グレースベイ・クラブ @ ターコス&ケイコス
今回はWest IndiesのTurks & Caicosって? エアポートのあるProvidencialsって何処にあるの?パロット・ケイってどうやって行くの?VISAは必要なの?・・・って所からスタートしました。ハワイの代理店に飛行機代を訊くと、世にも恐ろし~い回答が。これって世界一周行ける金額じゃん!?ほんと、ハワイの旅行代理店ってカリブ方面やる気ゼロなんですよね。ま、仕方ないか。コミッション無しってことで。
こうなりゃ自力しか無いでしょう・・・ということで、例のマイレージにお世話になりました。ラッキーなことに1名様のみコンチの国内線Fクラスのタダチケットをゲット!ちょっとやる気が出てきました。コンチのHNL-ヒューストンは(NWやUAの国内線Fより)とても快適なシートだし、カリブ便はとっても便利でトランジットがたったの35分。目の前の飛行機に乗り換えでOK!
マイアミ上空。曇り空なり。
マイアミからアメリカンに乗り換え。約1時間ちょい。JFKからだと3時間ちょっとです。
バハマ上空。海流の中の島々を包むカリビアンブルーの海。
バハマ=コンク!飽きるほど、思い切り食い倒れたい。
Turks & Caicosはキューバの下あたり(?)、50の島々からなるイギリス領地で、小さな島々はプライベートアイランドとなっています。ブルースウイルスやダナ・キャラン等が別荘をお持ちで有名。皆様ご自分のジェットでヒトッ飛び。凡人はエンヤコラと乗り継いで辿り着きます。
PLS着は夜でしたので、本命のParrot Cayの前に何処かにステイしなければなりません。PLSで有名なのは、LHW系のザ・パームスとSLH系のグレース・ベイ・クラブ。どちらも新しいリゾートでグレース・ベイに面していてソックリ。PLSのホテルは何処も何故かキッチン付きの高級コンド風で、ベストシーズン(12~4月)はバカ高く、ものすごく人気で4ヶ月前にはほとんどソールド状態。もう何処でもイイや!とグレース・ベイ・クラブの最後の一部屋を予約しました。はずしたらゴメンとオットに先に謝っておきました。そっけないエントランスを抜けると、こじんまりのレセプション。
ハバナ植民地風のインテリアはモダンな味付け。センスはイイのに、スタッフの愛想の無いのは何故?どーしてもメキシカンのホスピタリティと比べてしまいます。カリビアンの方達ってぶっきら棒なのかなぁ?とか思ったり。悪気は無いと思うのだけど、エアポートのお迎えもメチャ×の対応だったし、到着後に部屋まで案内してくれたスタッフもおぼつかなかったし、ホントにここ高級なん?やっぱハズしちゃったかなぁ~
と不安に思いつつ、お部屋のエントランス。
うん?何だか妙に長い廊下が。
廊下の途中に来客用のトイレを発見。もしかして、部屋間違えました?
すごっ、広っ。ウエルカム・フルーツもめちゃ立派。
我が家より立派なキッチン。ロング・ステイもバッチリってことね。棚にはParty用のグラスがずらりとあり、デジタル・ワインセラーも完備。
え~っと確か私達が予約したのは、一番狭い(安い)Jスイートのはず。思わず料金を確かめた気弱な二人でした。清算の時のけぞりたくないし。(^ー^;)
これって住めるよね。私、こんなに広いコンド見るの初めてかも。リビングだけで軽~く40畳?(びんぼーくさいコメント)「ここだったら3日くらい居たかったな」って、急に変わらないでくださーい。さっきまで「はずしたな」って言ってたの誰すか?
東海岸で成功したヤッピーとかがお持ちのコンドってこんな?みたいな感じ。
5段階くらいUPグレードしてくれたのかも。感謝感激。PLSのホテルって面白い。ヒエラーキーがすごい上に超強気な料金設定で、高いお部屋からドンドン売れてしまうのです。その後のParrot Cayにおいても思い知らされました。****奥がベッドルーム。隅々まで手抜かり無いセンスで感心しました。
今回の東カリブはちょっと遠かったです。今まで行った西カリブ(カンクンやジャマイカ)は1ストップで楽勝だったんですよね。まずは持ち込みのドミナスでかんぱ~い。
一度はプールサイドのレストランに繰り出したものの、「クローズ」と言われガッカリ。アペタイザーくらいこさえてくれてもいいじゃん!ホントにココ高級ホテルなん?・・・とブーブー言いながら庭を歩いていたら、金髪北欧風の美女のスタッフに遭遇。アレコレお話すると、「ワインに合う軽いコールドものならお任せを。私がチョイスしてお造りします」という素晴らしいオファーが。はたして運ばれたのは、スモークサーモン&カナッペ&カーマンベール&生ハム・メロンetc・・・と、ワインに合うものがちょっぴりずつ。ううう、嬉しい。オーストリア出身のホテル・ウーマンはさすが違うわ。
翌朝出合ったスイス出身のスタッフも、とっても親切でイイ感じでした。何となくローカルとマネージメントクラスのスタッフの応対の差が気になるワタクシであります。人材不足なのかなぁ?この謎は、この後のParrot CayやAmanyaraで解けたのですが。
リネン類が素敵だったベッド。奥がこれまた広いバスルーム。
ベッドルームのTV、MTVもカリビアン♪
お疲れさんです。
これまただだっ広いバスルーム&クロゼット。出来立てホヤホヤのホテルなのかしらん?何処もかしこもぴっかぴか。ドレイプリーを空けると第2のラナイがあり、これまたビックリ。
2NDベッドルーム。誰も使用せず。もったいなーい。
「ここにもあるじゃん!」オットがチェックアウト時まで気がつかなかった、第3のバスルーム。もったーなーい。ちなみにコチラは現在売り出し中にて、FROM 2.5Mという公告が・・・。日本の感覚ならユウに10名様お泊りOK?(ってセコイわ)
朝起きたら、海が見えた。当たり前?
オーシャンフロントで角部屋。やっぱり、この部屋ってイイ部屋だったんだ~と再認識。
スパニッシュ調の建物だったんだ~と再確認。
ラナイから見たプール。
早速海をチェック!
わ~キレイそう。でも、まだまだ序の口なのでした。
PLSといえば、グレースベイですもんね。ここだけで完結して、バカンスを終えてしまう人々がほとんどなんです。ハワイに来てワイキキだけ見て帰る観光客って感じ?ちと違うか。
久々に見たカリブの海。カンクーンより美しい。
のんびり~とした長いビーチには人影まばら。ホントにお部屋はソールド・アウトなん?
