川上庵
いやー、やっぱスゴイね、TVのチカラって。
まだ予告段階なのに、一夜にして、ブログのアクセス急上昇だわよ。
「レヴォ 富山」 「がらく」 「リトリート」で検索多々あり、
そのうち予約取れなくなったりして?
お願いだから、☆とかもらわんといてー。(笑)
*****
軽井沢のメシですね。
相方が外でちょい呑みしたいと言うので、散歩がてらぶら~っと。
べたですが、蕎麦ダイニングにお連れしました。
ここは何食べてもハズレ無し繁盛店だけに、
コンシェルジュに予約してもらったら、イイ席でした。
ビア&突き出し@お疲れちゃん。
旅もそろそろお終いね。つつがなく楽しく〆です。
アテ:鴨。
豆腐3種。
朝採れ野菜のさっれ。
カジュアルなチリワイン。調子出てきた模様。
餡かけ出し巻き。
かりかり塩チキン、うま。
最後は天ぷら盛りと、
せいろで〆。
うーん、ごちでした。なんだかんだ言って、私たちはこんなご飯が好き。
黄昏時も素敵♪
レトロなバーに寄ってみた。
ジントニック1杯。
いきなり、森瑤子氏の万平ホテルのバーの話を思い出した。
幽霊エッセイ、こえーっ。
そうなの、軽井沢は「出ること」で有名なのよー。
アタシは霊感消滅したんでOKでしたが、クラッシックホテルの夜は怖いで。
おやすみなさいまし。ZZZZ….
<続>
コテージ@万平ホテル
当日は全館満室ということで、コテージ泊でした。
二人用のこじんまり1ベッドルームです。
まん前に車も停められます。
素朴なエントランス。
おざましますです。
昭和レトロなリビング&ダイニング。
冷蔵庫の真裏がキッチン+洗濯機&ドライヤーが見える。
フライパン等、一応なんでも揃っていました。
が、なんでこんな場所にいきなり冷蔵庫あるの?って相方が不満気。
おそらく最初は小ぶりな冷蔵庫がキッチンにあったのでは。
至って普通のバスルームはシャワーブースあり。
至って普通のベッドルーム。
ソファ。
ベッドルームから。
ラナイヘ。
お隣さんは2階建ての2ベッドルームで吹き抜けあり、
そちらの方が開放感&若干インテリアもモダンな様子。
相方は酷評してたけど、そう悪くないよ。
そりゃー昨年のザ・プリンス・ヴィラと比較したら、かなり見劣りするが。
独特の居心地の良さ&空気感。
ワタシは嫌いじゃなくてよ。
本館へのアクセス。
それでは外にご飯食べに行こっと。
<続>
万平カフェ
ハワイを発つ直前に、相方がアウトレットに行くと言い出し、
熱海のニュー宿をキャンセルし→いきなり軽井沢です。
我々には珍しく、クラッシックホテル泊。
何故かと言うと、真剣に何処も空いてなかったから。
泊まりたい宿は、何処もSOLD OUTで、
あったとしても、法外な値段で諦めモード。
爽やかな風薫る5月の第三土曜日、結婚式ラッシュど真ん中なんですって!
OMG!
昨年5月にリニューアル・オープンしたカフェ、素敵ね。
もろ観光名所ちっくな模様で、昼間はツーリストでいっぱい。
ジョン&ヨーコの愛したアレね。ロイヤル・ミルクちー。
でもスタッフいわく、これでもスローなんですって。
そー言えば、昨年の夏に訪れた人のブログ見たら、行列待ちしてたわ。
7~8月はカキイレドキですもんね。
人気のラブシート♪
チェアはわりとチープ、いやカジュアル路線。
さすがに朝は、ひっそり静か。えー感じやん。
軽井沢は数えきれぬほど訪れてるが、もしやbest of best seasonでしょ。
が、やっぱこの人、古いの苦手だったみたいね。(苦笑)
「値段に見合ってない」と関西人はシビアな感想だ。
「このホテルはカフェと土産もんやとレストランだけでやってけるな」ですって。
ふむ、確かに。
でも、シーズンオフで積雪あると、カフェも寂しくなるんじゃね?
実はこちらも2つも結婚式入っていて、空室無しでしたのよ。
で、わざわざ国際電話かけて交渉しましたのよ。
最高に快適な新緑シーズンだけど、5月の週末の軽井沢、やばしっ!
