望楼NOGUCHI函館
すぽっと抜けておりましたが、函館に行ったのでした。
が、宿から出なかったので、写真がありません。
妹達は夜景やら朝市やラーメンや観光にいそしんでいましたが、
我々はさくっと翌朝にはチェックアウトしてしまったので。
函館に泊まるのは3度目で10年ぶりくらいかな、
宿選びが難しい場所で、つい洞爺や登別に向かってしまいまして、
タクシードライバーも言ってましたわ、イマイチ素通りされちゃうって。
函館北斗から函館駅に出ず、そのまま他の温泉地に流れてしまうから、
イマイチ盛り上がらなかった@GWさえもって。
うん、わかるわ。
函館の温泉地って、ビミョーに廃れ感があり、そこまで景勝地でも無いし、
大型旅館のビジネスは難しいのではないかな。
その中では野口さんは健闘してるローカル企業で、
最近も廃業した宿をリモデルして新規オープンしてました。
自分の中では野口観光=北海道の星野さんって言う位置付けなんですが、
いや野口さんの方が若干リーズナブル路線ですね。
さて、どうでしょか。
フロント。
後から知りましたが、ここもナカヤマアーキテクツがらみ。
オサレなバー。
お得意のスロープ使い。
ライブラリー。
ラウンジ。
茶室@水盤。うーん、全体的にわかりません。全く落ち着けない。(笑)
趣味がイイのか悪いのか・・・ちょっと苦しい。
展望ラウンジ@津軽海峡ビュー。
だ~っと大風呂、露天から見える飛行機、函館エアポートのそばなのでした。
函館山ビュー。
湯上り1杯。
函館にこじんまりの素敵な宿があれば、訪れてみたいものです。
<続>
天の謌会席
夕食はお部屋のダイニングで。
真蛸の柔らか煮。
名物:野菜十六味取り合わせ。
ジャガイモのすり流し・たらば蟹・アスパラ。
造り盛り。
きんき木の芽焼き。
サーロインのロースト。
たらば蟹の海胆焼き・海苔ソース。
蝦夷あわびステーキ。
大助炊き込みご飯。
止め椀。
桜のブランマンジェ。
ローカルの食材で構成も間もサーブも、非の打ち所がありません。
(失礼ながらそこまで食事には期待していませでしたので)
相方はとても気持ち良く美味しく完走出来たそうです。
が、ワタシは不覚にもほぼいただけず、全て彼の胃の中に。
市販の鼻炎の薬が強すぎたようで、半日味覚を失ってしまいました。(嗚咽)
山葵を舐めても全く味がせず、ダメだこりゃ。
鼻も舌もバカになってしまい、すっかり食欲を失いました。
20数年前にもアメリカの薬が合わず、1ヶ月くらい味覚が戻らず、
10KG痩せてイローゼ気味になった記憶が蘇り、怯えました。
ワタシからベロを取ったら・・・もう湖に身を投げるレベル。
が、翌朝お風呂に入ったら、なんとか80%くらい回復してますた。
朝食は食事処で。
がっつりいただきましたよっ。
朝食もとても美味しく、やはりサーブが完璧で満足と。
ふーごちでした。
旅先で調子悪くなったのなんて、人生初かも知れない。
今まで相方に「気合が足らんっ」って怒ってたの反省するわ、マジで。
イマイチのコンデションで2万円のコースをいただく気にならず、
札幌の一幸さん(2ヶ月前に予約)は、あえなくキャンセル。
5月に花粉症になるなんて、自信喪失。
日本に住めないかも知れない・・・情けなくて、もうダメぽ。
☆しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌は、家族連れでも気負い無くエンジョイ出来る、
ちょうどイイ規模のお宿です。ちなみに相方は今回訪れた温泉宿5軒で、
トータルでココがもっとも好みだったそう。
<続>
しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌
湖畔のレイクサイドヴィラ翠明閣にしようか悩みましたが、
「広い部屋がイイ」というリクエストでこちらに。
エントランス正面のラナイ。
5月の桜が咲いていました。
それでは、チェックイン。
アイヌちっくな?ラウンジ。
オープン当初から多くのブログ記事を拝見していたので、
初めて見た気がしません。
露天風呂つき特別室:和洋室は117平米だそうで、
ハイシーリング&オープンなフロアプランで明るく広々。
このお部屋は人気あるようで、昨年2回ほどトライしましたが、
直前予約だったせいか、いつもSOLDになってました。
今回もシーズンオフなのに、こんなに流行ってる宿は珍しいです。
鶴雅系列はお初ですが、なんか理由わかるわ~。
そこまで凝って居ないけどツボを押さえて、ソツ無くなんでも揃っていて居心地良く、
フィットネス&スパが気に入った相方も2泊したかったそうです。
全体的にビジネス上手なニオイが漂っています、イイ意味で。
カウチ。