こーいう所で皆さんご家族で1ヶ月過ごすそうな。破産しそう。何処にいてもじ~っと見られてしまう私達。そうですよね~アジア人っていうのが皆無ですもん。
「ね~私達ってITで成功した日本人に見えないかなぁ?あの人達って見かけは地味じゃん」とオットにふると「見えへん見えへん」というツレナイ返事が。
旅行中「東京に住んだことがある」って人達から幾度と話かけられました。朝食をとろうと思ったら、ヨーロピアンのスタッフに「どうぞ」とか「紅茶ですね」とか言われてビックリ。PLSで日本人を見たの初めてだとか。
日本のホテルで3年もお勤めしてたハンサムな彼は、現在は東京の女性と婚約中で「トーキョーは世界で一番ファシネイトな場所」だそう。この旅でスタッフ達から「日本の女の子は世界で一番キレイ(+オカネモチ)」という言葉を何度聞いたことか。
※注)別にワタシのことを指して言ってるのはありません。あしからず。・・・某リゾートにて、ハワイに来れば若い日本人のギャル(死語)だらけだよ~と煽ってしまった私。ハワイに行きたい病にさせてしまったかしらん。だってココは、家族連れかカップルしかいませんもんね~。
ちょいメキシコ入ってる?
このバーは夜遅くまで盛り上がっておりました。
夜は灯が焚かれて、それぞれにワインのボトルを持ち込んだりと、なかなか素敵なお客様が多かったですよん。
ここまで来て走らなくとも・・・。遠くに見えるのが工事中のクレーンの数々。PLSは今まさに建設ラッシュ!豪華コンドにビラ&ゴルフ場にレストラン、リゾートに別荘と続々オープンを控え、仕事を求めて世界中から人々が集まって来ているとか。
もともとは誰も住んでいなかった島で、40年前(だったかしら)に地中海クラブが最初に出来たそうな。カリブなのにハリケーンの被害が無い稀有な場所ということで、人気は急上昇中!ジェットセッター達が気軽に来る別荘地から、ちょいサクセスフルな人々の避寒地に移行って感じ?何もかもが新しい。マウイのカアナパリを超高級にしたような雰囲気なのかなぁ。
もう走るのはそれくらいにしてちょ。
長すぎる前フリ。旅はコレからであります。飽きました?(続)
Parrot Cay @ Turks & Caicos Island
3年越しの憧れ、ずっとずっと訪れたかったParrot Cayです。最初からちょっとクドクド節でいきます。このリゾートを知ってから色々とアメリカ版旅サイト等を調べるにつけ、どーしよーかなーORやっぱ行こうかな~とワタシの振り子は大きく揺れました。ホテルマニアを自称するアメリカ人の批評を見るにつけ、この値段出してハズしたらどないしよう?とか思ったり。
マリーナから専用のボートに乗ります。40分くらいでしょうか。****そうそう、又お写真多いですよ。まとまりがつかなくて。(言い訳)興味ある方だけ、どうぞ~って、興味ない人は見ませんよね。そうでもないかしらん?最近いろんな人が見てるらしく・・・ホテルに興味ある人&無い人、ワタシ節が好きな人&嫌いな人、誰でもジャンジャン見てください。ケチなことは言いません。(笑)
さよなら~。ちっちゃいノンビリとしたハーバーでした。
るるる・・・
らららら・・・と、カリビアンブルーがイイ感じ。離島好みの私達。PLSだけで帰るのはもったいなーい。
細長いCAYが見えてきました。ぽつんぽつんと点在するビーチビラも。セレブ婚のニュースで見た気が?
スパニッシュ調のメインBLDGは、以前のホテルの面影を残したまま。とか知ったかぶりのワタクシ、実はCOMO系は初めてです。アジアやロンドンで素敵なホテルを展開している新進のコモ・グループは、Christina Ongさんの美意識に貫かれたデザインホテルとして既に根強いファンが世界中に。いわく、one of the wealthiest women in the world・・・スーパー・ウエルシーで、独特の美意識をお持ちで、ビジネスセンスに長けているとくれば、もー怖いもの無しということで。
「高い金払って気をつかうなんて絶対やだかんねー」とブツブツ言ってたオットが、ある日突然「良さそうジャン。行こうよ」と言い始めました。トラベル・チャンネルのTurks & Caicos特集を見たとか。TVの影響ってスゴイですね。私もそのビデオを見たのですが、「ホントにこんなにキレイな海の色なのかな?色付きフィルム使用してるんじゃない?」と疑り深い夫婦なのでした。いやですね~。
それで私達が動き出したのが昨年の暮れのことです。予約状況を見ると、半年前だというのに、ほぼソールド状態。残っているのは下から3番目までのランク。ベストシーズンは良いお部屋から売れてしまうようで、仕方ありません。っていうか、経済状態を考えるとこの辺が妥当かなぁ?とか思ったり。アマンヤラも控えてるしね~っと納得させたり。要するに以前の建物をリモデルしたお部屋には皆さん興味が無いようです。クリスティーナさんの真髄を1から10まで楽しみたい方は、是非ビーチビラをどうぞ。
こじんまりのフロント。
メインバー。こちらも古い名残。
まずはウエルカム・シャンパンで一息。
ふー遠かった。
白いカウチに白いテーブル。「Ika Del Merに雰囲気似てるね」とオットが呟きました。うん、確かに路線入ってるかもね。それにしても、こんなにホテルに興味が無くて、こんなに世界中のホテル行ってる人って珍しいと思います。さすがに最近は色々と習得しつつあるようですが・・・。
フレンチドアを抜けると、独特のグラデーション。
「オレ、こういう所好きよ。昔だったらわらなかったと思う。」へー初耳?「そうなんだよね、最近はちょっと枯れてる感じの方が惹かれるの。」へー知らなかった。・・・ふーん。トシとるのも悪くないね。
刻々と変わる表情、見飽きないブルー。
階段を下りると
メインダイニング。地中海料理です。
CAものが充実してるね。
レストランの横はライブラリー。
PCは6台。この部屋のみ無線LAN完備。
お茶とお菓子の用意も。
Quietness, Cleanliness & Simplicity
私達のお部屋。いわゆる下から3番目のランク。いわゆる1BEDルーム・スイート。やっぱり1BEDビーチビラに泊まりたかったかも。いや、予算オーバーで無理かしらん。
2つのお部屋をくっつけたのではないかな?入り口も2箇所だし、バスルームもシャワーとタブが離れていましたので。
ウエルカム・シャンパンはMoetでした。
テーブルからベッド。
イギリス人のデザイナーさんが好みそうなインテリア。ハグ・オー・ワーのオーナーさんとかも好きそう。
リビングから天蓋のベッド。
なんだろう。妙になじむんですよね。懐かしいといいますか。が、これを「全く普通でありすぎる」と評していたアメリカ人の男性が居て面白かったなぁ。それに対してここのファンの女性が「もしもアナタがマーブルバスルームとか好きなら、フォーシーズンズに行けばよろしい」とコメントしてたけど。ちょっと余裕のあるアメリカ人が持つ「サマーハウス」という雰囲気でしょうか?こざっぱりとしていて。でも、すっごくお金持ちの人って逆にこういう趣味好きなんだろうなぁと思う私です。
Mrs.Ongのホテルは初めてだけど、隅々までじっくりと考えに考え抜いているのがわかります。しかし、そういう風なことをオクビにも出さない、っていうやり方も理解してしまいました。エレガンスというやつですな。
奥はデスク。
ちょっとイイナ~っと思ったインテリアの断片。
Simplicity, Cleanlliness, calm atmosphere…..滞在中ずっと浮かんだ言葉です。
2階建てのUPステア。長いLanai。何故だかホームバー&冷蔵庫は外に。
本日の戦利品。オットがスノーケル中に見つけたコンク貝。
1つ目のバスルーム。何処までもシンプル。(ちょっと我が家に似ていました)
この2階の部分です。
Pool & Beach
真横の階段を降りてまっすぐ行くと
木立の中のフィットネス。
走る&泳ぐ&マシーンする。早朝からみんなものすごーーく張り切っていた。そうだ、ここはWellnessホテルだったのを忘れてた。
プールへ
木のデッキがいい感じ。
皆さん、ビーチよりプールサイドがお好みのようで。
意外にもお子様連れを多く見かけました。イタリア、イギリス、フランスとマジョリティはヨーロピアン。イギリス領ということで、BAの直行便もあるとか。リピーターもいらっしゃるし、「インド以外の全てのアマンリゾーツに行った」というイタリア人のおじ様もいたし、「バリには10回以上行き、目ぼしいホテルは全部泊まった」とオバサマもいたりで。ファミリー、男女カップル、ゲイカップルで、一人旅のおじ様やおば様も。女性同士っていうの、ここキツイと思います。容赦なしのキングベッドです。はい。
日焼けが怖くて逃げ込んでいたプールサイドのバー。ここのゲスト同士はとってもフレンドリーで、皆さん何かと声をかけたり、挨拶をしたりと、シンパシーを感じてるのかしらん?
