うなぎ 松琴楼
宿のスタッフと小田原駅で待ち合わせたけど、時間あるので鰻を食べることにした。
(母は一人で小田原城に上ったらしい。元気な人だ)
友栄が休業日だったので、食ブログで見つけた店。
江戸時代からって書いてあったような。
人気店らしく、わらわら老女ばかり入店でほどなく満席。
夏日だったので昼ビ。
肝。
ワタシは白焼きオーダー。うん確かに上品な仕上がり。
相方は300Gのうな重。
いかがですか?「タレが甘くなくて旨いよ」だそうです。ハイ。
でもやはり、桜家の方が好みだそうです。ハイ。
宿の車で随分と上って来ました。箱根で下りたら、ひんやり涼しくて驚き。
「小田原と5度違うんですよ」って。そうだ避暑地だったのだ。
脂ぎっしゅな鰻の後で浄化されたような我々。さあ爽やかにまいりましょ。(笑)
PS>さあワタシはこれからDDSのアポだ。久々に抜歯コワイよー。
今日は日本のご馳走写真を見て断食するよー。
good luck & aloha!
YUI Okuyugawara
おはよーございます。(珍しくphoto by i-phone 相方)
アタシのへなちょこデジカメより写り良い感じ。
朝食は本館にて。
すっきり清らかなエントランス。
お風呂をいただきましょ。
ここホントに満室なの?人の気配が全く無いね。ほんま人に会わない静かな宿です。
ラウンジ。
滝ビュー。
絞り立て湯河原みかんジュース、うまー。
朝からご馳走。
アテは充実だが、朝ビがまん。
干物うまー。
すくい豆腐出来立て、うまー。
丁寧にこさえた朝食、素直に美味しかったです。
次回の予約の為に離れ「紫葉」を見せていただきました。
一棟貸しですってよ。
こちら「桃花」はもっとも小さい棟で100平米。
広々とした庭+大きな木の内風呂+川にせり出す露天が印象的でした。
日本は景気イイから、素敵な宿がじゃんじゃん開業するね。
おっさん一軒目から満喫しました。奥湯河原イイね!
旅は始まったばかりです。
good luck & aloha!
結唯 ゆい
ハワイに戻り早数日、今回の時差ぼけはキツイのナンのって。
素直にトシを感じます。
以前から飛行機が苦手だけど、年々辛くなってる。
Fで寝てても時計ばかり見るし、Cだと寝られず地図をじっと見つめ、
Eなら親が死んでも駆けつけないかも知れぬ。
CAとか心底スゴイなと尊敬する。機内で働くなんて無理だもの。
シドニーのノマド妹家族は「私達は時差ぼけしない」と言い切る。
世界を何周もして体内時計がイカレテ来たのではあるまいか?いやホント。
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結婚記念日のお夕食。
本館に新設の離れ&ヴィラ専用の食事処でいただきました。
半個室@滝の見える至極素敵なテーブル。写真下手だから伝わらないけど、自分史上・新緑#1のsetting。
宿からすっきり爽やかな白ワインが振舞われ。
メニューのタイトルは「翠風」。新緑の5月ですもの。
はじめは煮あわび+白だつ。
アスパラガスのすり流し。そらまめ。
八寸:ます幽庵焼き・牛タン抹茶きんつば・伏見とうがらし焼ひたし。
はも葛打ち・じゅんさい。ちびなお赤飯。
造りは巻きえび他。
しのぎ:ちまき。
キレイなおねーさんに丁寧に注いでいただくとCaymusも上々。お指も美しい。
黒毛和牛ランプ肉。
稚鮎しお焼き+小芋うに。
とろーり熱々、白なす・長いも・れんこん。
小田原しゃもの茶漬け。記憶が飛んでる。
水菓子。
繊細な創作和食は程好い緊張感のスタッフ達に支えられ、
す~っと淀み無く、なんとも気持ち良い時間を過ごせました。
メニューは部屋によって若干異なるそうですが、器も素敵で季節感満載。
それにしてもお若いのに細部まで気が付き、優雅な所作・振舞いですこと。
