日々旅暮らし

ほろほろ旅人生・島暮らし

えきぞちっく・じゃぱーん。            藤屋旅館

山形の奥座敷、ずっとずっと訪れたかった銀山温泉です。

銀山温泉と言えば、大正ロマンが枕詞にて、
ノスタルジックな街並みのポスターは有名ですもんね。

宮崎監督が「千と千尋」製作の際、
某旅館のたたずまいにインスパイアされたというお話もありますし、
あ、「OSHIN」の故郷としても外国の方達には人気だとか。

:emojionsen::emojionsen::emojionsen::emojionsen::emojionsen::emojionsen::emojionsen::emojionsen::emojionsen::emojionsen:

川沿いを歩いて行くと、上流には滝が。
その先には、昔の銀鉱山の跡があります。
怖がりのツマは途中で引き返してしまいましたが、
モノズキなオットはトレッキングコース2周していました。

真っ暗な鉱山の底に一人ぽっち。きゃー恐ろしい。
「キミ来なくて正解だったよ:emojiface_thinks:」ですと。


:emojialeaf:秋が始まっていました。
きーんとクリスピーな澄んだ空気が気持ちイイ。

400年の歴史ある銀山温泉の街並み。

そのど真ん中に位置する創業300年という藤屋旅館さん、
アメリカ人の名物女将さんが居る事でも有名です。

リニューアルしてからというもの、すっかり観光名所チックなご様子にて、
皆さん雨の中、ずらりとカメラをセットしておりました。


賛否を巻き起こした、隈先生によるデザインには、かなり興味津々。
「銀山の街並みを著しく壊した:emojiangry:」なんて声もよく聞こえてきます。(特に建築関係者から)

私たち二人は以前の街並みは知りませんが、
「そう浮いてないじゃん」というのが、シンプルな感想です。

それにね、ここ、宮崎監督うんぬんってくらいに、
とっても個性的なファサードを持つ古宿揃いですから・・・。(苦笑)
大丈夫、そう簡単に壊れませんって。

ロビー&カフェ(現在は宿泊者のみ利用)。
特殊なステンドグラス、
気の遠くなるように細かく裂かれた竹(すむしこ)を12万本(だったかな?)、
そして越前の手漉き和紙と、不思議な空間。


写真等で見るより、もっと柔らかくて、実際身を置くとかなり落ち着いた印象でした。
「癒し」とは違う、どなたかも書かれていたけれど、非日常的な感じかなぁ。

ここはね、一切の表示が無いのですわ。
部屋番号はおろか、旅館名さえも表に出ていないくらいですから、
次々と好奇心いっぱいの観光客が
「ここ何ですか?」とロビーに入って来ます。
おそらく、ギャラリー&カフェだと思ったのではないかしら。


表情豊かな階段。

部屋数8室に、貸切風呂が5箇所。
ヒノキ、石、ヒバ、竹、露天・・・マテリアルの勝利でしょか。

:emojionsen:こちらは一番人気の露天風呂。

:emojionsen:竹風呂。

:emojionsen:地下の洞窟っぽい石風呂。
どれも驚くほどトロトロ~の源泉かけ流し、
ワタシにはちょっと濃すぎた感じで長風呂出来ずでした。

使用後はいちいち清掃が入ります。タオルの質も◎で清潔感いっぱい。
外国からのお客様が多いようなので、貸切が好まれるのかなぁ。
この日もイギリス、イスラエル、シンガポールと、国際色豊かなゲストでした。
皆さん連泊されるそうです。

ベッドのあるお部屋は2つのみで、たまたまキャンセルが出てラッキーでした。
ベッドの真上にシンク。
この部屋には「取っ手」「ドアノブ」が存在しません。
お年を召した方、大変だろうなぁ。


残念ながら部屋風呂は温泉ではありません。
最上階の3部屋だけでも温泉付きにすれば良いのに~と思ったものの、
構造上難しいのかも。

ダイニングテーブルは、やはり、天童木工に依頼なさったのでしょうか。(未確認)


あのーこんな広いのですから、カウチくらい置いてもよろしいんじゃ?センセー!
どかんと薄型TVだってOKじゃ?センセー!(笑)

