先日久々にイヒラニに行き、人の多さにちょっと驚いた。マリオットにマネージメントが変わってからというもの、ラグーン沿いに続々とバケーション・クラブも建設され、ハワイの不動産バブルの追い風に乗り、グリーン沿いのコンドミニアムもビラも建つそばから完売であるとか。JALの傘下にあった頃の閑散とした寂しさを知ってるオバサンとしては、なかなか感慨深いもんがありました。
遡ること今から20年前くらいに、あの一帯で大プロジェクトが予定されていた。そこで一番乗りで張り切ったのがJALであったわけです。が、その後ハワイ経済の冷え込みとともに周りの企業が全て「一抜けた~」となり頓挫した頃には、イヒラニだけがぽつねんと荒野に取り残されオープンとなったわけです。
こんなはずじゃーー!とおそらく焦ったに違いありません。新聞には毎月1ミリオン(だったかな?)の赤字であるとか、悲哀を誘うニュースばかりが載ったりしてましたっけ。そして時は巡り、俄然に張り切るアメリカ資本の企業による買収の数々。ハワイも日本も双子の運命のように思えてしまう今日この頃です。
※↑Waialae山脈を望むホール。↓海抜けのロビー。