ここまで来たのですから、湯布院を素通りするわけにはいきません。
一時は通い詰めましたっけ。(遠い目~)
で、お連れ様に一応お伺いを入れました。
「何処に泊まりたい?この時期なら玉の湯がキレイだと思うよ」と言うと、
「あそこはもう2回行ってるから、ムラタの方がイイ」ですと。
えっ、むっちゃ意外なんですけど。
以前宿泊した時は、そんなに褒めていなかったような・・・?
よし、「新しく増設した部屋に泊まりたい」とのリクエスト、しかと承りましょー。
なんせ10年ぶりですので、記憶が不確かであります。
こんな感じのアプローチだったかしらん?
マネージャーさんいわく、かなり変わったそうです。
以前は6つのVillaがポツン・ポツンと点在する印象だったのですが。
妙な言い方なのですが、「ムラタってこんなに旅館ぽかったかなぁ」という感想です。
人(ワタシ)の記憶ってアテにならないし・・・ぶつぶつと呟くと、
「10年前と今では感じ方も違うよ」(By オット)ですと。
そう、10年分トシとったのですものね、そりゃ違いますわ。
この10年で、一体何軒の旅館+ホテルを訪ねたことでしょー。オソロシかー。
Tan’s Barは健在でした。
が、観光名所ちっくにて、昼間は外から大勢の旅人が、例のPロール目指して訪れます。
よって、誰も居ない食後に伺いました。
昼間とは打って変わって、静かなひっそりとした雰囲気です。
やはり宿泊客からの要望があり、ゲスト専用の談話室を増設したそうな。
セレクト・ショップもお泊り客のみ可です。
なかなか素敵なのですが、やはり皆さん、Tan’s Barに行かれてしまうようでした。
初めてでしたら、尚更のこと。わかりますわ。
談話室から木立の奥に見えるのが、Tan’s Barです。
外のラナイも落ち着いてイイ感じなのですが、
やっぱりTan’s Barの居心地の方が良いし魅力的ってことで。
新設された4部屋は、敷地のハズレにありました。
階段をトントン上るので、お年を召した方にはお薦めいたしませんです。
お邪魔しや~す。
マガジン等でおなじみのインテリア、初めてって感じがしませんわ。
Deepな緑と空気を感じます。
んじゃー、いつもの乾杯ってことで。
最近何処でも見かけるようになった、
古民家を移築しカッシーナなんかで味付けをするスタイルは、おそらく、こちらが最初では?
で、現在はその進化系にて、北欧アンチックとアジアン・スタイルの融合で、
もうこれは好きとか嫌いとかではなく、「先を走ってるな~」という驚きです。
まさに皆さんが言うところの、「Murata Style」ですわね。
デザイナー任せの安普請がはびこっている中で、こりゃ素直にスゴイですわ。
いえね、ここまでやる~っていう事が・・・好きとか嫌いを越して評価もんです。
長い廊下の脇にはベッド・ルームがあり、
アジアの某リゾートを彷彿させる、シメントリックなシンク+クロゼット、
そして、窓を開ければ露天風の真ん丸お風呂です。マイナスイオンいっぱい。
さて、お食事。
ごろんと昼寝をする場所が、堀りコタツ式に早代わりです。
んーっと、ほとんどお褒めの感想を聞いたことのない、こちらのお食事。
んーっと、以前もこんな感じだったと思います。
「地」のものをサーブすることに、頑なに拘った旅館が多い湯布院周辺でありまして、
色々な場所から美味を取り寄せて客をもてなす方式とは、比較なさらない方が賢明かと。
お魚食べたければ、博多で寿司補給してから来るのが賢明かと。ハイ。
ひとつひとつは丁寧に仕上げてありますが、体に優し系のお料理は派手さはありません。
よって、特に印象も残りません。
朝は食事何処でいただきました。
オットは和食、ツマは洋食をチョイスしました。
洋食といえども、ひりょうずなんかが出たりして、ボリューム満点です。
長々と九州編は、ひとまず、これにて終了。
ホノルル・ネタに戻り、忘れた頃に関東編にリターンします。
ふー、さすがに疲れたので休憩です。
久々の九州パワー、すっかりヤラレテしまいました。素敵でした。