何やらおかしく、そして、とってもお勉強になり、
最後には何故かなじんでしまいました。


グラスも栓抜きも凝り凝りで完璧ですね。

もしや、:emojiheartsmall:外国からのお客様のハート、鷲掴みしているのでは?
いや、してるよ、きっと。(By 相方)

んじゃ、かんぺー。
遠くまで来たね~。
アテはお茶請けのこんにゃく&きのこの炒めた地元料理。美味なり。

お食事は、これでもかーの海の幸テンコ盛り。
「:emojichoki:美味しいじゃん」(By 相方)
「んー、もっとちょこちょこっと小出しにしてくれたら、良かったかも。」(By ツマ)


お料理とお部屋の雰囲気が合っていない
→先生はFood関係まではCoordinateなさらなかったと推測。
器とか、この空間にもっとお似合いのものがありそうなのに。(ぼそっ)
黒田泰三さんみたいなの、決まりすぎて、いやらしいかしら?

ここんちの朝ごはんも、たっぷり。すごかった~。
迫力あって、つい2杯飯。:emojirice:庄内米、美味しすぎっ。

:emojibeer:朝からビアの世界でしたわ。


おお、すっごく長くなってしまいました。

銀山温泉、渋くて面白かったですよ。
外国からの観光客が多いのも、頷けます。

続。

ミッドタウンの夜は更けて         ザ・リッツカールトン東京

昨年秋はマンダリン・オリエンタル→今年の春はペニンシュラ泊でしたので、
流れとしては、やはりリッツカールトン東京でありましょう。

おおっ、超お得な半額プラン見っけ:emoji!:
他の2ホテルと比較すると、と~っても懐に優しい&リーズナブルプライスに感激。

え~っと、最初に感想を言ってしまいます。

インテリア: マンダリン&ペニンシュラ > リッツ
立地: ペニンシュラ > リッツ > マンダリン
レストラン: マンダリン > リッツ > ペニンシュラ
スタッフ: マンダリン&リッツ > ペニンシュラ

みたいな感じで(あくまでも個人的な感想ですが)、リッツ、悪くないです。
いえね、オープン時に色々と聞こえてきたもんでして、
そんなに期待せず宿泊したせいもあると思うのですが、
なんだかお得感の強いホテルだなぁなんて、シンプルに感じてしまいました。
(注:正規料金だと又違った感想かも知れませんが)

静かな静かなエントランス&ロビー。
ほとんど人に会わないホテルなのでした。

:emojiumbrella:雨の木曜日だからでしょうか。
:emojimark_doller:金融破綻のせいでしょうか。
株価暴落:emojiarrow_curvedown:&超円高:emojiarrow_curveup:だからでしょうか。

やはり、このようなご時世だからでしょうか・・・?:emojiface_coldsweat:


ベル→フロントの連携プレーは、見事なスムーズさ。
「○○様、お誕生日おめでとうございます」と
到着から出発するまで、何人ものスタッフに声をかけられました。
ちょっと照れますね。:emojiface_poker:

折角のクラブラウンジですが、時間が無くて勿体な~い。
シャンパンを2杯いただいたきり。


ここもね、ほとんど人が居ないのですわ。
びっくりする程、静かなのですわ。
よって、美味しそうなアペの数々はそのままなのですわ。

あーもったいなー。(ぼんびー症)

朝のラウンジも、我々二人だけ。
時間が早かったせいかもね。

塩じゃけ&味噌汁&納豆他ありました。
ご飯も美味しくて◎。

Spaも素敵だと思います。
こちらもオット一人のみ使用なのですわ。


すいてるのが好きな私たちにとっては天国でありましたが、
こんなんでやっていけるのかしらん。(余計なお世話ですね)

お部屋は一番小さい(お安い)サイズで、確か52平米。
大阪リッツの時は入るなり「狭っ!」と言った相方でしたが、
今回は「思ったより広いね」ですと。同感っす。


大阪リッツより、若干モダンなインテリアは、
グリーンでシンプルにまとまっておりました。
確かイタリアンのデザイナーさんでしたか?
「うーん・・・。」

ターンダウン後。


ふかふかのタオル、「ハワイのリッツと比べもんにならないな:emojiface_glad:」と感激のご様子。
その通りでございます。比較してはなりませぬ。

おまけ:

