ウチの隣人はロイヤーだけに、夫婦喧嘩の内容がひと味もふた味も違う。Study Roomに居ると、どーしても聞こえてしまうのだけど、なんつーか非常に勉強になる言い回しで、へー英語のケンカってこうやって理詰めで行くのか~とメモりたくなる攻めなのだ。ワタシラのように感情的にならず、インテリっぽく淡々としてカッコよい。
90歳になる日系人のアカウンターのおばあちゃまは「ハズバンドとアギューするのが何よりも楽しみ」というのが口癖だったけど、昨年連れ合いを亡くされてからというもの、ほとんど寝たきりの生活になってしまった。頭をフル回転してケンカする生涯の親友を失い、ポカンとした日々を送っている。
そうそう・・・某高級リッジの邸宅にお住まいの空手のお師匠さんは、庭でとや~~~っと練習をしていたところ、ネイバーにDomestic Violenceと勘違いされ警察を呼ばれ、空にはヘリまで出動する大騒ぎになってしまったとか。こっちの人ってすぐにポリス呼んでしまうのよね、夫婦喧嘩から殺人事件に発展するなんて日常茶飯事だけに、笑えません。
以前たて続けにアメリカ永住組みの女友達が離婚した際、「私たち一度もケンカしたことないの」と二人ともソックリ同じことを言っていたのを思い出す。離婚するにしても、一度も言い争いもしなかったそうな。信じられない話だ。かと言って「ケンカするほど仲がイイ」なんて、頭から信じてる訳じゃありませんが・・・。