私たち20年かけて、日本全国目ぼしい温泉には行き尽くしの観がありますが、ココはなかなかでありました。何がスゴイって、そのロケーション。夜二人ぼっちだと、ものすごーーく怖いくらいにワイルドなセッティングなの。ひたすらに谷底に下りて行きます。ワタシの両親と一緒だったのですが、こりゃー足腰弱くなる前に来て正解かも?なんちって。
ちなみにオールお風呂(3種類)は貸切なので、もったいないなぁと貧乏性になってしまったほど。
先にはもう一つ露天があって、脇を渓流がごーごー流れます。星がとってもキレイでした。deepな温泉を極めたいアナタにお薦めです。(土湯温泉・「里の湯」)※プリンス&マサコさんもプライベートでいらしたそうだけど、お二人でこのお風呂入ったのかしらん?
いきなり那須に飛びます。秋晴れの那須連山。「二期倶楽部」の敷地内のライス・テラスから。ここんちについては既に多くの皆さんがぶろぐで紹介しているので、今更という感じではありますが、ちょっぴり触りだけね。
二期倶楽部と言えば、オープンして20年経つらしいですが、敷居の高い会員制だった頃は恐れ多くて近寄れませんでした。ホント。で、その後、コンラン侯のデザインで数年前にビラが建ち、若い人たちも気軽に訪れるリゾートに変身。以前からのお客様たちには、本館の方が落ち着けて断然に人気であるとか。ちらっと拝見しましたが、確かに建設費も段違いに本館の方が上かも。(いやーね、商売人って。おほほ)
林の中に突如現れる小さな露天風呂。東館の大きなお風呂(スパ)はなかなか良かったものの、おばちゃん軍団に占領されて早々に引き上げました。ま、ワタシもおばちゃんだけどさ。「オトコ風呂は俺一人で最高だったぜ!」ですと。そうなんですよね~。ゲストは女性8男性2の割合とお見受けしましたので、女性用スパを広めにして欲しかったり。(東館の湯質は感激しました。お肌がすべすべっになる真っ赤な御湯)
本館のレストラン。あらら、意外にも思ったよりフォーマル?男性は皆さんジャケットをお召しで、オットだけtシャツ姿でした。(^^;)
色々と辛口のご意見が聞こえてきましたので、お食事は全く期待していませんでした。が、それなりに美味しくいただけましたよ。残念ながら、ワタシのチョイスしたコース最後の鴨は失敗でしたが。オットの子羊は○。ワインリストはお高いものだけラインナップ。ちょっと驚き。
落ち着けるバー。バーテンさんもプロフェッショナル。スタッフの方達は文句のつけようの無いくらいに、皆さん誇りを持ってきびきび。細かいリクエストに淀みなく応えてくださいました。ここ以外でも感じたのですが、日本のサービス業に携わる人たちの年齢層って30代maxという感じ?若い人が目立ちますよね。私らの世代のスタッフは何処に?
ところで、ワタシはここのブラックリストに載ってしまったのではあるまいか?(^^;)だって、3回も部屋チェンジしてもらったんですもん。最初の部屋は暗くてじめっとしていて×→次のライステラスビューの部屋のlanは潰れていて×→最終的には日当たりの良いコートビューで◎。他の方のぶろぐで「コートに面した部屋はプライバシーが無い」と読んだ記憶がありますが、現在は植樹もうまく茂り、日当たり良好で見せてもらった3部屋の中でベストに感じましたが。
お部屋のラナイから紅葉。私たちは一番小さいタイプでしたが、ここはちょっと張り込んでメゾネットにするべきかも。
大好きなコンラン侯のエッセンス・・・わかりませんでしたもん。狭いお部屋にコンランお見立ての家具を詰め込んだという印象しか残らず、シャビーな引き戸は好きになれず。いかんせん、狭すぎ。
ウエルカム・シャンパンとアミューズ。冷蔵庫の中身はコンプメンタリーでした。今回は10月下旬の金曜日ということで、最後の一部屋をギリギリにゲット。次回訪れるとしたら、やはり天井の高いメゾネットをリクエストしたいものです。「もう一度訪れる価値のあるお宿」とオットからも◎の評価が。ハイ、ここは是非、初夏か紅葉の時期に再訪したいもんです。