さて、お決まりの初日・鮨補給はホテル内のレストランにて。
ここも、とっても静かな落ち着いた店でありました。
確か★1つ獲得されていたとの記憶が。

鮨バー、てんぷらコーナー、料亭と分かれているのですが、
こちらもほとんどお客さんが居ませんでした。

「銀座のQより、こっちの方がイイ」(By オット)ですと。
確かにカウンターの居心地が宜しいし、ネタも◎でした。


外国からのお客様も多いそうで、板さんも英語が堪能なご様子。
清々しい対応が好感度大です。

夜景の見えるカウンターに移りお茶を飲んでいると、
「:emojimark_success:お誕生日のサービスです」とデザートのテンコ盛りが。
あ、板さんまでご存知でしたのね。ありがとー。

ニッポンのサービス、今更ながらに涙が出るくらいに感激です。
最近ジャポンに行くと、つい甘口ですわ。(ぼそっ):emojiface_cyu2:

(続)

今年も、美味しいニッポン。

皆様アロハ~。

ジャポンの秋には抗えず、やっぱり今年も飛んでしまいました。

雨にも負けず~風にも負けず~
円高にもサーチャージにもめげず~
行きたいもんは行きたいし、
食べたいもんは食べたいから仕方ないっしょ。

来年はオトナシク暮らすつもりですからっ!(ホンマか)

:emojiairplane:いつものこちらさん、おじゃましまーす。
HNL路線の機内食に関しては何故か、NWのC > UAのF の圧勝。
HNL発のランチ↓はタイシタことありませんが、
NRT発の和食膳、中トロとかフカヒレとか出てオットは満足だったとか。
(ツマは爆睡中にてパスしましたが)

なんだかんだ言って、NWマイラー歴の長いワタクシ達。
マイルは貯まりやすいし規制は無いし、なんと言ってもHNL発着ですと、
:emojisun:カリブ方面(コンチ)&タヒチ方面(ハワイアン)の常連なので◎なのです。
デルタと統合したみたいだけど、これからも頑張れー。

都会だすなぁ~。

秋だすなぁ~。

例の如くレールパスを駆使し、:emojishinkansen:北に西に東に。
これが無ければ、日本全国・津々浦々旅することは無かろうかと。
1週間グリーン乗り放題で、文句なしにお得!:emojipunch: 
マハローJR♪これからも、行けるとこまで行きまっせ!

海外在住者の方からお問い合わせ、少なくありません。
(シドニー在の妹でさえ知らなかったくらいですから)
※詳しくはこちら→http://www.japanrailpass.net/ja/ja002.html

ずっとずっと訪れたかった、山形の奥座敷。
:emojialeaf:秋が始まっていました。
何かと話題のあのお宿、たっぷり面白かったですぅ。


昨年行き損ねた、あのお宿。
ワタシの周りの皆がこぞって行っているだけあって、とっても快適でした。

巷で噂の、あのお宿も。
:emojiheartsmall:相方さんのハートど真ん中テイストにて、すっかりお気に入りでした。

こちらも以前から気になっていた、竹林のレストラン。
:emojiknife:最後の最後まで、食べ尽くし。

お誕生日ギフトの日本トリップ、今年も満喫しました。
数え切れぬくらいに、:emojiwine:家族で二人で乾杯しちゃいました。

もう、思い残すことはございません?

ハワイに戻り体重を量ったら、3KG増えていました。(ぎゃーーっ):emojiface_coldsweat2:
明日から断食しとーございます。

今回は新しく出来た初めてのお宿ばかりでしたが、
「ハズレ無しで全部イイ:emojichoki:」(Byオット)というご感想が。
続・・・。

待ってろよ、蟹!

