日々旅暮らし

ほろほろ旅人生・島暮らし

さて、小休止。

だだっと九州編をUPしたら、
なんだか魂を持って行かれてしまいましたようでして。

爽やかな貿易風に吹かれ、ぼ~っと水平線などを眺めとりますと、
と~っても遠い国のお話のようでして。(実際遠いけど)

いやー、久々の九州には、すっかりヤラレテしまいましたわ。
もんすごーく、全てが濃ゆ~いのですわ。

人の顔も、もてなしも、緑もしつらいも野菜の味も温泉も、何もかもが濃いっ。
鮨やの醤油までも濃いのですから。

しかし、それは決して「過剰」には結ばれず、
爽やかな誇りとプライドが、通りすがりの旅人に心地よく響いて来ました。

「:emojipunch:このまま勢いで全部UPしちゃえ。それで旅は終了!」などと
お連れ様は気軽に申しますが。

うーん、関東周辺のお宿もなかなか素敵だったのですが、
さすがに濃ゆい九州編の後だと、お気の毒ってことで。

小休止いたしましょ。:emojiface_delicious:

再訪ららら・ 山荘 無量塔

ここまで来たのですから、湯布院を素通りするわけにはいきません。
一時は通い詰めましたっけ。(遠い目~)
で、お連れ様に一応お伺いを入れました。

「何処に泊まりたい?この時期なら玉の湯がキレイだと思うよ」と言うと、
「あそこはもう2回行ってるから、ムラタの方がイイ」ですと。

えっ、むっちゃ意外なんですけど。
以前宿泊した時は、そんなに褒めていなかったような・・・?

よし、「新しく増設した部屋に泊まりたい」とのリクエスト、しかと承りましょー。

なんせ10年ぶりですので、記憶が不確かであります。
こんな感じのアプローチだったかしらん?

マネージャーさんいわく、かなり変わったそうです。
以前は6つのVillaがポツン・ポツンと点在する印象だったのですが。


妙な言い方なのですが、「ムラタってこんなに旅館ぽかったかなぁ」という感想です。
人(ワタシ)の記憶ってアテにならないし・・・ぶつぶつと呟くと、
「10年前と今では感じ方も違うよ」(By オット)ですと。
そう、10年分トシとったのですものね、そりゃ違いますわ。
この10年で、一体何軒の旅館+ホテルを訪ねたことでしょー。オソロシかー。

Tan’s Barは健在でした。
が、観光名所ちっくにて、昼間は外から大勢の旅人が、例のPロール目指して訪れます。
よって、誰も居ない食後に伺いました。

昼間とは打って変わって、静かなひっそりとした雰囲気です。


やはり宿泊客からの要望があり、ゲスト専用の談話室を増設したそうな。
セレクト・ショップもお泊り客のみ可です。

なかなか素敵なのですが、やはり皆さん、Tan’s Barに行かれてしまうようでした。
初めてでしたら、尚更のこと。わかりますわ。


談話室から木立の奥に見えるのが、Tan’s Barです。


外のラナイも落ち着いてイイ感じなのですが、
やっぱりTan’s Barの居心地の方が良いし魅力的ってことで。

新設された4部屋は、敷地のハズレにありました。
階段をトントン上るので、お年を召した方にはお薦めいたしませんです。


お邪魔しや~す。

マガジン等でおなじみのインテリア、初めてって感じがしませんわ。


Deepな緑と空気を感じます。
んじゃー、いつもの乾杯ってことで。

最近何処でも見かけるようになった、
古民家を移築しカッシーナなんかで味付けをするスタイルは、おそらく、こちらが最初では?
で、現在はその進化系にて、北欧アンチックとアジアン・スタイルの融合で、
もうこれは好きとか嫌いとかではなく、「先を走ってるな~」という驚きです。

まさに皆さんが言うところの、「Murata Style」ですわね。
デザイナー任せの安普請がはびこっている中で、こりゃ素直にスゴイですわ。
いえね、ここまでやる~っていう事が・・・好きとか嫌いを越して評価もんです。