ニッポンのサービス業@プロフェッショナル、恐れ入ります。
(相方いわく、これに慣れると何処の国でもイラッとする。ヤバイね。)
お部屋にお夜食。
出だしは上々、極楽極楽。
一風呂浴びて、おやすみまさいませ~。
秀邑 ほむら
今旅はレールパスは使用しないので近場を探っていたのですが、何処も満室で焦りました。
こちらは過去に何度か予約を入れては取り消しを繰り返し、
御縁が無くて既に9年経過してしまいました。
一旦は石葉に再訪しようと離れを押さえていたものの、
暗い部屋は苦手だと言う相方の一言で間際に変更。
たまたまキャンセルがあったらしく、最後の一部屋でラッキーでした。
離れは2部屋。
泊まりたかった方の和洋室です。
多くのブログで拝見していたので、初めてって気がしません。
川のせせらぎ清涼感+マイナスイオンたっぷり。
まさに新緑の宿。(紅葉も素敵だそう)
滔々と流れる内湯。奥湯河原の泉質の素晴らしさに目覚める。
さらっとしてるのに、しっとり。後の湯が全て霞んでしまった程。
ラナイ込みで100平米。
シンプルなフロアプラン。(散らかってます)
カウチ無いけど快適で、やり過ぎない感じが気に入った模様。
以前は部屋出しだったようですが、今は離れ専用の食事処です。
ここは強力なリピーターが大勢居るの納得です。
都心から近く色んな意味でバランスが整いトータルでとてもイイ宿、
今更ながらですね、すびませんっ。
もっと早く訪れるべきだったと少々後悔。
そこまで思い入れ無く期待してなかっただけに驚きました。(失礼)
珍しく相方がリピートしたいと言い出しました。
<続>
dinner@Hiramatsu Atami
お待ちかねの夕食です。
私たちは窓際のテーブルでした。
ヒラマツシャンパンでロワイヤルが振舞われました。
アミューズとともに、
じっくりメニューに目を通す至福のとき。
メニューが在るので辿ってみます。
軍鶏と山芋のコンソメロワイヤルは記憶に残るテイストでした。
カマスとフォアグラのクレビネット。
赤味噌+半熟卵+松茸=ハーランと相性ばっちりでした。
相方もれなく大絶賛にて、自分史上もっとも旨いCAワインとな。
えっ、スクリーミング・イーグルより上?すごいね。
体調や気候、雰囲気やメンタルが大きく影響してると思うけど、
パーフェクトなソムリエ氏の仕事っぷりも◎。
☆A君ありがとー、感謝感激雨霰。
伊勢海老グラタン仕立て。
相方は気に入ったようですが、ちょっと私にはリッチ過ぎた。
太刀魚のポワレはシェリービネガーが爽やかで、ペースを戻せ調子出て来ました。
鞍下肉&子羊は火入れが完璧で文句無しの美味しさ。
チーズワゴン。
色々いただきました。
貴腐ワインで〆。
ひらまつ賢島は素材重視のシンプルで和に近い印象でしたが、
こちらは繊細な仕事が光るフレンチで、全く別物です。
箱根もきっとカブラナイと思うので、ハシゴもアリでしょう。
お誕生日ケーキをいただきましたが、さすがにギブ。
時差ぼけも手伝い、よろよろ部屋に引き上げた二人。(笑)
モンブランと供に運んでもらい、相方が明け方完食。
おはよーございます。
エシレ+ジャム。
なんかのスープ失念。
焼きたてオパン。
濃厚トリュフソース。
オーベルジュ堪能いたしました。ここは訪れた甲斐があります。
お迎えから見送りまで抜かり無しで、
女将さんって、やはり必要なんだなぁって初めて思いました。
着物着て食事時に現れる感じが苦手だったのですが、ここはマネージャー女史と言う感じで好感持てます。
プロフェッショナルで居て慇懃無礼ではなく寛がせ、
ゲストに寄り添うスタッフの接客が伝わって来ました。
恐るべし、ニッポンの宿。
これから益々スゴイ事になっていくのではあるまいか@日本のオモテナシ。
さあ新幹線を乗り継ぎ北上しましょう。
きっと晴れているはずです。
Good Luck & ALOHA!
THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 熱海
珍しく相方リクエストの宿です。
ひらまつ賢島を気に入り、熱海も是非泊まりたいと向かいました。
東海道新幹線から富士山シルエット、台風一過後も東海地方はぐず曇り。
熱海駅にお迎えのタクシーが待っていました。
10分程度で到着で、美人な女将さんがお出迎え。
賢島と異なり、別荘風の木造建築が素敵です。
ウエルカムモード満載で、のっけからもってかれました。
さりげなくミロテンコ盛り。
晴れ女のアタシも今旅は敗北。
つんつるてんおっさん何思ふ。雨が止んだだけでもマシやろ。
例のねっとり濃厚ジュースをいただきました。
部屋風呂にお湯が溜まるのを少々お待ちをとの事でしたが、
気にしませんので~と、さっさと部屋に案内してもらいました。
最初に言ってしまいますが、何から何まで非の打ち所の無い、素晴らしい宿でした。
日本のリゾートとして誇るべきhospitality溢れる・・・あら、ちょっと誉め過ぎかしら。
兎に角とても気に入りました。
賢島も佳かったのですが、なんと言いますか、スタッフを初めとして格の違いを感じます。
ここからHiramatsu箱根まで車で45分程度なので、ハシゴするゲストも多いそうです。
ハワイからのリピーターも多いそうで、わかるわー。(笑)
友人夫妻も我々と同じ部屋を2泊予約済なので、今プログは興味シンシンのようです。
さくっとUPするから、お待ちあれ~。
<続>
松の間@ひらまつ熱海
新設棟のインテリアは賢島にそっくりでしたので、
あえて和室をチョイスしましたが、さて如何でしょう。
離れと聞いていましたが、メイン棟のすぐ真横に在ります。
ぐるりと2間をコーナー90度の廊下が囲みます。
30年前に造られた別荘の客間ですが、大切にメンテナンス保持されていて、
ほぼそのままの状態でリノベは不要だったそう。
お抱えのばあやさんが毎日掃除して守っていたそうな。
凛としていて清々しく居心地が良く、思わず建築について訊き込んでしまいました。
女将さんから、木下さんの「熱海の家」として有名ですよと言われ、
早速検索をかけてみたところ、木下孝一棟梁の説明がありました。
京都・数寄屋建築の巨匠だそうで、表千家や金閣寺の茶室等々・・・無知ですびませんっ。
いや本当に良い建物なんです、私みたいなのにもわかる程。
数寄屋の概念が変りました。(ホント)
なんだろね、この優しく包み込まれる感じ。
メイン棟も含め名建築だと思うが、よそよそしくない。
女将さん(と言うより支配人)いわく、「日本の家だと思ってる」とリピする海外在住ゲストが少なく無いと。ふむ。
お着き菓子をいただきました。
和室が苦手で今回も俵屋さんを渋った相方ですが、ここは手放しの気に入り様。
ベッドも寝心地◎だったそう。
奥が水屋+クロゼット。
外には露天が見えます。松の間はトータルで112平米。
難を言えば、掛け流しで無い点でしょうか。
曇天も又よろし。
この部屋以外に更に広い離れがもう一つ在るので、次回はそちらも試してみたいと思います。
しかし、こんな別荘をお持ちの方って何者?
旅館と言うよりは、まさにスモール&ラグジュアリーホテルです。
good luck & aloha!