とうとう家の工事が始まってしまいました。:emojisweat:
コントラクターを選び、Estimateを検討し、喧々ゴーゴーとプチ夫婦喧嘩:emojiangry:を繰り返し、
めでたくもボロ家の修復は一応スタートしましたわさ。

昨日体重計に乗ったら、日本で太った分が元に戻っていました。
そー言えば、以前の増改築の際には、ひと夏で3KG痩せたもんですわ。
毎日悔し泣きにくれたもんですわっ。:emojiface_tear:(ホント)

職人が来ない、見積もり通り出来ない、仕上がらない。
これはもう、アメリカでは常識のようでして&
始まってしまったら、人質に獲られたも同然でして、
コンストラクションにかかわる恐ろしいー話は、枚挙にいとまがございません。

ちゃんと毎日午前7時~5時まで仕事をしてくれて、
ちゃんと土曜日も来てくれたら、おそらく今月中にはフィニッシュするはず。
どうなるかなぁ。
過去の経験から言って、みんな最初だけ頑張るんですよねー。嗚呼。

コンストラクションって嫌いだ、胃が痛いし。
1日でも1分でも早く終わることを夢見て・・・アーメン。

:emojionsen::emojionsen::emojionsen::emojionsen::emojionsen::emojionsen::emojionsen::emojionsen:

話は代わり、ガス・ステーションのおにーちゃんに、いきなり話しかけられました。

「:emojiface_glad2:来月WAKURAに行くんだ!」ですと。ワクラって和倉?
「Kagayaに泊まるんだ!」ですと。カガヤって加賀屋?
渋いじゃん!

そー言えばSunday Paperに代理店の広告が入っているのを見かけます。
アメリカンに人気なのは、金沢~京都~広島~柳川のコースみたい。
いいなぁ~温泉かぁ。ワタシも秋を目指して、いっちょ頑張るわ!

金沢っぽい写真を探したけど、ありませんでした。
ので、山代のを発掘しました。
何故だか食事風景が皆無だし・・・蟹食うのに必死だったのかもね。:emojiface_settledown:

べにや無何有さん、旅館ぽくないけど、そこはかとな~く正統派のお宿でした。
人気あるし、解禁後のウィークエンドは予約困難なんだろうなぁ。
そー言えば昨年の某宿なんて、3ヶ月前でも希望の部屋が空いてなかったし。(驚)

待ってろよ、蟹!



秋トリップのお宿選びに悩む日々です。(アホ)

今更ながらの、別邸 仙寿庵

さて、初夏のニッポン・トリップ編も最後です。:emojipaa:日本ネタはこれにて終了!(きっぱり)
長々とお付き合い、ありがとさんです。

旅の最初に、「空気と新緑がキレイで、部屋から山が見える所に泊まりたい!」
というリクエストがお連れ様からありました。
うーん、上高地帝国ホテルは遠いし古いし、温泉は付いてないしなぁ~。
アクセスと設備の整った宿は何処にあるのかしらん?と色々考えを巡らせました。

で、SFに住む年上の友人が、以前言っていたのを思い出しました。
「部屋から谷川岳が見えてキレイだぜ~。
日本で2回以上リピートした宿はアソコだけ&東京からも近いし。」
よし、彼の言葉を信じ(?)、行ってみましょ。

:emojimountain::emojimountain::emojimountain::emojimountain::emojimountain::emojimountain::emojimountain::emojimountain:

オープンして既に10年という、あまりにも有名なこのお宿、
別邸ブームの先駆け&デザイン旅館の走り、という印象しかありませんでした。
おまけに何となく:emojispark:バブリーなイメージが先走り、
ワタシ達には、「縁は無いだろうなぁ」なんて勝手に思っていたんですが。
(実はオープン当時に数回予約を入れたものの、キャンセルに至り)

最初に感想を言ってしまいますと、意外(失礼!)に、
浮ついたとこのない正統派の旅館で驚きました。
客層も年配のリピーターばかりで、とても落ち着いた感じです。

ザ・旅館という感じのアプローチは、
周りの山々と新緑の美しさが素敵でした。

(コンクリ関係は・・・。)

これが噂のアロエ餅だすな。
お着きドリンクは「:emojibeer:一口ビア」でした。ぷはっ。
そうそう、:emojifinger_one:ここんちはチェックインが13時なのです。なかなか無いよねー。

これがあまりにも有名なガラスの回廊ですな。
このイメージ&センスに惑わされ、ちょっと敬遠していたのも確かです。
が、ここだけのことでした。(BLDG全部がこれ系かと勝手に思い込み~)

ラナイの大きなお部屋をリクエストしました。
このお宿の中では、真ん中のクラス?いや、下の方のクラスかも。
でもね、気もち良さそうで惹かれましたのよ。
お宿のスタッフいわく、とても人気あるそうな。

緑に囲まれたラナイの露天からも、しっかり:emojimountain:谷川岳が見えます。
友人よ、ちゃんと確認したわよー。キレイだわよー。


思えば、ず~っとこのラナイで過ごしていた気がします。マイナスイオンが肺いっぱい!
蚊はいなかったけど、夏はどうなんかな?