マルガリータが美味。
バーテンさんはバリから。なんと言いますか、ココのスタッフは人懐こいですよ~。総勢60名のアジア人・スタッフは、インドネシア、タイ、シンガポールから。グループ内で大移動があったそう。ホスピタリティの面においても、やっぱりカリビアンとか比較できぬほどってことでしょうか。一度も会ったことの無いスタッフ達には何処にいても「ハーイ○○~」とファーストネームを呼ばれてちょっと驚きました。オットが言うには「日本人オレタチだけだから、きっとすぐに広まったんじゃない?」ですと。確かにいつも誰かも見られているような?(^ー^;)
バーから見たプール。写真撮ってる人いなくて、じろりムード。日本人って写真好きねーとか思われてしまったかしらん。
アジア料理のレストラン。何を食べてもハズレ無し。しっかり味がキマッテル。Prawnの力強い新鮮さに驚き。天ぷらもヨーロピアンに人気でしたよ。ソフトシェルクラブの巻き寿司が美味でした。タイカレーも今まででベストだったし。「これ、美味しいわねー」というゲストの言葉を結構聞きました。
お気に入りのコーナーテーブル。座り心地が良くて3日通いました。さすがにキープしておいてくれるように。
何故だか地中海風より、コチラのアジアの方が人気で。
夕闇迫るプール。
コンク・サラダを食べねば。ちょっとお上品テイスト過ぎるかな。
ビーチへの道
ビーチから見たメインBLDG。
ビーチから見たプール。
ビーチボーイもバリからの人。ウチのオットもビーチボーイ風っていうか、それより黒い。ゲストから「あなたココ何度目?ものすごくスタッフと仲良しで慣れて見えるわ」と言われてしまったオットでした。ビーチに旗をたてると、遥か遠くでもドリンクを運んでくれます。
ずっと透明、ずっと白砂、美しいビーチ。
だーれも居ないのは何故?皆さんご自分のプールでマッタリ? この岬の突端が例のセレブご用達のビラ。例の如くカヌーでチェックしたオットが「我が家の3倍くらいあるよ」ですって。
Lanikaiを10倍くらいキレイにした感じ?余談ですが、アメリカ人カップルでココに新婚旅行に来た人の写真を拝見したのですが、シーズンをハズシテいるせいか、やっぱり海の色もイマイチでした。是非、12月~4月のベストシーズンのド・ピーカン期をお薦めします。
ひたすらカヌー。楽しいカヌー。
午後からは風が出るのでウインドにうってつけ。
気持ちよかー。ちょっと軽いけど。
ホビーキャット。ここはスノーケルやダイビングには向いていません&水中はなんにもアリマセン。
ビーチから見たところ
こちらは一番人気の、2ベッドルーム&プール付きのビーチビラ。ちょっとセットバックあり。ハリケーン対策かもね。
何万回目のかんぱーい。
ベストシーズンということで、ずっとお天気とサンセットに恵まれました。サンセット時も誰もいません。
最後の最後まで見届けたい。
今日もイイ1日でした。
迫力のカリビアン・サンセット。
ゲストの通常の平均滞在日数は1週間以上でリピーター率も高そうです。Turks Caicosと言えばParrot Cay、パロットケイと言えばタークス&ケイコスというのは、あまりにも有名。新進のCOMOリゾートはクリスティーナさんの根強い心棒者&ファンで静かにパワフルにグローバルなリゾートを展開中。大袈裟な仕掛けや奇をてらった驚かしもなく、しっとりとした大人のリゾートは特に旅慣れした女性に人気がありそう。
ここと180度スタイルもロケーションも客層も異なるアマンリゾーツも進出し、何かと目が離せないPLS付近。ちょっと面白くなりそうな予感です。
※正直なお話、どちらかひとつにリピートするとしたら、やはりコチラを選んでしまいそう。アマンヤラが成熟のリゾートに達するには、もう少し時間が必要なようです。
(アマンファンの方、生意気言ってm(__)m) SEE YOU SOON!
函館
まずは函館を目指し、ひたすら北上。2年前に初めて訪れてから、すっかりこの街のトリコになったオット。今回もハズセマセン。そういうオットは実は「市場オタク」なのです。築地、博多、能登、京都、小樽、札幌etc・・・市場と名の付く場所はほとんど制覇済み。その中でも「ハコダテが一番好き!ぴったり来る!」だそうです。便利な場所にあるし、明るいし、閉鎖的じゃないしね。今回は事前の調査もぬかりなく、在住の方&ホテルのスタッフ&タクシーのドライバーさん達からの聞き込みもまじえ、大満足の結果となりました。(^-^)
蟹食う人々。お腹こわすほど食べる人。
以前函館に来た時は温泉旅館をチョイスして「失敗したな」と実感。ここは美味しいもんが溢れているので、ホテルに泊まり自由に食べ歩くのが楽しそう。函館在住の方のアドバイスにより、このホテルを選びました。ウイニングホテルって聞いたことないし、北島三郎記念館だし?で、実はかな~り不安でした。「あんまり期待しないでね」とオットにもあらかじめ言っておきました。が、きれいに裏切ってくれました。とっても良いホテルです。お薦め。テーブルの奥はバーです。
何もかもがゆったりサイズの余裕のリビングはカッシーナ。函館のコンドのような?住めそう。
ベッドルームも落ち着けます。コーナーなので、180度のビューが。このホテルのオーナーはカリフォルニアにワイナリー(Summer Wood)もお持ちで、更には素敵なオーベルジュもなさっているとかで、美しいブローショーをバーテンさんからいただきました。すごいな、そういう方いるんだ。
ベッドルームからの朝焼け。
ぐるりと山に囲まれた湾、港に下りる坂道。イイとこね、函館って。ジョギングに出たオットも「キレイな街だぜ」と感激していました。映画やドラマのロケが一番多いそうな。
ホテル・ウインザー 洞爺 2005年11月
函館から洞爺駅までは70分あまり。(だったかな)
有珠山、噴火したの2000でしたか?今でもしっかりボコボコ・・・。土石流の爪痕もあちらこちらに。
山の上に行くに従い、秋からいきなりの冬! ワタシは勝手に勘違いしておりまして、てっきり湖畔に建っているホテルかと思っておりました。
到着。山の頂にそびえ立つお城?というより豪華客船?
