1年を通して我が家の食卓に上る、茄子の揚げびだし。
素揚げして→麺つゆにどぼん!しただけのシンプルなお惣菜は、
栗原はるみさんの本で知りました。
ご存知、料理界のカリスマ主婦の、ミリオンセラーにしてロングセラー、
久々に「ごちそうさま」をストレージから引っ張り出して読みました。
これ、今更ながらに面白いですわ。
ありきたりの食材で、シンプルな調理法で、全ページ使える内容だし、
新米主婦が最初に紐解く料理本としては、最適じゃないかしらん。
1992年初版とあります。
あ~そんなに経ってしまいましたか。
味が濃いとか、繊細さに欠けるとか、周りからは色々と聞こえてきましたが、
レパートリーが少なく、限られた食材しかないハワイの主婦にとっては、
どんだけヘルプになったことでしょう。
ここからヒントを得て、我が家の味もいっぱい生まれました。
この本の中のレシピ、ほとんどトライしたと記憶します。
さりげない器からも、栗原さんファミリーの、ふつーの暮らしが垣間見れるようで、
ほのぼのハッピー具合が絶妙なんですよね。おそらく、編集の妙かと。
食べること、住まうこと。
暮らしを紡ぐって、時に忘れがちになったり。(反省)
楽しむことに余裕をもって、淡々と生活したいもんです。ハイ。