お部屋は至って和風にて、ベッドはありません。
次の間+リビングもあるし、十分な広さです。(インテリアについては・・・)

さて、:emojionsen:パブリックのお風呂。マガジン等でおなじみ~。

川底方面に下りれば、:emojionsen:足湯もありまっせ。
エステもありまっせ。

ごーごーと川音、そよそよと緑を渡る風。
なかなか素敵なSettingですわ。

広大な敷地をお散歩しやす。
緑の中に現れる談話室(ライブラリー)には、お茶の用意がありました。
冬には暖炉に灯が入るのでしょう。

ワイルドな川沿いを歩いていきます。
足場が悪いので、雨とか雪とか御年を召した方とか、大変そうだわ。

と、いきなり:emojionsen:寝湯(貸切)が現れます。

なんつーか、すっごいSettingです。夜とかこわそー。動物とか出そー。

すっかり癒されモードのお連れ様を一人残し、さっさと引き上げてしまいました。

お夕食は、川沿いのお食事何処にて。
お食事に関しては色々と耳に入ってきて、あまり期待していなかったのですが、
とっても美味しくいただけました。
お連れ様は「今回訪ねた中で一番口にあった:emojiface_glad2:」そうです。


本マグロのお造り、ウマか~でした。

量も間も構成も丁度良くて、すんなり完食。
欲を言えば、益田牛(だったかな?)2切れというのは、ちょっとサミシク・・・。
せめてお一人4切れくらいはぁ。:emojiface_coldsweat:


お部屋に帰ると、ターンダウン終了の気配が。
ちまきが蒸してあり、ハーブ・ティのセットもあり。至れり尽くせり。

朝もたっぷりいただきました。:emojiface_settledown:
「ここの食事気に入った」(BY お連れ様)とのこと。そりゃ、どもでした。


宿好きなオジサマ達のBlogを拝見していても、何度も訪れている方が多いようですし、
この10年で確実にリピーターを増やしているという噂は、どうやら本当のようです。

:emojigoo:宿に偏見を持ってはいかんなぁ~と、今回は思いました。
親戚の叔母様に薦めたいお宿です。

爽やかな初夏の日本、すっかりきっちり堪能いたしました。
次回の日本トリップは、:emojialeaf:紅葉と蟹を目指すべし?

PS>ニッポンは面白い国です。ハワイもよかとこですが~。ではっ!:emojibye:

別邸 回

終わった旅には執着しません。
っていうか、すぐに忘却の彼方にて、
早くも次のトリップに思いをはせている、おバカです。:emojiface_koma:

ワタシは心から尊敬いたします。
数ヶ月前~数年前に遡り、旅日記を書ける人を!
そんな大人にいつかなりたい・・・嗚呼。

なわけで、記憶&気力のあるうちに、ちゃちゃっとやってしまいます。

有難くも(?)「九州編面白かった」というご感想メールをいただきました。
やっぱ日本以外にお住まいの方達からが多かったかしら。
どーぞ、次回の日本トリップの際にご参考くださいませ。
「関東編待ってます」というのも5通いただきました。(ビミョーな数字だわ):emojiface_thinks:

:emojionsen::emojionsen::emojionsen::emojionsen::emojionsen::emojionsen::emojionsen::emojionsen:

爽やかな高原の風に魅かれ、久々に那須高原に向かいました。
早く着きすぎてしまったので、レトロな本館でお茶などいただきました。
細やかで迅速なお心遣いにより、すぐにお部屋を用意してくださいました。まはろー。

