着物着て食事時に現れる感じが苦手だったのですが、ここはマネージャー女史と言う感じで好感持てます。
プロフェッショナルで居て慇懃無礼ではなく寛がせ、
ゲストに寄り添うスタッフの接客が伝わって来ました。
恐るべし、ニッポンの宿。
これから益々スゴイ事になっていくのではあるまいか@日本のオモテナシ。
さあ新幹線を乗り継ぎ北上しましょう。
きっと晴れているはずです。
Good Luck & ALOHA!
THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 熱海
珍しく相方リクエストの宿です。
ひらまつ賢島を気に入り、熱海も是非泊まりたいと向かいました。
東海道新幹線から富士山シルエット、台風一過後も東海地方はぐず曇り。
熱海駅にお迎えのタクシーが待っていました。
10分程度で到着で、美人な女将さんがお出迎え。
賢島と異なり、別荘風の木造建築が素敵です。
ウエルカムモード満載で、のっけからもってかれました。
さりげなくミロテンコ盛り。
晴れ女のアタシも今旅は敗北。
つんつるてんおっさん何思ふ。雨が止んだだけでもマシやろ。
例のねっとり濃厚ジュースをいただきました。
部屋風呂にお湯が溜まるのを少々お待ちをとの事でしたが、
気にしませんので~と、さっさと部屋に案内してもらいました。
最初に言ってしまいますが、何から何まで非の打ち所の無い、素晴らしい宿でした。
日本のリゾートとして誇るべきhospitality溢れる・・・あら、ちょっと誉め過ぎかしら。
兎に角とても気に入りました。
賢島も佳かったのですが、なんと言いますか、スタッフを初めとして格の違いを感じます。
ここからHiramatsu箱根まで車で45分程度なので、ハシゴするゲストも多いそうです。
ハワイからのリピーターも多いそうで、わかるわー。(笑)
友人夫妻も我々と同じ部屋を2泊予約済なので、今プログは興味シンシンのようです。
さくっとUPするから、お待ちあれ~。
<続>
松の間@ひらまつ熱海
新設棟のインテリアは賢島にそっくりでしたので、
あえて和室をチョイスしましたが、さて如何でしょう。
離れと聞いていましたが、メイン棟のすぐ真横に在ります。
ぐるりと2間をコーナー90度の廊下が囲みます。
30年前に造られた別荘の客間ですが、大切にメンテナンス保持されていて、
ほぼそのままの状態でリノベは不要だったそう。
お抱えのばあやさんが毎日掃除して守っていたそうな。
凛としていて清々しく居心地が良く、思わず建築について訊き込んでしまいました。
女将さんから、木下さんの「熱海の家」として有名ですよと言われ、
早速検索をかけてみたところ、木下孝一棟梁の説明がありました。
京都・数寄屋建築の巨匠だそうで、表千家や金閣寺の茶室等々・・・無知ですびませんっ。
いや本当に良い建物なんです、私みたいなのにもわかる程。
数寄屋の概念が変りました。(ホント)
なんだろね、この優しく包み込まれる感じ。
メイン棟も含め名建築だと思うが、よそよそしくない。
女将さん(と言うより支配人)いわく、「日本の家だと思ってる」とリピする海外在住ゲストが少なく無いと。ふむ。
お着き菓子をいただきました。
和室が苦手で今回も俵屋さんを渋った相方ですが、ここは手放しの気に入り様。
ベッドも寝心地◎だったそう。
奥が水屋+クロゼット。
外には露天が見えます。松の間はトータルで112平米。
難を言えば、掛け流しで無い点でしょうか。
曇天も又よろし。
この部屋以外に更に広い離れがもう一つ在るので、次回はそちらも試してみたいと思います。
しかし、こんな別荘をお持ちの方って何者?
旅館と言うよりは、まさにスモール&ラグジュアリーホテルです。
good luck & aloha!



































































































