長い廊下の脇にはベッド・ルームがあり、
アジアの某リゾートを彷彿させる、シメントリックなシンク+クロゼット、

そして、窓を開ければ露天風の真ん丸お風呂です。マイナスイオンいっぱい。

さて、お食事。
ごろんと昼寝をする場所が、堀りコタツ式に早代わりです。

んーっと、ほとんどお褒めの感想を聞いたことのない、こちらのお食事。
んーっと、以前もこんな感じだったと思います。

「地」のものをサーブすることに、頑なに拘った旅館が多い湯布院周辺でありまして、
色々な場所から美味を取り寄せて客をもてなす方式とは、比較なさらない方が賢明かと。
お魚食べたければ、博多で寿司補給してから来るのが賢明かと。ハイ。


ひとつひとつは丁寧に仕上げてありますが、体に優し系のお料理は派手さはありません。
よって、特に印象も残りません。


朝は食事何処でいただきました。

オットは和食、ツマは洋食をチョイスしました。
洋食といえども、ひりょうずなんかが出たりして、ボリューム満点です。

長々と九州編は、ひとまず、これにて終了。
ホノルル・ネタに戻り、忘れた頃に関東編にリターンします。
ふー、さすがに疲れたので休憩です。

久々の九州パワー、すっかりヤラレテしまいました。素敵でした。

ア・マ・ファソン    九重

九重に行ったら、是非訪れたいレストランがありました。
こちらはオーベルジュとしても有名ですものね。:emojiface_cyu2:どきどきっ。

が、しかーし、ぶーすか異を唱えるオトコが約1名おりました。

なんでこんな所まで来てフレンチなんか食べるんだよー、
こんな山奥にホントに旨い店なんかあるのかよー、
他に客なんかいないんちゃうの?とか・・・。:emojiface_coldsweat:
あの辺りにお住まいの方、ホントご無礼をお許しくださいまし。

界の真隣の敷地にありますので、ぷらぷらーっと歩いて
3~4分ってとこでしょうか。

平日にもかかわらず、11時半になる前から続々と車が入り、
:emojimark_full:既に予約席でびっちしです。すごっ。

山々を遠くに見渡すこじんまりのダイニングは、
美味しいもんを食べさせるぞ~という:emojiheartsmall:イイ気に満ちております。


で、前菜を一口食べたオトコが、「ここ、すっごい旨いじゃん:emoji!:」と一言。
だーかーらー、言ったじゃん!無知な人ってキライさ。ぷんっ。:emojiface_thinks:

松竹梅と3種類のコースがありましたが、夕食のこともありますので、
一番下のコース(2700円だったかな?)をいただきました。
「すげーコストパフォーマンスやなぁ!:emojiface_settledown:」(By オトコ)

ワタクシのメインはオマール、オットはパスタで、パンもスープも美味。
軽やかなソース使い、大層気に入りました。

デザートも素敵でした。

「こんなんだったらDinnerも食べたかったよ!
界とハシゴして連泊すれば良かったなぁ~!」ですと。

お連れ様と言えばハワイに戻ってからも、
「あそこ旨かったな~」と思い出したように呟くほどです。

おそるべし九州編、後一回でオシマイです。

界 ASO

さて、博多でたんまりと寿司補給をしたワタクシ達は、一路阿蘇へと向かいました。
窓からの新緑が眩しすぎるわっ。
考えてみれば、九州を訪れたのはいつも冬にて、この季節は初めてです。
爽やか~な初夏の風に吹かれ、気もちよかー。

ふー、遠かった。やっとやっと到着であります。
ホノルルから遥々来ましたっせ~。


マガジンの写真で見たロビーは、gigantic~な印象でしたが、
実際はこじんまり~とした感じです。部屋数は12ですもんね。

晴れた日には阿蘇山が一望出来る月見台です。
あいにく、この日は晴れながらガスっておりました。(VOG?)


