「ふぐよりも好きだ!」と言い切るほど、オットは蟹に目がありません。ワタシはというと、わざわざ自分でつついて食べるのがシンドク、専ら味噌ばかりすすっている不届きモンです。
カニ人間の彼にくっついて、色々な場所でカニ食いして来ました。あの「献上蟹」をいただきに福井を訪れたこともありますが、正直、イマイチ感動には及びませんでした。
結論から言ってしまうと、「たいざ蟹」は文句無しの旨さでした。
あ~ワタシは今まで、タイシタ蟹を食べてなかったのね~と実感しました。
皆が口を揃えて言うことだけど、
「蟹ってこんなに美味しかったんだぁ」と、しみじみ思いました。
素材の旨味と焼き係のお兄さんの腕による、直球勝負の世界でありました。
カニ酢も塩も言葉も要りませんでした。
まずは、腹ごなしに高台寺を散策。
紅葉にはちょっぴり早いかも。
ほろほろ歩くと、
いきなり店の真ん前。ここじゃん。
間髪を入れずに出てきた竹酒。飲めない人・・・いないのかな?
まずは鯛のお造りから。
本日の焼きもん、登場。
焼きます。火鉢の音しか聞こえません。
最初から最後まで付く、焼き係りのお兄さん+ほぐし係りのお姉さん。
私達がリクエストを入れたのは、2階の掘りごたつのお部屋。高台寺さん側。
レッグからいきます。不器用なワタシは、お姉さんにほぐしてもらいました。
みそ焼きます。
これが、ミソ・ポタージュね。(無言な世界)
蟹身投入します。
日本酒投入します。
ハタハタ・・・なんと言う旨さ。(ボキャべラリー貧弱にて)
海老芋。
なんでエビ芋なんすか?と訊いたら、わざわざ原型を見せてくれました。
オシノギのお蕎麦。
焼餅+焼きオニギリ。
カニぞうすい。
これが噂の「鳴く天井」!ホントに鳴いてる・・・。(驚)
カキのコンポート?
白玉ぜんざい。
最後はあの(夏目雅子さん似の)美人若女将と長らく談笑の後、
「西湖」をお土産にいただき帰途に。
ホテルに戻っても、カニ談義は続くのでした。:emojiface_settledown:
毎冬必ずここを訪れるという人達の気持ち、わかりました。
次回はいつ行けるでしょうか・・・。