二人してハマッタ、マッサージチェア@2機。
湖は見えません。
ツインベッド。
奥に和室。
荷物置き場兼着替え場。
使用せずとも、控えの間があると何となく落ち着きます。
Wシンク&奥が半露天。
一応掛け流しだそうですが、大風呂露天のぬるぬる度には及ばず。
使い勝手の良いキチネット&ダイニング。
フリードリンクのサービス。
ウワサの味噌プリンも。
泡付きプラン~♪
相撲見ながらマッタリ部屋呑みで、
お食事の時間となりました。
支笏湖にて
初めてのしこつ湖です。
ここも毎回何故かドタキャンで、長らくご縁がありませんで。
この日の気温は26度で、霞んでいます。
千歳川にかかる橋。
日本で何番目かの透明度だそう。
当然カヌーでしょ。
いってらっしゃい。
湖から千歳川の源流へ。
つるんとした川面。
気持ち良さそう。
おかえりなさい。
ショートトリップ楽しかったみたい。
透明度は想像以上でした。
きーんとクリスピーな早朝の空気、
朝ジョグにお供。
すっかりお気に入りの環境で、ここは連泊したかった模様。
美しい遊歩道、地元の人達が掃除してました。
朝一はさすがに爆買いツアーの方達も居ません。
がうがう。
昨日の日本のニュースで、
「増税延期で消費が力強さを取り戻すわけではない」とあったが、
確かに先行き不安感は拭えそうもない政策だな。
たった10日余りの滞在でこんな事言うのも短絡的でナンであるが、
日本の地方経済が景気良いなぁと言う印象はありませんでした。
GWの後ってこともあるだろうけど、
東北~北海道の観光地は、何処も閑古鳥が鳴いてるように映りました。
函館のタクシードライバーも、全く期待ハズレと嘆いていていました。
が、支笏湖は爆買いさん達に人気あるようで、意外に賑わっていた。
日本を訪れる海外からの観光客の黄金ルートは、東京~(富士山)~京都~大阪だそうで、
それらに関しては益々ホテル不足で、宿泊料も強気に値上がりそうです。
特に京都の外資ホテルの料金設定は凄すぎて、目を疑いますわ。ホント。
そんだけブランド力を持つエリアなんでしょうね。
坐忘林・連泊
2日目のお夕食は堀コタツの間で。
お預けしていたCAワイン、温度もバッチリでゴキゲンさん。
若干見慣れてきました。
新緑和え。
山川の幸、タラの芽や煮こごり他。
蟹しんじょ+大根のお澄まし。
刺身:平目や蟹他。
ホタテ+ジャガイモの重ね焼き。
時しらず。
長いも。
和牛。
ジャガイモ+昆布ごはん。
この後デザートに続きますが、記憶にありません。
美味しくいただけたけど、初日の方が印象に残りました。
おはよーさん。
朝食は焼き魚等は初日とほぼ同じ。
+ミルク豆腐と、
温野菜は変化あり。
朝食を見る限り、もしや連泊するゲストが少ないのかな?
まったり丸2日、すっかり寛ぎました。
お世話になりました。
開業1年でこの安定感は素晴らしい。
隅々までオーナー氏の思いと美意識が感じられる、
1年を通し美しく快適な日本の宿だと思います。
次回はパークハイアットやリッツの開業に合わせ再訪したいですが、
更に海外からのゲストが増えそうな予感満開。
再びどんこに乗って、
バスに乗り継ぎ、
湖に向かいます。
爽やかな初夏の北海道満喫です♪
坐忘林でお引越し
おはよーさん。
さくっと館内移動日です。
と言っても、すぐ並びですが。
おざましますです。
若干広めなのか、85平米くらいありそう。
和室。
ベッドもセパレートで、
天井も低めで色身も落ち着いています。
Wシンク+トイレ2箇所。
桧露天も離れて見えないタイプ。
内風呂。
なんかのマガジンの表紙と全く同じビュー。
並びなのに、意外に違うね。
真下に流れる川。
※相方のビジネスの札幌在住のお客さんが、早々に訪れるそうなんで、
一応フロアプランをUPしときます。
女性二人とか、家族ならこちらね。
我々の好みは、かっぽー向きのこちらかな。
甲乙付けがたし。
ですが、やっぱ羊蹄山ビュー(雪輪)に軍配か。
おまけ:オッサンの肌、無駄につるつる。(笑)
今回は5箇所の温泉でふやけますた。
☆おまけ:海外ツーリスト好みのお宿に選ばれてますね。
6 beautiful hotels outside of Tokyo
http://en.vogue.fr/lifestyle/travel/diaporama/the-best-hotels-in-japan-ryokan-kyoto-matsuyama-niseiko-kansai/26687#les-meilleurs-hotels-au-japon-ryokan-kyoto-matsuyama-niseiko-kansai-16
お次の日本トリップのお楽しみは、アマネムと強羅花壇の離れかな~?