緑の小道の先に、オープンして間もない、別邸がございました。
ふつーの別荘のような、超こじんまりの風情です。

緑のLanaiにはカウチが。WeddingのParty用かしらん。
夜は涼しいので、上から暖める式のストーブも。

今年の春~初夏は雨がたっぷり降ったそうでして、一層緑が濃ゆいそうな。
これって、日本中で言われた言葉でしたが。

1階のアートなラウンジからも、爽やかな新緑~。

長~い廊下と長~い階段。エレベーターは無いそうな。
で、いつものお連れ様の台詞:「ふつーBLDGパーミット下りないだろ」
いいの~ここは日本なの~。足腰が丈夫なうちに訪れるの~。(意味無いから無視してね)


お邪魔しやーす。
其の伍というお部屋です。
この鍵の形がキーなのです。(シャレじゃないっすよ)

ラナイからリビング+ダイニングを見たとこ。掘りごたつ式にて快適です。

カウチの形=鍵の形。
シメントリックな構成にて、座り心地も◎。(ちょっと滑るけど)


あ、も一つ和室がぁ。一度も使用しなかった和室がぁ。もったいなー。
週末にて、このお部屋(と其の一)しか空いていなかったもんでして・・・。
ホントは其の三あたりに泊まりたかったのですがぁ。(ぼそっ)

んっじゃ、まずはご一服。
お着き菓子のかすてーらが、シットリ。

お風呂の形=鍵の形。
写真に入りきれないくらいに長~いのです。たっぷりの広さで4~5人くらい入れそう。
寝湯+普通湯=こりゃ最高!
とろとろの源泉かけ流し湯は、御用邸と同じだとか?


ガラス無しの窓は開放的で、新緑も風も気持ちよく~。
写真が上手く撮れなかったのですが、とってもゆったりのバスルームです。

こちらがベッドルーム。天井高っ!
「最近の旅館は何処も良いベッドだから、腰が痛くならない」(By お連れ様)ですと。
そりゃ、ども。

さて、お待ちかねのお夕食。皆さんお目当ての最高・栃木牛!
豆乳しゃぶしゃぶは蕩けるような旨さにて、どんだけでも食べられそうでした。
文句ありませんって。


メイン以外にもフカヒレとか、とっても美味しくいただけたのですが、
なんせ牛肉に気を取られてしまいまして。



食後のじゃこお握り+夜パフェまで、ガッツリ完食!
ラウンジにての、大人のアンミツも◎でした。

朝ごはんの記憶がほとんどありませぬ。
多分、問題なく美味しくいただけと思いますが。すまぬ。

さらりと流しましたが、カップルに人気の「別邸 回」は若々しいお宿でした。
:emojifinger_one:お薦めです。
インテリアに興味ある方は検索してみてください。
そりゃーもー精力的な美しい写真のBlogの数々が・・・!

PS>そろそろハワイネタが恋しいこの頃ですぅ。

さて、小休止。

だだっと九州編をUPしたら、
なんだか魂を持って行かれてしまいましたようでして。

爽やかな貿易風に吹かれ、ぼ~っと水平線などを眺めとりますと、
と~っても遠い国のお話のようでして。(実際遠いけど)

いやー、久々の九州には、すっかりヤラレテしまいましたわ。
もんすごーく、全てが濃ゆ~いのですわ。

人の顔も、もてなしも、緑もしつらいも野菜の味も温泉も、何もかもが濃いっ。
鮨やの醤油までも濃いのですから。

しかし、それは決して「過剰」には結ばれず、
爽やかな誇りとプライドが、通りすがりの旅人に心地よく響いて来ました。

「:emojipunch:このまま勢いで全部UPしちゃえ。それで旅は終了!」などと
お連れ様は気軽に申しますが。

うーん、関東周辺のお宿もなかなか素敵だったのですが、
さすがに濃ゆい九州編の後だと、お気の毒ってことで。

小休止いたしましょ。:emojiface_delicious:

再訪ららら・ 山荘 無量塔

ここまで来たのですから、湯布院を素通りするわけにはいきません。
一時は通い詰めましたっけ。(遠い目~)
で、お連れ様に一応お伺いを入れました。

「何処に泊まりたい?この時期なら玉の湯がキレイだと思うよ」と言うと、
「あそこはもう2回行ってるから、ムラタの方がイイ」ですと。

えっ、むっちゃ意外なんですけど。
以前宿泊した時は、そんなに褒めていなかったような・・・?

