たまには横っぽいお店ということで、カイムキ地区に数年前にオープンして以来、ローカル達から静かに熱く支持され続けている「12TH アベニュー・グリル」です。
近頃はすっかりグルメ・タウンとして名高い(?)ワイアラエ・アベニューの裏通りにひっそりと佇み、気取りの無い街並みにしっくりと溶け込んでいる店構えは◎。まるでずっと昔からそこに存在するような雰囲気は、オーナーシェフがカイムキ・ボーイだからでしょうか?
メインランドの西&東海岸で修行したロコ・ボーイ達が、ハワイに戻りあえてワイキキを避け、生まれ育った地元タウンに小さなレストランを開く、というのは最近の風潮であるとか。こんな感じのさりげないお店が、ご近所にもっともっと増えたら、ハワイの食ライフも更に楽しくなるというものです。
12TH Ave沿いにはありませんので、要注意。
NY辺りの下町にありそうな、カフェとビストロの中間風。お客様の95%は白人。
こじんまりの店内。ブース席の方が落ち着きます。常に満席。要予約。
メニューもこじんまり。そんなに多くありません。
リーズナブルなメルローで乾杯。気持ちイイ、ギャルソンのサーブ。
ここのパン、ハワイで一番好みかも。思わずお代わり~!
フライド・エッグプラント。いろんな所でトライしたけど、ココの大好き。
ポーク・チョップ。これでハーフ・ポーション。シナモン&アップルと高相性。
別腹で注文のホームメードのチーズケーキ。見かけによらず、軽やか。
いかにも流行っていそうな店の持つ、独特の雰囲気を漂わせ、
シンプルなメニューで、普通のものを普通にちゃんと作るグリル。
ハーブやスパイスを駆使し、妙なアメリカ的重さを排除し、喉の渇かない後味の良さ。
毎日訪れているような、気のおけない地元の常連さん達が多いのも納得です。