幻想的な樹氷。ロビーから。
ここのロビーは1日中ライブ演奏がありました。驚き。
絶景の洞爺湖を見下ろして。
夜はフルートとピアノの音色が響きます。
ゆったりとしていて、人気無しのメイン・ロビー。特に私達の行った時期は、秋の紅葉には遅く、冬のスキーには早いという中途半端な季節&おまけに平日ということで、1年で一番おひまな頃だとか。私達は常にひまひま期狙いなので、最高でしたが。(^ー^;)
エレベーターホール。
こちらはプルミエール専用のロビー。だ~れもいらっしゃいません。すっごく静か&落ち着きます。何時にチェックインしても24時間ステイ出来るとのことでした。
おととい積もったという雪の美しさは格別。
お天気を心配していたのですが、常にばっちり晴れておりました。ホテルのスタッフも「珍しいですよ」とのこと。
お部屋からの湖。絶景に感動。
ベッドからリビングを見たところ。函館のホテルの広さにスポイルされてしまったオットは、「これ本当にジュニアすいーと?デラックス・ツインかなんかじゃないの?」等と生意気なご意見。次回は更にUPいたしましょ。
小ぶりのカウチ&チェイス。
ベッドは寝心地◎。今回の予約はleading hotels からしました。色々と調べた結果、何故だかLHWの英語の案内が一番かなりのお得だったのです。レイクビューとの明記はありませんでしたが、まあ、こういう閑散期ですのでUPグレードもありかな?と期待しておりましたので。(チェックインして気に入らなければ変更も可能そうでしたし)スタッフは素晴らしく非の打ち所がありませんでした。
シンクはシングル。タオルの質感はグッド。ガウンも好き。(ワタシは流行のパイル地が苦手なのです)
バスタブからの美しい湖。が、しかし、2泊3日の間2人とも一度も使用せず。温泉スパ(大浴場)ばかり行っていたので・・・。
雲ひとつなく、風もなく、ド・ピーカン。
クリスマスの頃はデコレーションが素敵そう。
お散歩したくなりました。
「北の国から」を思い出しました。
見飽きない木々と雪景色。
青空と真っ白い雪に映える教会。
物音ひとつしない、キーンとした静寂の世界。
朝陽にけむる湖。
このホテルを訪れる人達の第一目的と言えば、食べること!「食べに行くリゾート」ですもんね。それにしても、このホテルの食キュレターは信じられないくらいに素晴らしい。よくも、まー、こんな山奥にこんだけの名店を集めたもんです。3泊した方でも「足りない!」というくらいですから、たった2泊の私達はどうなるんでしょ?まずは、有名なシャンパンブレーク・ファストから。
温泉卵&ソーセージ&パン・パン・パン・・・美味しいですよね。入り口で山ほどパンを買い込んでいるお客様達を多く見かけました。お土産にするのかしらん?
窓際のお席は最高。カップルばっかりでした。当然かな?
到着日の夜は憧れの「美山荘」。はずせません。
が、超ひま期だけあり、お客さんは私達と他2名様のみ。ここが盆暮れ正月には予約困難だとはにわかに信じ難いです。私達も2ヶ月前に予約を入れたのですが、実際に来てみると何処のレストランもが~らがらでしたので、適当にチェンジしてもらいました。「隣の割烹天川は賑わってたよ」とオットが言っていました。おそらく、美山は2種類のコースしかないからかな?
秋の八寸。 他のお写真撮るの忘れました。
翌ランチはお待ちかね「ミッシェル・ブラス・ジャポン」。ここもお客様は私達+2名様のみ。最初は貸切状態。
ディナーよりランチにして正解かな?この景色もご馳走。
クラシックなスターター。
アプタイザーは、トマト&フォアグラムース&かぼちゃ。
シグニチャー料理の若野菜のスペシャリテ。
フォアグラのテリーヌ。(だったかな?)
ビーフ。これはちょっと???でした。じんわりとしたお肉の旨味が感じられませんでした。(ごめんなさい)それ以外に気になったのが、同じ食材が何度か重なったことでしょうか。コースのお料理の中で、青梗菜&フォアグラ&かぼちゃ・・・と。
熱々のチョコスフレの上には冷たいチョコアイス、中からはパンプキンの溶岩がどろり。秋のデザートですね。お後の締めはチーズ盛りとプチ・デザート盛り。この後夜に備え、オットはプールで1時間ひたすら泳いでカロリー消耗。(余談ですが、「フィットネスの機材がしょぼすぎる」とオット弁。FS並のマシーンを期待してたそうな。)
2日目の夜は札幌の名店「わく善」のお寿司。(色々な方の感想を読み)実はあまり期待していなかったのですが、もしや、今回一番のお気に入りかも。コースを頼んでしまいましたが、次回は是非おこのみを。
不思議な天の川のような?アクセス。
お腹いっぱいでも行ってしまう2人。(^ー^;)お酒バー。焼酎の「もりいぞう」(漢字忘れた)を飲みたかったのです。美味でした。
最後の朝食は美山荘経営の「天川」。文句無しのちゃんとちゃんとの和食でした。満足。今回駆け足でチェック出来たレストランは、6つのみ。何処もとってもすいていたので、気まぐれにワガママに予約無しでもOKな感じでよかったですよ。次回は全部制覇?!
今回はじめて日本のホテル紹介のページを作成しました。「バブル最盛期の名残を見せるホテル」(確か拓銀破綻の一因だったとか?)と聞いておりましたので、どんだけギンギラなのかな?などと思っておりましたが、とってもしっとりとしていて落ち着いていました。
私達の訪れた時期がたまたまそういう超のつく静かなシーズンだったのかも知れませんが。例の温泉スパも私だけ独り占めという時間帯も多々あり、この上なくノビノビ。うちのオットに至っては露天の周りの雪の上を裸で歩きまわり「最高だったぜ」と感激。
レストランもひっそりとしていて天候にも恵まれ、私達好みのセッティングそのもの。立地及びソフト(スタッフ)は文句無しの素晴らしさ。リゾートホテル日本代表間違いなし!?盆暮れ正月&ゴールデン・ウイークにこのホテルが満室状態になった折には、レストラン予約は大変そうだし、温泉も混雑していそうな予感。個人的に大型ホテルはあまり好みではないのですが、出来れば忙しい時期をはずして、是非再訪したいものです。
ホテルのオフィシャルサイトはこちらです。
In the Heart of Wine Country! カリフォルニア・ワイン紀行
今日もイイ天気!さ~行ってみよう~!と朝っぱらから2人して拳を奮う夫婦でありました。ワタシ達の泊まったオーベルジュ・ド・ソレイユは、まさにワイナリー巡りのために存在するような最高のロケーション。ブランド好きな若い女の子がパリのサントノーレやワイキキのど真ん中に宿泊するようなもんです。シャネルやエルメスが連なるのを見て興奮する女性の如く(?)、右を見ても左を見ても高鳴る鼓動のワタクシです。(笑)オットも普段から贔屓にしているワイナリーがこれでもか!と存在するので、決して素通りしません。夫婦喧嘩を一度もしなかった旅って、近年稀かも?