夕朝食@坐漁荘
本館の個室・お食事何処でいただきました。
秋の前菜&助子みぞれ餡。
祝:いつまでも元気で美味しく@乾杯。
ワインリストに好みのドリンクが無かったので、お持込。
コーケージは幾らだったかな。
土瓶蒸し:松茸&合鴨。
造り:地魚盛り合わせ。
海胆旨し。
伊勢海老生姜焼き。
金目鯛煮つけ。
和牛炭火焼き。
桜海老釜飯。
赤出汁&香のもの。
水菓子。
サーブの間も良く、丁寧な仕上がりで旅館のご飯としては上々の部類。(※お肉以外)
全体的に尖がったとこが無いので、お年を召した方にもイイ感じ。
老舗だけにスタッフさん達が卒なくコナレテマス。
無銭自販:デザートはお好きなだけ。(笑)
おはよ~雨脚強し。奥がお風呂。
干物が旨し。
台湾資本のリゾート傘下と聞き、大型バスが乗り付ける宿のイメージでしたが、
想像してたのと違い、しっとりと快適で驚きました。
メールのやり取りも素早く細かく、ビジネスとしてヤル気満々本気度が伝わります。
隅から隅までぬかりなく、このブログ内の伊豆&箱根の宿ではベストかも。
ヤバイ、新幹線が止まってしまう。
のんびりすると言う母&妹を残し、一路大阪に向かった二人でした。
※この日の夜、東海道新幹線は4時間トンネル内(関が原付近)で往生した模様。
ぎりぎりセーフでありました。
10月なのに雨ばっか降って、ヘンなニッポン!もう行かないよ。(うそ)
<続>
ABBA RESORTS IZU – 坐漁荘
以前から一度は泊まりたかったお宿。
数年前にオーナーが代わりリニューアルしましたが、メイン棟は昔のままだと思います。
立派なお庭が有名です。
今回は母&妹を誘ったので、露天付きビラを2部屋隣同士で。
ラナイ込みで100平米くらいかな。
プール付の部屋もありますが、温水では無いと聞き断念。
さすがに新しく快適で相方も気に入った模様。
室内冷蔵庫はフリードリンクですが、シャンパンも各部屋1本ずつ冷えていました。
フルーツやオツマミやお菓子等々、至れり尽くせりです。
あいにくの雨ですが、しっとり緑が素敵。
10月の週末でしたが台風が迫っているので、キャンセル続出?
総勢で3~4組程度の宿泊客でした。めっさ空いてたよ。(笑)
翌日は我々が発った後に電車が止まったみたいで、ぎりぎりセーフ。
お祝いの乾杯♪ 来年も皆で何処かに行けます様に。
夜のライティング雰囲気◎。
設計は石井さんかな?とても使い勝手の宜しい、すっきりしたフロアプランです。
スライディング・ドアが端から端まで開閉するのがオープンで気持ちイイ。
むふふ極楽。時差ぼけ解消には温泉が一番です。
good luck & ALOHA!
<続>
うなぎ亭 友栄
小田原で青うなぎって言ったら、あまりにも有名な友栄さん、
4年連続☆げっとで人気ありすぎって噂。
11時オープンなのに11時に行っても既に鰻は完売という、
なんとも不思議にオソロシー店。
鰻好きなご主人様の為に2枚お取り置きしてもらいましたが、
席の予約は出来ないそう。
11時過ぎに行ったら既に席はいっぱいでしたが、
ラッキーに10分待ちで個室が空きました。
かんぺー。
アテ:牡蠣の煮こごり+もずく。ここイケマスね。
濃厚な肝。
黄身と相乗効果ってやつ。
相方ぽんしゅに移行。
待機ちう。
ふっくら白焼き。いやな感じの脂ではありません。
わっ食べ応えあるね。
ふわふわ肉厚ですこと。
ごちでした。
ぶっちゃけ桜家とどっちが好き?って訊いたら、
比べるの難しいけど、桜家の方がしみじみ「鰻」って味がするそうな。
やっぱ天然だからかなぁ~ですと。
でも、こっちの方が接客良いし店も清潔できれいだし、
おねーさん達もさくさくっと混雑にこなれてスムーズだから、
トータルでは軍配挙がるって。
ワタシも同じこと考えてた。
あっちの方が好みの清らかな鰻だけど、こっちの方が気持ち良くいただけます。
(あっちは接客コワイし、大広間で相席だったりするので)
食は個人の好みだから、甲乙付けがたし。
箱根の帰りが友栄で、修善寺の帰りが桜家でキマリ。
さくっと横浜に戻り、千疋屋でお口直し。
たった3泊だけど、この人気合入ってる。
「食はハズサナイで」って、こわっ。