まあ、確かにクラッシック&ノスタルジックな。
味あるよ、うん。
「昔の寄宿舎みたい」(BY 相方)ですと。
軽井沢彫り、キュートじゃん。
「ほんまに泊まってたんやな」・・・あんさん何を今更、失敬な。
「俺はジョンよりポールのファンやけど」・・・はいはい。
それでは、チェックイン。
<続>
小布施堂本店
本来なら、こちらの「蔵部」で夕食でしたが、
現在はランチのみ営業と言うことでキャンセル。
で、急遽夕食を用意してくれるとの事でしたが、少々不安が過ぎる。
本店の正面は閉まってるから裏口からどうぞ~って言われたのですが、
方向音痴で辿り着くかな。
もろ和菓子屋の裏口じゃん。(笑)
で、奥には、オサレな空間。
ぺろんとしたお品書き。
宿泊者のみに用意してくださったそうですが。
この日は3組6名様のみでした。
まずは、アスパラの素麺。わ、美味。
なにココ、期待出来そう。
筍餅の椀物。きりっとお出汁、旨い。
信州ワイン+アテ。
鯛のお造り。繊細でセンス良い。
この辺りで全不安払拭な二人でした。
焼き胡麻豆富。とろ~り深みのあるお味。
ホント、丁寧にこさえてる。
花山椒の香り鍋。
これはCAワインの出番ね。
木の芽和え。
牛肉の味噌焼き。
じゃこご飯。
宮崎マンゴーのデザート。
テンポ&構成&ポーションの収まりが良く、気持ち良く完食。
季節感&ローカル感を大事にしつつ、
繊細な仕事していて、良い意味で裏切られましたわ。(全く期待してなかったので)
和菓子屋さんで、このレベルの食事を用意出来るって少々驚き。
ご馳走様でございました。
夜道を歩き到着。お休みなさいませ~。
おはよーさん。朝は真ん前のイタリアン・レストランで。
朝も夜も驚くほど人が居なくて本当に静かですが、
昼前には栗菓子目的の団体バスが乗り込み、いっきに喧騒に。
善光寺の御開帳だっただけに、その流れかもね。
オサレな店内。こちらも朝は宿泊者専用。
6組居たので、昨夜は満室だったと判明。
一人旅の女性もちらほら。この宿、一人旅似合うと思うよ。
てきとーに放っておいてもらえるし、分食システムで気楽。
一人なら地元の蕎麦屋で軽くって言うのもアリでしょ。
今日もイイ天気。
日本のラテ好き。
枝豆ポタージュ。「ウマイなぁ」(BY 相方)
ヨーグルト&おぱん。
ワタシはイタリアン・オムレツ。
相方はベネディクト。
とろり~加減はイマイチですが。
面白かったな、小布施。
実際は計算尽くでドミネイトされているんだけど、
自由に町を彷徨ってるような錯覚がイイ。
たった1泊だったけど、思いがけずエンジョイしまくり。
さすがcity planのお手本にされるだけあり、誰かに紹介したくなる場所でした。
長野に出て、
まだまだ旅は半分も終わってませんが、
ちょっと休憩。
お次は、相方LOVEな宿、8年ぶりの再訪です。
そのうち<続>
suite @ Masuichikyakuden
枡一客殿の5室はそれぞれ異なるデザインですが、
それ以外にもう一部屋、普段は表に出てないスイートが存在すると、
約3名の方のブログで拝見して、是非泊まってみたいと直で伺いました。
で、快諾してくださり、お邪魔いたしました。
階段を上り、ちょっと隠れ部屋ちっくです。
オーナーの書斎という風情。
建築関係の蔵書が多かった。オーナー氏、研究熱心だもんね。
ミニバー&ラナイ。
部屋の大きさに対して家具がごっつい印象だけど、
おそらく蔵にあった樽かなんかで造ったのかな、思い入れを感じます。
ベッドルーム。
あえて暗くしたのは、成田から直行で時差ぼけで眩しいのはイヤって、
デザイナー氏の意向ってまじかー?(笑)
今回モーフォードの光と影を確認したくて、
事前にパークハイアット(もれなくスイート半額セールちう)を予約してたのに、
新宿は不便ってことで、相方がキャンセルしちゃった。残念。
一見キラキラなシンク&バスルームですが、実際そうでもない。
動線も使い勝手もイイよ。
悪評高きガラスのお風呂。「えっ悪くないよ」って相方の感想ですが、
佐藤かしわさんの奥様も「これはいただけない」って、コメしてた。
オーナーいわく、石や木の風呂だと旅館になってしまうからって。
ふむ、わかるようなわからないような?