まずは、ホテルから歩いても行ける場所にあったMummから。見晴らしのイイ&気持ちよい場所です。ワイン好き達の投票でも、ベスト・テイスティグ・プレイスに選ばれておりました。
ここは朝一の10時から行くことをお薦めします。お昼頃行ったら満席の上にWaitingする人たちでひしめいておりましたから。ワタシ達は朝9時55分には行ってしまいました。(笑)
朝はシャンペン(スパークリングワイン)くらいから始めるのが妥当なようです。(教訓)すきっ腹にどっしりとしたレゼルブなんて飲んだ日には、ちょっとおえっとなってしまいますから。ほんと。
3種のテイスト。そんなに興味あるブランドではありませんでしたが、雰囲気にヤラレテしまいました。そういうもんでしょか。オットがしみじみ「オレ、Napaって好きだな~。みんな朝っぱらから酒飲むの普通なんだぜ」ですって。ま、ここでは朝から幾ら飲もうが、お咎めは無いでしょう。わざわざ飲みに来てるんですから。飲んで飲んで飲みまくろう!と決意し私は、Napa入りするのに2週間ダイエットしました。どうして飲食のことになると、こうシリアスになってしまうのかしら。(^^;)
ナパ&ソノマには大小400のワイナリーが存在するとか。ワタシ達に限られた時間は3日間。1日にそうそう何軒も行けるわけでも無いので、おのずと普段贔屓にしているワイナリーから優先的に巡りってしまいます。ワインのパワーに魂を抜き取られるようで?1日に6軒くらいし行ければ上等ではないでしょうか。ということで、ワタシの一押し&だ~い好きなHeitz Cellarから。ソムリエの人達も高得点をつけております。
思ったよりひっそりとした感じ。車も全然停まってないし。うん、イイ感じ。ツアー客お断りですって。
こじんまりとシンプルでモダンで落ち着ける雰囲気のインテリア。今回色々とワイナリー巡りをして興味深かったのが、それぞれのテイスティング・ルームやワイナリーのインテリアや外観の雰囲気。オパスはオパスらしく、ベリンジャーはベリンジャーらしくと、ワインそのものを表現しているようで面白いです。ワインそのものを語ることは哂われそうなので、さすがにここでは遠慮しますが、インテリアはちょっと語れるかも?
ワタシ、ここ、無条件に好き。今回ホテルのスタッフをはじめ、色々な人達から「何処のワイナリーが好きですか?」という質問を受けました。私は迷わずココ!「私もあそこは落ち着いていて大好きな場所よ」と言っていた人がいて嬉しかったな~。ここでは、普段飲むことの無いレアものも迷わずゲットして大満足。もしもNapaから気軽に1本だけ選ぶとしたら、やはり私はHeitzでしょうか?(Dalla ValleやLail Vineyardsは入手困難でしょう?)私の好みそのものなんですもん。行って良かった!
対してうちのオットの1本は、シルバー・オークをチョイスするとか。「あんなコストパフォーマンスなワインないで~」が口癖。さすが大阪アキンドだす。
ライプの葡萄。丁度ハーベストの時期?
ラベルでおなじみですよね?「私ココ昔好きだった」と言ったら、オットに叱られそう。(^ー^;)家に戻り素敵なワインを飲ませていただいたのですが、物足りなくて良さをわかってあげられなかった。(本音)なんでやろ?単なる好みの変化でありましょう。ごめんなさい。※私の舌はアテになりません。
Oakville Cross RDをひたすらに。この辺りは素人のワタシ達にもわかるくらいに黄金地帯。Opus, Silver Oak等々名だたるワインナリーが並び目移りしてしまいます。3日間何度この道を通ったことでしょう?抜け道や裏道に詳しくなったオットは「おれ、ここでツアーガイド出来そう」ですって。そのうち日本人観光客相手にオプショナルツアーしてたりして?
総本山OPUSの建物は、ほんとに宗教かなんかの総本山の如くじゃかじゃ~んと。
心なしか肩に力が?やっぱりオパス・ワンだから?
圧巻。
なんと言いますか、美術館のようです。ワイナリーの域超えてるし?さすが。
きっちり整った感のある畑。やっぱりベストプレース?
2001年 べリーストロング。1杯$25なり。
いつの間にやら、ふらふらっと1ケースお買い上げしてるし。あのー。(汗)ここはジャンジャカとクレジットカードを切っているお客様(アメリカ人)がいっぱいいました。やっぱりダントツの人気?ちなみに2001年もん、SF空港にて約2倍のお値段がついておりました。(驚)
ここまで来たらモンダビも行っとこか~って、あのー「オパスとモンダビは俗ぽいからはずそう」と言っていたのはどなた?(^ー^;)
観光の名所ですわね。行くなら朝一がお薦め。午後は観光バスが来ますから。
さすがに朝から赤ワインを飲みすぎて酔っ払って来ました。パンかなんか置いてないのかしらん?お腹すいた~。レゼルブ専門のテイスト・ルームにて。
眠る巨万の富。ここは15年前にも来たんですよね。その頃ワタシ達はまだワインに関してチンプンカンプンで、ワイナリー巡りの面白さを堪能できませんでした。少しは成長したかな?一応15年間で7000本くらいは2人の胃袋に収まったと思います。この10年間にCAワインの評価はうなぎのぼりでGood Year& Great Yearも続き、アメリカ経済の好景気にワインブームも手伝って、CAワインの値段もおそろしく上がりました。株買うよりワイン買うわ!と言う友人達も周りにいっぱいいるくらいですから。
数年前まではハワイのコスコでOPUS$68くらいで買えたのが夢のよう。今はその何倍するんじゃろか?飲まないでとっておけば良かった。(無理だけど)それにしても、アメリカ人ってこんなにみんなワインが好きだったのでしょうか。単に私が無知だったのでしょうか。びっくり。
気分が悪くなってきたとか言いつつ、しっかりレゼルブ飲んでるし。2001年ってイイですよね。モンダビって多くの人に愛されるのわかるなあ。拒まないワインなんですもん。美味だけどスノッブとは無縁で、誰でもいらっしゃ~いとい大らかさ。まるでこのワイナリーそのもの&アメリカぽいですよね。うちのオット「おれ、OPUSじゃなくてモンダビのレゼルブで十分やで~」ですって。まあ、従兄弟どうしだかんね。
Staglinはちょっと行ってみたいワイナリーでした。あんまり飲んだことないのですが、ジャクソンホールのワイン屋で白を買い飲んでみたら、すっごく良かったので。ハワイには売っていないんですよね。
残念。2日に渡りクローズしてました。あまり商売気ないのかな?
奥まった場所にある、こじんまりとキュートな感じの建物。次回は是非!
オットがジョギングの途中に「ZDがホテルの真下にあった」というので、朝一で行ってみました。ファミリー経営のこじんまりとしたワイナリーです。すっごく有名なので意外でした。
私は個人的にシャルドネの中では、ここ2番目くらいに好きです。特に黄金色が美しいですよね。
ひっそりと人が居ないテイスト・ルーム。やはり赤ワインにおされ気味?
