小田原から車で40分あまり。
今上天皇が皇太子時代に3度滞在した有名な老舗旅館ですが、
古くて敷居の高そうな宿は、我々は無縁でございました。
再生前の旧宿時代のブロガー記事の写真を見ても、正直長らく惹かれませんでした。
が、メールでのやり取りが非常に迅速・丁寧・的確だったので決めました。
「はずさないでよー」ってプレッシャーかけられ、大丈夫かしら若干どきどき。
仙石原はひんやり涼しく。
長いアプローチのエントランス。
こじんまりのレセプション。
端正な本館玄関。
丁寧にリノベされ、現在はレストランとして蘇りました。
欄間が見事な柏の間。初代オーナーは数奇屋大工だったそうな。
新緑の沼ビュー。
食事だけの利用も可能だそう。
我々が利用した鶴の間。
ひっそりカフェ。
100年の歴史・苔むす新緑。
好きだな、人の居ないリゾート。
葵い風渡る沼@指定国立公園内。ちらっと見えるのが鶴の間。
高級老舗の経営悪化→閉館→新マネージメント再生プロジェクトとよくあるパターンで、
再オープン後に実際泊まったブロガーの記事が皆無だったので、若干不安はありました。
が、ココは訪れて良かったです。
相方も大層気に入りリピしたいとのこと。
直前予約で目ぼしい宿は何処も満室で消極的なチョイスで、
そこまで期待して無かったので(失礼)、その分色々カンドーした模様。
古くて新しい宿、イイとこ取りです。
「ロイヤルファミリー御用達の宿ってほぼcollapseするな」(By相方)ぼそっと独り言。
うん、確かにバンクラプト・破綻した老舗少なくない・・・以下自粛。
栄枯盛衰は世の習い、日本語間違ってない?(最近は英語も日本語もアヤシイ)
<続>