ここまで来たら、何処までも好きを通すのもよかろう。
自分の宿だ、誰も文句も言うまい。
確かにオーナー&デザイナーの美学&理念が隅々まで感じますが。
千曲川までジョグって気持ちよかったって。
朝はひんやりしてて、昼も最高気温は25度程度で爽やか~♪
GW後の日本LOVE!(花粉もないしね)
温泉も無いのに、どーしてそんな処に泊まるの?って、
ぶーすか言ってたけど、意外に気に入った模様。
だからー、好みの宿だと思うよーって予言してたでしょ。
彼は緊張感のある宿が好きだけに~。
でか過ぎるキー、これこそアカンやろ。北斎LOVEなのは、わかるが。
シリーズで旅すると、こんな変り種も楽しい。
ミョーな魅力あり、一度は泊まる価値あるかと。
日本人は1泊が多いけど、海外からのツーリストは連泊して観光拠点にしてる。
ニッポンのスモール・ラグジュアリー・ホテルの評判は上々。
それでは、ごはんへ。
<続>
枡一客殿
今朝のレートは、$1=125.54円。
大台来たねーっ。13年ぶりですってよ!
ところで、昨日のNHK衛星ニュース見た?
『消費額は2兆円超 1300万人の“爆買い”外国人観光客』
日本国内に落とされたお金は、前年と比べて43.1%増の2兆278億円。
14年度の国の予算(一般会計)95兆円の2%に及ぶほどだ。
ここ数年、新緑&紅葉の時期に日本をシリーズで旅してるけど、
行く先々でガイジンツーリスト激増なのを、肌で感じまくってますもの。
以前は東京~京都~大阪~広島くらいだったのが、今ではどんな田舎でも見かける。
それにしても2兆円って、すげーっ。
オリンピックまで年間2000万人&消費4兆円が目標らしいが、アベちゃん大丈夫?
急激な円安だけに、じゃんじゃか外貨落としてくれると思うが・・・。
******
それではチェックイン。
酒蔵のような地味目なファサード、もろガイジン好みだわよね。
アメリカ人のレビューを見たら、皆さん爆褒めしてた。
モーフォード自身が日本で泊まりたい宿をデザインしたのだから、
当然と言えば当然でツボなるテクがいっぱい。
一歩入ると別世界。
ひんやり+ひっそり、静けさが漂う。
客室棟へ。
移築した大きな蔵が3棟。
読書室。
ワインや日本酒の会も開かれるそう。
白壁VS黒鉄のコントラストがイイね! by相方。
私と違い全く予備知識無しで訪れたので、相方は驚いてた。
蔵の外観に反してモダンなテイスト、写真だとやり過ぎに見えたけど、なじんでる。
池&フロント棟。
蔵の奥に迷い込んだ感じ。
実際に訪れると独特な空気感。
町から宿へと自然に引き込み、ちょっと突き放す感じが面白い。
大人のテーマパークって誰かが書いてたけど、なんかわかる。
あざとく誘導されちゃったではないか。(笑)
閉鎖的で開放的、
スタイリッシュでコンセプチャル&フォーカルポイントもばっちり。
デザイナーがとても上手い仕事したと、オーナー氏が語るだけあるわ。
たった5部屋のちっぽけな宿だと想像してたのだが、実は真逆だったり。
“A great introduction to Japan”ってロンドンのカップルの感想だけど、
まさにそんな感じ。すんなりと入って行ける。
それでは、お部屋に。
<続>
小布施
北陸に行く前に1クッション入れたくて、小布施に寄り道です。
美しい山々を望む小さな駅舎。
映画のセットのような町並み。
緑の配置も上手で、コンパクトながらまとまってる。
いかにもガイジン好みなSetting。
閉店30分前に伺ったら、例の如くアジアン・ツーリストが爆買いしてた。
この菓子屋の一日の総売り上げ、思わず皮算用してしまった。(笑)
5月でこの調子なら、秋の栗のシーズンはやばそう。
栗の小径。
栗の木をレンガ風に敷き詰めて。
微妙にカーブつけて、わざとランダムにしたんでそ?