お隣さんのPlump Jackにも寄ってみました。私ここ、昔好きだったことあります。CAワインに入り始めた頃カリフォル二ア・ワイン・クラブから送って来て、入門編にはイイ感じでした。残念ながらカベルネソーヴィニヨンのテイストはありませんでした。全部レストランに下ろしてしまい、在庫が無いそうな。
ここまでは人が来ないのかな?
猫ものんびり。
コッポラです。ここのワインには興味なかったのですが、例のあの映画のロケ場所に興味津々で行きました。ここも朝一がお薦め。午後からは大渋滞になってしまいますから。
観光名所になっておりやす。
コッポラさんだけあり、随所にフォーカル・ポイントが。
これも映画のシーンで見たような?
「ゴッド・ファーザー」の最終回覚えています?アルパチーノが死す場所ってここじゃない?違うかな。
立派なワイナリーですこと。コッポラに買われて幸せかもね。
ここはヤル気満々のセールスピッチでした。全然買う気無かったのに、意外やカベルネが面白い感じでお買い上げ。Napaワイナリー巡りは3日で十分です。破産してしまいますって。(涙)
ここも映画に使えそう。
こんなシーンもありましたっけ。
もう一度映画を見たくなりました。なだらかな丘陵地帯のシーンは長いことトスカーナだと信じきっておりましたが、もしやオールロケ、ソノマ&ナパで完結してたりして?だって「ここはトスカーナです」と言われれば信じてしまうくらいに酷似していますもん。制作費も安くあがりますよね。ハリウッドからも近いし。コッポラさん、元取ってる。(あきんどですみません)
Chateau Montelenaはアッパー・ナパのはずれ、カリストガにありました。遠かった。ふー。「このワイナリーからNapaが世界で有名になったんだぜ」とのこと。30年前の品評会でフランスを抜き堂々1位になり、Napaが一躍注目されるようになったとか。何処でも入手可能なので、結構飲み込んでいるワインであります。林の中には湖もあり、なかなか雰囲気のあるワイナリーでした。格言(BYオット)「有名なワインが全て美味いワインとは限らないが、美味いワインは全て有名である。」ふーっむ。素敵に美味しいワインは人々が放っておかないので、既に有名になってしまっているのです。ほんと、しごく単純なことなのですが。
1本だけ白をと問われたら、私は迷うことなくGrgich Hillsを選びます。シャルドネの貴公子(いや魔術師だったかな)? 地味でこじんまりとしていて、割と驚きました。歴代の大統領もお気に入り?
Grigch Hillsのラベルを彷彿させる葡萄の風景。
Grothを好きなアメリカ人って多いですよね?サンフランシスコのエアポートでも、ここのボックスを提げている人達を多く見かけました。
BVの横の道は通り過ぎただけ。他にもっと行きたいワイナリーがありましたので。
切りが無いので、そろそろおしまいにします。最後はベリンジャーを。禁酒法の時代にも製造していた筋金入りでしたかな?(何処かで読んだ記憶が)
ここを褒め称えるアメリカ人って多いですよね。モートンズ・ステーキハウスとも専属契約しているとか?確かに肉好きなアメリカ人にはたまらない感じ。
実はですね~。へそ曲がりの私は人から勧められてもイマイチ好きでなかったんです。が、しかし、今回のワイナリー巡りで一番ガラリと価値観が変わったのは、ココでありました。ごめんなさい、ベリンジャーさん。2001年のレゼルブはもちろんのこと、1997年カベルネは美味でした。
それぞれのワイナリーには、それぞれの風味が。魂を抜き取られそう。クレジットカードを持って行くのは危険です。(笑)
格言:世の中に不味いワインなんか存在しない。(まじですか?)好きか嫌いかだけである。(そりゃそーだ)。朝っぱらから美味しいワイン飲んで酔っ払って、スパ行って昼寝して、又ワイナリー行って、ディナー行ってって・・・この世の天国です。「次いつ行く?」と早くも訊ねるオットでありました。最高に楽しいワイナリー巡り、又近く決行いたしましょう。
心残り:大好きなDalla Valleに行けなかったこと。ソムリエさんいわく、アポイントオンリーでVery Defficultとのこと。
「シンガポールから大量に買い付けに来た華僑って触れ込みで行けないかな?」とオットに訊くと、「役不足」と即却下されました。残念。喉から手が出るくらいに欲しかったのに。ソレイユで飲みました。
****面白い人にはまあまあ面白く、興味無い人には全くつまんない、ワイナリー巡りのリポートでございました。
いつかワインのお味について書ける日が来るのかしら?「語るより飲め!」が合言葉の2人でした。続・・・。
※各ワインの品質については、CA在住の日本人の達人さんたちが各サイトで紹介していますので、是非、そちらをご参考くださいまし。
ナパ・ワイナリー紀行~ オーベルジュ・ド・ソレイユ
※整理ができず写真が膨大です。すんません。
レイバーディの4連休を利用してNapaに行きたい!と思いついたのが1週間前のこと。金曜日の夜ホノルルを出れば、SF着は翌朝の6時。何とか3泊のショートトリップも出来そう・・・でも、ナショナルHolidayだし&連休だし&ベストシーズンだし、ホテルの予約状況はALL SOLD OUTだし、到底無理かしらん?と半ばあきらめつつ直接メールしてみると、唯一可能なのが大きなお部屋。オットにおそるおそる打診すると「う~ん」と30秒くらい考えてOKが。例の如く私達にとっては身分不相応&清水の舞台の旅?大袈裟ですが。***霧のゴールデン・ゲート・ブリッジを渡り・・・
ひたすら北上すること2時間あまり。ワイン・カントリー・Napaバレーに到着です。
いくつものワイナリーを通り過ぎ
うっそうとした山の中の坂道を上り詰め、(鹿とか本当にいそう)
やっとこさ、オーベルジュ・ド・ソレイユに到着。ふーまじで遠かった!ちゃんと着いてほっとしました。オーベルジュ・グループはロスカボスの「エスペランサ」等、近年素敵なリゾートを展開して注目!余談ですが、毎年オスカーのプレゼンテイターにこのオーベルジュ・ド・ソレイユのお泊りギフトがあるのも有名です。
枯れた感じが◎のエントランス。パーキングには、
ジャガー、ベントレー、ロールス、ポルシェ、フェラーリといったワタシ達には無縁の高級車がズラリ。たじっ。オットから「世界で一番フェラーリ売れてるのカリフォルニアらしいで~」と聞き、妙に納得。ナパのワイン畑を颯爽と走るポルシェやフェラーリって気持ち良さそう。(*^-^*)最高の気候ですよね♪
こじんまりのフロント。ここのコンシェルジュは侮れませんぜ~。非の打ち所の無い対応はメールのやりとりからも伺い知れましたが、想像以上の素晴らしさ。めちゃプロフェッショナルで有能だし、温かみがあって寛がせるし、最高の笑顔だしで。ラッキーなことに、即アーリーチェックイン出来ました。
レストラン棟を下から見たところ。 上がバー。
バーのアウトサイド。ここはワイナリー巡りをする人たちの観光名所?となっているのか、お昼くらいからテーブルが全て埋まってしまいます。レストランの予約を取れなかった人達は昼も夜もココでいただいてた模様。