よし、「新しく増設した部屋に泊まりたい」とのリクエスト、しかと承りましょー。

なんせ10年ぶりですので、記憶が不確かであります。
こんな感じのアプローチだったかしらん?

マネージャーさんいわく、かなり変わったそうです。
以前は6つのVillaがポツン・ポツンと点在する印象だったのですが。


妙な言い方なのですが、「ムラタってこんなに旅館ぽかったかなぁ」という感想です。
人(ワタシ)の記憶ってアテにならないし・・・ぶつぶつと呟くと、
「10年前と今では感じ方も違うよ」(By オット)ですと。
そう、10年分トシとったのですものね、そりゃ違いますわ。
この10年で、一体何軒の旅館+ホテルを訪ねたことでしょー。オソロシかー。

Tan’s Barは健在でした。
が、観光名所ちっくにて、昼間は外から大勢の旅人が、例のPロール目指して訪れます。
よって、誰も居ない食後に伺いました。

昼間とは打って変わって、静かなひっそりとした雰囲気です。


やはり宿泊客からの要望があり、ゲスト専用の談話室を増設したそうな。
セレクト・ショップもお泊り客のみ可です。

なかなか素敵なのですが、やはり皆さん、Tan’s Barに行かれてしまうようでした。
初めてでしたら、尚更のこと。わかりますわ。


談話室から木立の奥に見えるのが、Tan’s Barです。


外のラナイも落ち着いてイイ感じなのですが、
やっぱりTan’s Barの居心地の方が良いし魅力的ってことで。

新設された4部屋は、敷地のハズレにありました。
階段をトントン上るので、お年を召した方にはお薦めいたしませんです。


お邪魔しや~す。

マガジン等でおなじみのインテリア、初めてって感じがしませんわ。


Deepな緑と空気を感じます。
んじゃー、いつもの乾杯ってことで。

最近何処でも見かけるようになった、
古民家を移築しカッシーナなんかで味付けをするスタイルは、おそらく、こちらが最初では?
で、現在はその進化系にて、北欧アンチックとアジアン・スタイルの融合で、
もうこれは好きとか嫌いとかではなく、「先を走ってるな~」という驚きです。

まさに皆さんが言うところの、「Murata Style」ですわね。
デザイナー任せの安普請がはびこっている中で、こりゃ素直にスゴイですわ。
いえね、ここまでやる~っていう事が・・・好きとか嫌いを越して評価もんです。


長い廊下の脇にはベッド・ルームがあり、
アジアの某リゾートを彷彿させる、シメントリックなシンク+クロゼット、

そして、窓を開ければ露天風の真ん丸お風呂です。マイナスイオンいっぱい。

さて、お食事。
ごろんと昼寝をする場所が、堀りコタツ式に早代わりです。

んーっと、ほとんどお褒めの感想を聞いたことのない、こちらのお食事。
んーっと、以前もこんな感じだったと思います。

「地」のものをサーブすることに、頑なに拘った旅館が多い湯布院周辺でありまして、
色々な場所から美味を取り寄せて客をもてなす方式とは、比較なさらない方が賢明かと。
お魚食べたければ、博多で寿司補給してから来るのが賢明かと。ハイ。


ひとつひとつは丁寧に仕上げてありますが、体に優し系のお料理は派手さはありません。
よって、特に印象も残りません。


朝は食事何処でいただきました。

オットは和食、ツマは洋食をチョイスしました。
洋食といえども、ひりょうずなんかが出たりして、ボリューム満点です。

長々と九州編は、ひとまず、これにて終了。
ホノルル・ネタに戻り、忘れた頃に関東編にリターンします。
ふー、さすがに疲れたので休憩です。

久々の九州パワー、すっかりヤラレテしまいました。素敵でした。

ア・マ・ファソン    九重

九重に行ったら、是非訪れたいレストランがありました。
こちらはオーベルジュとしても有名ですものね。:emojiface_cyu2:どきどきっ。

が、しかーし、ぶーすか異を唱えるオトコが約1名おりました。

なんでこんな所まで来てフレンチなんか食べるんだよー、
こんな山奥にホントに旨い店なんかあるのかよー、
他に客なんかいないんちゃうの?とか・・・。:emojiface_coldsweat:
あの辺りにお住まいの方、ホントご無礼をお許しくださいまし。