メインBLDGから緑の小道を下ります。
今回は一番端っこのお部屋をリクエストいたしました。

お邪魔しま~す。
シンプルなエクステリア+インテリアですこと。
何となく、どなたかの別荘のよう。落ち着きますわ。

お篭り系のカップル仕様というよりは、家族や年配のカップルにも難なく対応可かと。
良い意味で「ソツなく」まとまっていると思います。妖しさはありません。


んじゃ、到着を祝して、まずはかんぺー。
いつもの、かんぺー。100万回目のかんぺー。
ううっ緑が目に沁みるし。
(※現在はシャンパン・フリー・サービスはありませぬ。)

これこれ、皆さんのBlogでもお馴染みのラナイ+露天風呂~。
これを求めて来ましたのよっ。

やっぱ、素敵だわ。

ジェットバスもあるし、極楽だわ。
贅沢なかけ流しはトロリとした感触で、ちょっと辛目の味がしました。
お肌に良さそうですこと。美人湯?

一風呂浴びたら腹減った~と、一番乗りでレストランに伺いました。
テーブル、カウンター、掘りごたつのシートは来たもん順だそうな。
緑を楽しみたいので、テーブルをチョイスしやした。


実はほとんど食事は期待していなかったのですが、十分美味しくいただけました。
お野菜も地のもんで甘いし、壱岐の島の牛肉は蕩ける様にうまっ!
メタボを忘れていただきましょ。


ポーションも間もイイし、すっかり気持ちよく完食。
あ、もちろんデザート&お夜食のお稲荷さんもガッツリと。


朝も一番乗りのワタクシ達でありました。
たっぷりの野菜からスタート。今日も爽やかな1日になりそうです。

さすがに「飲むヨーグルト」が濃厚ですことっ。
全体的にバランスの取れたお食事だと思います。

ここまで来たら、アソコにも行かねば!と、ランチもしっかりいただきました。
飽食の旅は続きます。

素通り出来ない、博多ステーション。

さらりと:emojionsen:湯けむり紀行編に移りたいとこですが、
この街はワタシ達に素通りを許しません。
っていうか、博多駅周辺で足を取られ、なかなかスムーズに動けませんっ。:emojiface_settledown:

最後の最後まで、電車に乗る寸前まで、旨いもんを食べようという意地汚さで、
例の如くふらふら~っと、グルメ街に吸い込まれてしまいます。

しか~し、同じような考えを持つ旅人は多いらしく、
11時半の開店とともに、スーツケースを持った人達や出張帰りっぽいサラリーマンで、
だだ~っと、店は一瞬にして満席状態であります。


言わずと知れた名店、相変わらず活気のある店ですわ。うまかーですわ。
駅の真横にこんな美味しい鮨やがあるのですから、そりゃ無視出来ませんてっ。



にしても、博多の鮨って、どーしてこんなに美味しいのかしら~(リーズナブルだし)と
「鮨星人」のオットはご満悦。:emojiface_cyu2:
:emojipunch:必ず冬にも来るっちゃー!と、握りこぶしの二人でありました。

ああ、マッタリして電車に乗り遅れませぬよう、ご用心&ご用心。・・・湯けむり編に続。

With The Style Fukuoka

博多ではグランド・ハイアットを定宿(と言っても3~4回)にしておりましたが、
久々だし、何処か他のホテルに泊まりたくなりました。

リクエスト(Byおっと)=新しい+広い所をお願い!っつーことで、
4年前にオープンしたこちらにいたしました。

オッシャレーなホテルのようですね。
こじんまり系かと思っていたんですが、ものすごーい活気+人々です。
部屋数が少ない分バンケットに力を入れているようで、Partyが幾つもありました。