安藤さんのとこは泊まりたい部屋の風呂が温泉じゃなくて、ちょっと残念。
<続>
坐忘林でお食事
夕食の時間となりました。
地階のレストラン。
沼ビューの半個室。
読めないメニュー。(笑)
一瞬不安になりましたが、全部美味しくいただきました。
ローカルの若いシェフの創作は丁寧で面白く、ぴたっと味が決まってます。
酒器色々。
野みつば・つまみ揚げ。
一口目から、「ここうまいな」(By 相方)ですと。
蟹の新緑和え。
焦がしガーリックの薬味がイイ感じ。
沢煮仕立て。ぱきっとしたお味。
真いわし。とても新鮮。
かわはぎ、ほっき、ぼたん海老。
アスパラと白魚の煮びだし。
これは見た目と違い、洗練のお味。
ワインリストも充実してました。
かわはぎとクレソンはエスニック調。
アジアのゲストが多いから、喜ばれそうな一品。
山の幸のおひたし。
葉包み。
蕩ける和牛、噛むほどじんわり。
新ショウガ&蛸の炊き込み?記憶なし。
デザートはラウンジで。
アイスとケーキが手抜き無しで旨かった(そうです)。
間が完璧で、ここのスタッフの注意深く見てます感が半端無い。
相方いわく「投げやりな人が一人も居ない」って、当然じゃん。
日本のサービス業でヤル気無くて気が利かないと、相当目立つよ。即クビでしょ。
おはよ~さん。
朝一風呂。
昨日と同じ席。余一のリンゴジュース。
朝食は至ってシンプル。
卵焼きや海苔や焼き野菜、
サーモンなぞ。
今日もイイ天気♪
気持ちイイ2泊目です。
Zaborin
坐忘林は全15室で、景色もインテリアも少しずつ異なります。
隣の部屋と壁は繋がってなくて、全て独立した造りです。
部屋選びに悩んでいたところ、
相方から「折角だから2部屋試してみれば」と提案あり、珍しく連泊しました。
事前にスタッフに訊ねたのですが、お高いくて広い部屋が景色が良いとは限らず、
とりあえず畳み敷きでは無くベッドで、朝陽が昇るのが見えて、
明るくて抜けのある、山の見える部屋をリクエストしました。
おそらく一番りーずなぼーなタイプではないかな。
それでは最初のお部屋、おざまします。
リビングにチェイスが2台。
シンプルなフロアプランで70平米くらいだと思いますが、
ハイシーリングで壁が無いので、実際は広く感じます。
ベッドルームにもカウチ。
キングベッド。
端から端までラナイ。
リビングから丸見えの露天。
どっしり巨岩風呂。
初めての不思議な湯質。
内風呂も掛け流し。
シングルシンク。
これまた贅沢なsetting.
春夏秋冬、素敵そう。
正面には美しい山々、手前には川が流れ、
そして、くっきり蝦夷富士。
想像通りのとてもイイお部屋です。
難は二人一緒にTVを見にくいこと。(笑)
部屋呑みして、お食事に向かいます。
おまけ:ホームメイドのチョコ&おせんべも美味でした。
夕食もイケルんちゃう?
☆アジアの富裕層に人気あるらしく、スキー目的の冬季は満室だったそう。
https://www.instagram.com/explore/locations/840224951/?hl=ja
私達が伺った閑散期も日本人より<外人客の方が目立ちました。
坐忘林
石狩湾を横目に、鉄子の旅は続く。
小樽からドンコで1時間余り、
くっちゃん到着。
宿のエントランス。
アンヌプリ。
フロント&ロビーヘ。
暖炉。この日の最高気温は27度でした。
カウチ。
コンクリート、黒石タイル、スティール、錆び鉄、古材+ラスティックなエッセンスを一振り、
中山さんお得意のマッシブでソリッド、マスキュリンな仕上がり。
マテリアル&光の存在感が真骨頂。
フォーカルポイントが一々決まってる。
ラウンジ。
ライブラリー。
ロビー棟のラナイへ。
きーんと雪解けの水面が美しい沼と川。
想像以上のスケール感と環境。
水、山、林、草原・・・あまりにも整いすぎて、荒野を切り開いたとは思えず。
羊蹄山ビュー。
水墨画に見える館内の写真は英国人プロデューサーによるもの。
アートギャラリーのように、ひっそり静か。
スロープ使いは「群来」他を彷彿。
北海道を代表する建築家ですから、知らず知らずのうちに幾つかの作品に触れてました。
某アートディレクター氏によれば、「西のアマネム、北の坐忘林」だそうで、
開業1年余りで早くも海外にも知るところとなり、外人ゲストが多い模様。
ニセコ周辺は特にオーストラリア人が好むエリアで外資のコンドも林立しているが、
リッツカールトン及びパークハイアットのレジデンスも建設予定で2020年開業を目指す。
先の話だが、2030年には北海道新幹線も全線開通で、
倶知安駅にも停まるとなれば、なんかスゴイ事になりそうな予感する。
もしその頃生きてたら、変り様を見てみたいもんです。
それでは、お部屋に。