こじんまりのバー。こちらも夜はレストラン予約がままならなかった人々が食事をしておりました。メインダイニングの御予約は超お早めに。(特に週末)
こちらはメインのアウトサイド・テーブルです。まさに、In The Heart Of Wine Country!ワイナリー巡りの拠点にするには最高の場所です。オットは毎朝ワイン畑をジョギングして、「気持ちイイ」とご満悦でした。
眼下に広がるナパ・バレー。おそらくこの辺りではベストのビュー。下に見える白いパラソルがプールのある場所。
まずはランチで小手調べ。ランチタイムのドレスコードはカジュアル。皆さんTシャツやらショーツやら。
ジェラート、うまーでした。そうそう、今回ほどお洋服に悩んだ旅は初めてで、たった3泊というのにアレやコレや詰め込みすごい荷物になってしまいました。Napaの最低気温を見ると47度!最高気温が90度!これって典型的なCA気候ですが、衣装を揃えるのに頭が痛くなります。秋もののジャケットも必要だし、昼間はカジュアルにハワイ並だし、肌出しドレスも・・・。実は少々高をくくっていた私であります。おハイソ好みと言っても、田舎でしょう?山の中でしょう?そんなお洒落して浮いても恥ずかしいしなぁ~みたいな。
が、しかし、実際にレストランに立ち寄ったCA在住の方のサイトに「ワイナリー巡りのセーター&スラックスという格好で立ち寄ったところ、あまりにも皆がドレスアップしているので肩身が狭かった。ここに行く方は是非お洒落をして行ってください」というアドバイスを見つけ、念には念をとオットにもジャケットやら用意させました。が、それでもまだ疑っていた所があるワタクシでございました。こんな山の中のカジュアルなレストランで、ほんまに皆さんめかしこんでいらっしゃるのでしょうか?と。※←がインサイドのテーブル。夜は冷えるのでディナーは中で。
※←コーナーはとても落ち着くお気に入りの指定席。おそらくお泊り客は優先的にベストシートをくれるのでしょう。レストランの予約も勿論急でもわがままがききました。
あくまでもワインを楽しむ為のお料理は、押しつげがましくなく、シンプルに気持ちよく洗練されておりました。初日はランチに続きディナーもいただいたのですが、全然胃にもたれません。翌朝オットから「体調がイイ」との感想が。フレンチを連続でいただく事が稀なワタシ達にも、すんなり優しく無理なく収まりました。このメインダイニングには滞在中3度利用したのですが、1度目よりも2度目、2度目よりも3度目の方がより美味しくいただけました。顔を覚えられて色々とサービスしてもらったり、ワタシ達のワインのオーダーの仕方もスペシフィックになって来たからかも?
階段の踊り場からの風景。カリフォルニアの青い空。
こんな所で結婚式も素敵。ナパ・バレーを見下ろして。
お洒落なサンフランシスカンに人気のウエディング・プレース。ワイングラスが林立する幸せのテーブル。こんなレセプションなら、ワタシもお招よばれされたい!
2人だけの小さなテーブル。ひっそりと。
プール
プールからレストラン棟を見上げたところ。もちろん、宿泊客以外は立ち入り禁止。16歳以下のお子様もね。
Heated Poolです。昼間は90度まで上がる時もあるので、温水プールはちとキツイかも?
プールからNapaのビュー。
昼間はハワイより暑かったです。ほんと。
日陰は寒いです。ほんと。
ジャグジーは熱くて入れません。
下がフィットネス&上はプール。
美食ディナーのために、ひたすら汗をかくオット。
ヒルサイド・スイート
パティオを抜け
宿泊棟へのアクセスを下り
ヨーロッパの田舎のような小道をはさみ、2階建てのお家が点在しています。
ワタシ達が宿泊したのは下の階。残念ながら上は既にオキュパイでした。
つたのからまる、キュートなエントランス。
ドアの横には専用のポストも。ネームが入れてあります。
ドアを開けると、まずはラナイ。
ベランダからのビュー。急でしたのでヒルサイド・ビューしか空いていませんでしたが、是非、バレー・ビューをお薦めいたします。
チェイス。
癒しのリビングルームは、さりげないサザン・カリフォルニアのテイスト。まるで我が家のように寛げます。あまりの居心地の良さに、ワイナリーと食事以外は、3日間ず~っとお部屋におりました。
朝は冷えるので暖炉。
デスクの後ろはキッチン。フルサイズの冷蔵庫の中にはコンプリメンタリーのドリンクやスナックが。
テーブルの上には、赤ワイン&フルーツ&チーズやパンが。
快眠をお約束のベッド。
食事、タオルの質、バスローブ、アロマオイル、ベッドの硬さ、リネン、スタッフの対応は勿論のこと、このホテルの良かった点を10個挙げよ!と言われたら、簡単に思いつきます。
とりわけ何よりも本当に素敵だなぁ~と感動したのは、お客様の表情。レストランで手に手を重ねて本当に幸せそうに食事をしている年配のカップルを何組も見かけました。特別な日に、特別な場所に、大切な人と過ごすホテル&ディナー。そんな幸せを演出をさりげなく出来るスタッフは最高です。
憧れのAuberge Du Soleil。辛らつなホテル通達も手放しで褒め称えるくらいに、噂通りの素敵なオーベルジュでした。肩に力が入っていない&丁度イイ感じの枯れ具合落ち加減は、私達のツボにすっぽり入りまくりってしまいました。(デザインホテルが苦手なのです)
私は過去に泊まったホテルの三指には即入ってしまうくらい好き。オットに至っては、「1番か2番」だとか。おおっ。(勝手に)私達の生涯の定宿と決めました。次回いつ来れるかは、わかりませんが。行けるように頑張りましょう!
※オフィシャルサイトです。
おまけ①Calistoga Ranch
オーベルジュ・グループの姉妹ホテルとして、昨年オープンしたばかりの話題の「カリストガ・ランチ」にも寄ってみました。こちらも予約は既にいっぱいでした。が、宿泊客の採点は割りと辛くて軒並み評価が低かったのが気になりました。
オーベルジュ・ド・ソレイユの常連さん達に言わせると、「比べ物にならない」ということらしいのですが。ここは180度雰囲気も方向性も違うホテルですから、ソレイユを引きずるとちょっと辛いかも。個人的には、見晴らしの良く明るく軽やかなソレイユのテイストが好きですが。
ヒルトップのソレイユと異い、こちらは山の中にあります。レストラン及び敷地内は宿泊客以外はお断り。ソレイユの宿泊客は姉妹ホテルなのでOKとのこと。
レストランは林の奥深くにあり、車では中まで入れませんので、エントランスからカートで送ってもらいます。
レストランからのビュー。湖や川が流れる森の中という感じ。
こちらのお料理はナチュラルなオーガニックぽいシンプルなもの。インテリアもイエローストーンやレッドウッドを使用した、ちょっとハードなロッジのような雰囲気。ここはお子様OKなようで家族連れを多く見ました。
ドレスコードもかなりカジュアルで、ワタシはちょっと浮いてしまったかな?