フロント周辺からはお泊り客専用になっていました。
カウンターの上には、空飛ぶ模型がありました。

南カリフォルニアを意識したインテリア+エクステリアだそうで、
狭い場所に内包的なデザインで上手いこと造ってありますわ。


バーもカフェも昼間っから人気のようです。
博多の観光名所なんでしょか?オープン・エアが気もちよかー。
お茶するには、駅から近いしイイかも。


さて、お部屋。
確かに広いです。っていうか、広く見せています。


オジサン、すっかり寛いでおります。

デザイナーさんが隅々まで手抜き無しで頑張っているのがわかります。
バス・ルーム丸見えは許せます。(嫌ならブラインドもあります)
が、シンクとトイレの位置が苦手です。(すまん)

ラナイからBLDG全体を見たところです。
冷蔵庫の中身はフリー・ドリンクで、ブーブのハーフがありました。
まずは、かんぺー。

こちらは宿泊者専用のラウンジ。
死角にある奥のカウチが落ち着きますわ。

こちらも当然にフリードリンクで、夕方にはオツマミ等々並びます。
が、利用者はほとんど居ず。みんな忙しいよね。
ワタシ達も時間が無くて利用出来ませんでした。もったいなー。

朝日に映えるラナイ~ジャグジー。うーん、ここで入るの勇気要るし。(汗)

朝はガッツリいただきました。朝からシャンパン(スパークリング)イキマス。
コンチネンタル、アメリカン、そして和定食があって驚き。(昨年からだそうです)
おそらく、新郎新婦の親戚のオジサン&オバサン用ではないかしらん?
しじみ味噌汁、うまかー。やっぱ明太子っしょ!

朝っぱらからステーキやカレーもありました。(オール・フリー)
味見したかったので、ハーフを無理やりいただきました。
懐かしい日本のカレーの味で、じんわりしました。

よくあるデザイン・ホテルのクールな対応ではなくて、
若いスタッフの旅館ちっくな木目細かなサービスに、始終オットは感激しておりやした。
再訪したいそうです。が、ツマはいっぺん泊まればイイかなぁ~という感想でありました。
PS>チェックアウトが2時ってポイント高いかな~。オシマイ。

HAKATA~うまか~!             おさむ鮨

苦手な都会を早々に逃げ出し、久々に博多に向かいました。
:emojiheartsmall:大好きな街、博多!
一時は二人して、すっかりこの街に夢中になり、ホノルルマラソンが終了するやいなや、
毎年のようにJALの直行便に:emojiairplane:飛び乗ったものです。
博多+:emojionsen:九州温泉のセット旅行は、3~4年は続いたでしょうか。

ここにはオットの旧い友人が居て遊んでくれるし、美味しいものもいっぱいあるし、
気候も街の雰囲気も人々ものんびりとイイ感じだし、
男性は豪快で南国美人は華やかで明るく、
「博多と札幌なら住みたい」などと、オットも口走るほどですから・・・。

今回も「:emojitel:博多に行くから何処か連れてって!」と図々しく連絡すると、
いつもの如く、「よかよかー!来んしゃい来んしゃい!」という気もちよい返事が。

「実は○○(超有名な博多の寿司や)を予約してるんだけど」と言うと、
「あー東京の人は好きけんね~。
ばってん、もっと旨か店連れるんけん、キャンセルしろー」とのこと。

ローカル+常連という言葉に弱いワタシ達、素直に従いましたとさ。

彼が連れて行ってくれた行き付けの鮨やは、
住宅街の商店街にある一見普通の店構えでした。
が、これが旨いのなんのって:emoji!:


カウンターは貸切状態にて、おやじさんが張り切って、手を替え品を替え、
これでもか~と玄界灘&九州もんを中心に出してくれます。
刺身もお鮨も勿論だけど、こんなに美味しい焼き魚を食べたことって無いかも・・・。



この季節でこんな旨さだったら、他はどんなんだろう?と空恐ろしくなったほどで、
冬にも絶対来るっちゃー!と誓い合った二人でありました。

この後も、九州での食べっぷりはスゴイもんがありました。
PS>S君、いっつもご馳走様でございます!どえらい・うまかー!

PS>ハワイに戻り検索してみたら、ここは知る人ぞ知る有名店でした。失礼をば~。

お宿編に続・・・。