界の真隣の敷地にありますので、ぷらぷらーっと歩いて
3~4分ってとこでしょうか。

平日にもかかわらず、11時半になる前から続々と車が入り、
:emojimark_full:既に予約席でびっちしです。すごっ。

山々を遠くに見渡すこじんまりのダイニングは、
美味しいもんを食べさせるぞ~という:emojiheartsmall:イイ気に満ちております。


で、前菜を一口食べたオトコが、「ここ、すっごい旨いじゃん:emoji!:」と一言。
だーかーらー、言ったじゃん!無知な人ってキライさ。ぷんっ。:emojiface_thinks:

松竹梅と3種類のコースがありましたが、夕食のこともありますので、
一番下のコース(2700円だったかな?)をいただきました。
「すげーコストパフォーマンスやなぁ!:emojiface_settledown:」(By オトコ)

ワタクシのメインはオマール、オットはパスタで、パンもスープも美味。
軽やかなソース使い、大層気に入りました。

デザートも素敵でした。

「こんなんだったらDinnerも食べたかったよ!
界とハシゴして連泊すれば良かったなぁ~!」ですと。

お連れ様と言えばハワイに戻ってからも、
「あそこ旨かったな~」と思い出したように呟くほどです。

おそるべし九州編、後一回でオシマイです。

界 ASO

さて、博多でたんまりと寿司補給をしたワタクシ達は、一路阿蘇へと向かいました。
窓からの新緑が眩しすぎるわっ。
考えてみれば、九州を訪れたのはいつも冬にて、この季節は初めてです。
爽やか~な初夏の風に吹かれ、気もちよかー。

ふー、遠かった。やっとやっと到着であります。
ホノルルから遥々来ましたっせ~。


マガジンの写真で見たロビーは、gigantic~な印象でしたが、
実際はこじんまり~とした感じです。部屋数は12ですもんね。

晴れた日には阿蘇山が一望出来る月見台です。
あいにく、この日は晴れながらガスっておりました。(VOG?)


メインBLDGから緑の小道を下ります。
今回は一番端っこのお部屋をリクエストいたしました。

お邪魔しま~す。
シンプルなエクステリア+インテリアですこと。
何となく、どなたかの別荘のよう。落ち着きますわ。

お篭り系のカップル仕様というよりは、家族や年配のカップルにも難なく対応可かと。
良い意味で「ソツなく」まとまっていると思います。妖しさはありません。


んじゃ、到着を祝して、まずはかんぺー。
いつもの、かんぺー。100万回目のかんぺー。
ううっ緑が目に沁みるし。
(※現在はシャンパン・フリー・サービスはありませぬ。)

これこれ、皆さんのBlogでもお馴染みのラナイ+露天風呂~。
これを求めて来ましたのよっ。

やっぱ、素敵だわ。

ジェットバスもあるし、極楽だわ。
贅沢なかけ流しはトロリとした感触で、ちょっと辛目の味がしました。
お肌に良さそうですこと。美人湯?

一風呂浴びたら腹減った~と、一番乗りでレストランに伺いました。
テーブル、カウンター、掘りごたつのシートは来たもん順だそうな。
緑を楽しみたいので、テーブルをチョイスしやした。


実はほとんど食事は期待していなかったのですが、十分美味しくいただけました。
お野菜も地のもんで甘いし、壱岐の島の牛肉は蕩ける様にうまっ!
メタボを忘れていただきましょ。


ポーションも間もイイし、すっかり気持ちよく完食。
あ、もちろんデザート&お夜食のお稲荷さんもガッツリと。


朝も一番乗りのワタクシ達でありました。
たっぷりの野菜からスタート。今日も爽やかな1日になりそうです。

さすがに「飲むヨーグルト」が濃厚ですことっ。
全体的にバランスの取れたお食事だと思います。

ここまで来たら、アソコにも行かねば!と、ランチもしっかりいただきました。
飽食の旅は続きます。