City Planは by 東大の先生だったかな。
一見さりげなく、しかし注意深く町並みの修景が行われている。
いつも相方が質問する。
「どーして長野は他の田舎と違って垢抜けてるの?」って。
素朴な疑問だが、どーしてかな?
宣教師が入って来て、避暑地の文化もあり、もともと西洋人に好まれる土地柄であるが、
確かに全然違うよね。
意識高い系の人が多いのは、はっきりわかるけど。
小布施と言えば、栗栗栗ですが・・・
そして、何故か北斎。
その昔豪農であった何代目かの御当主が、北斎のパトロンだったそうな。
その方の末裔が営むお宿。
宿好きな方達には、つとに有名ですものね。
デザイン担当はジョン・モーフォード氏で、
彼の受けた仕事で一番小さいものと言われていますが、
小布施を訪れてインスパイアされて快諾したとか。
ず~っと泊まりたかった宿、興味津々です。
<続>
☆PS>人気の観光スポットなのに、何故に人っ子一人写ってないかと言うと、
午後5時を過ぎると店仕舞いで町から人が消えるから。朝も同じく人が居ません。
わずかに5部屋のみなので、小さな町は貸切のようなもの。気に入りました。
著莪の里ゆめや
夕食は本館でいただきました。
私達、部屋出し苦手なもんで・・・。(匂いこもるし)
純和風の数奇屋。
テーブル個室:正座ダメな相方にはよろし。
秋のメニュー。
達筆お品書き。
とろろゼリー寄せ、鯖かな?(失念)
前菜色々:蓋付きには煮蛸。
ずわい蟹。
河豚さし。
お造り:日本海はすぐそこだけに。
パルメイヤーがお似合い♪
お祝いケーキ仕立て@出汁巻きエッグ。
のどくろ。
鯛かぶら蒸し。
ご存知、ゆめや饅頭、中身は海胆たっぷり。
新潟和牛と牛蒡の煮込み?
シェフ御任せメニューは量が多すぎると思い標準をオーダーしましたが、
相方はもっと食べられたみたい。ワタシには丁度イイ量でしたが。
ごはん。
記憶にございません。(笑)
ばたんきゅー。
おはよーございます@ラウンジでこーしーを。
この宿、母親世代に人気あるようで、おばちゃん率高し。
おそらく10対1くらいで、女性比が多い。よって大風呂はパスしました。
朝からごちやな。牡蠣グラタンってことは、
やっぱ朝ビでしょ。ネット予約特典で無料でした。(嬉)
とろとろ湯葉~あったまる。
カレイは傍で炭焼きしてくれます。美味。
ふーごちでした。安定した正統派旅館のお食事でありました。
が、前回雪の頃に訪れた印象では、お魚類が更にパワフルだった記憶あり。
癒しの宿は沁みるね。
全くキャラの異なる宿のハシゴ、新潟おもしろかったなぁ。
えちごビアを飲みつつ、ゆめやさんの用意してくれた弁当をたいらげ、
お次のお宿へ。
☆豊穣なる実りの秋、どちらさんもイイ旅を!
<続>
ゆめや 離れ舎
相方の好きな宿、15年振りに再訪です。
本日は本館ではなく、
数年前に出来た離れ。
おざましますです。
長いダイニングテーブル&キッチン。
2階にも、
小さな和室。
下には和室と、
落ち着くベッドルーム。
床暖房の土間+暖炉。
それでは外に。
裏山の見える広い庭。
裏山のトレッキングコースはなかなか難所だったけど、
最高のビューだったそう。(By 相方)
住めそうな感じ。屋根には芝とにじり草で緑化。
デザインを担当した建築事務所のブログを見たら、
『オーナーから与えられたコンセプトイメージは、
孫が祖父母の昔の体験を聞きながら楽しく過ごせる、
3世代で利用出来る別荘の様な施設』だそうで、見事に成功してますね。
私だったら段差をつけず、畳の部屋をカウチのあるリビングにしてしまうけど、
これはこれでOK。家族でステイするには快適です。
温泉LOVE!
24時間滔々と流れます。もったいないぞ。(笑)
ふー極楽。
ばななさんも離れが気に入り、ヘビーリピートのご様子。
そーいえばヨン様もオシノビで泊まられたそうな・・・。
居心地の良い空間でまったり至福の時。
ニッポンの至極は温泉にあり。
<続>