おまけ② Meadwood
ソレイユが出来るまでは長年Napaで一番と言われていたMeadwoodです。山深い場所にあります。
こじんまりのメインロビー&フロント棟。こちらも一応ル・レ・シャトーです。ここのゲストの年齢層はすごく高そう。強いリピーターがついているのかも知れません。実際に宿泊した人の感想に「グランマ・テイスト」というのがあり、妙に納得してしまいました。「以前はよかったのに・・・」「子供がプールサイドを走り回っていた」という人も多いのが少々気になりました。
お料理は軽いアメリカン。スタッフの対応も爽やか。
テーブル越しのゴルフ場。週末は異常に込むらしいのですが、平日なのでのんびりとしていました。Napaは大変に気持ちの良い場所でした。週末の癒しはNapaでワインとともに。洗練のナパ、おそるべし!
※おひまな方はワイナリー編もどうぞ
Hyatt Regency @ Kauai 4th of July Weekend 2005
飽きもせずに?毎度おなじみご利用のアロハエアでございます。右に見えますのはオアフ島&左に見えますのはカウアイ島・・・近!
わずかに20分の飛行時間で到着。ドリンクを飲むひまもなく。
独立記念日の連休を利用しての3泊のカウアイ・ショートトリップ。2年ぶり。そう言えば、以前も4thオブJulyに来たのでした。芸が無い?
おなじみのポイプ・ロードを抜け
空港から30分あまりでポイプ地区の突端、ハイアットリージェンシー・カウアイに到着。
ゲート。
メイン・エントランスが見えて来ました。
エントランスからのオーシャン・ビュー。フォーカル・ポイントね。
車寄せを見たところ。
フロント・デスク&おねえさん&カウアイマップ。とってもカジュアルな対応のスタッフ。ハイアットということで。
ロビー。
部屋数に反して椅子が少なすぎるとは、オットの弁。確かに。
回廊。縦に横にと何もかも全てがジャイガンティック。想像してたのと、ちと違うような。
有名なサンセット・バーからのビュー。
サンセットタイムには、なかなか上質なエンターテインが目白押し。感心しました&飽きません。
席の争奪戦も結構すごいのです。こちらは一番人気のサンセットの真ん前。でも、西日がきつぅ~!
後ろに控えるチェアの方が居心地も良く、Hulaを見るのも正面でよかったですよ。
ロビーから回廊を抜け・・・
スパでも行くか!とオットが準備体操しながら。オレは世界のホテル・スパ事情を書けるぜ、と申しております。スパおたくってことで。
アナラ・スパ、トリートメントの良さでは定評あり。
落ち着いたスパ・プール。大人仕様。お子様が苦手な人に。
ハイアットはどちらかと言うと、興味があまり無いホテルチェーンであります。何もかもが巨大なイメージがありのですよね。しかし、このホテルをとある建築の教授が褒めるのを聞き、行ってみたいなぁと思いつつ早くも数年経ってしまいました。だって、カマアイナ割引がほとんど利かないのですもん。でも、アメリカ人の選んだトラベル・レジャー誌でも堂々7位に入っているし、ハイアットらしからぬ落ち着きと評されていたし。
そうそう、この写真を見て勝手に想像していたのですよね。でも、これはただのメインのBLDGで周りにガガッガ~と恐ろしく広い宿泊等があるとは思いませんでしたのよ。1920年代のハワイのクラッシック建築からインスパイアされたとの事ですが。
バスルーム。・・・。
お部屋・・・これと言って・・・。このホテルにはオーシャンフロントというカテゴリーは存在せず、オーシャンビューデラックスになる訳です。海から離れて建てているのは何故でしょう。風が強いからかな?
でも、気を取り直してプール。ここのプールはスゴイ!さすがに子供連れの家族が多いはずです。これはお子様は大喜びでしょう。滝あり、流れるプールあり、スライディングありで。独立記念日のウイークエンドというのを差し引いても、異常にお子様が多いのです。1年中常に高い稼働率を誇るには、このくらいやらなきゃダメなんでしょうね。
こちらは塩水のプール。昼間はお子様軍団に占領されていますが、さすがに朝には誰もいません。
すごく広い。とにかく広い。そして、異常に水がきれいで透明。どうやってメンテしてるんだろう。不思議。
ずら~っと並んだチェアも昼には満席に。
巨大な敷地内の手入れの行き届いたプランツ。
グリーンもきれい。
1年中常に晴れ渡るポイプ。晴天率の高さで人気です。
オーシャンフロントのカバナ。
こちらも有料。
当然有料。でも、争奪戦は厳しい。
ホテルの真ん前のビーチ。一応「ポイプ地区」となっていますが、ポイプビーチとは似ても似つかないくらいの
激しいビーチです。サーフィンやボディボーダーにはうってつけ。お子様は絶対に近寄らない方が。だから塩水の巨大プールがあるのですね~。納得。
岩の上まで行けるけど、こわいなー。
あちらにもリゾートが。
いつも出てるレッド・フラッグ。
ワタシは結構すてきなビーチだなぁと思いましたよ。(ほんと)
このホテルで印象に残ったのは、①サンドイッチが異常にでかかった。
②フラの質&量ともに圧巻でした。これはエライ。
③激しいビーチ④ジャイアントな敷地&BLDG&プール・・・ということでしょうか?
***1年中常に予約でいっぱいというハイアット・リージェンシー・カウアイ。私達が訪ねた時も満室状態でした。が、何故か、日本の方を一組もお見かけしませんでした。
とにかくアメリカ人の家族連ればかり。ここのエンターテイメントの質の高さはガイドブックにも評されていますが、確かに、ハワイでは珍しいくらいかも。(特に日曜日はお薦め)カジュアルなご家族連れにお薦めです。でも、料金はちっともカジュアルじゃないのが玉に瑕?仕方ないかな。
プリンスビルに続・・・
秘境ナパリコースト&プリンスビル・リゾート・カウアイ
ずっと念願だった、秘境ナパリコーストのヘリツアーを決行!通常はリフエの空港近く発なのですが、プリンスビル泊の私達は、プライベート・エアポートのあるプリンスビルから。リゾートから10分という近さです。
いきなり出発。
ゴルフ場&緑に覆われた、プリンスビル上空。
谷間をぬうようにギリギリ低い高度で飛びます。ジュラシックパークの始まりの部分そのもの。
雲の中。うちのオットが「そ~いえばカウアイって何機か落ちてるよね~」などと言うものだから、あまりの視界の悪さに怖いのなんのって。(汗)でも、パイロットは超慣れているので目をつぶっていても飛行可能(?)なくらいです。命をおあずけした瞬間でした。(おおげさ)
谷底に流れる川
山肌に流れる行く筋もの滝
滝のアップ・・・(山肌が近すぎてこわっ)
数え切れないくらいの虹・・・
虹のアーチをくぐり抜け・・・
ワイメア・キャニオン上空。さすがにこちら方面はドライ。
1日何度も色を変える渓谷。
このトンガリ渓谷の向こう側がお待ちかねのナパリ・コーストです。Na Pali=ハワイ語で断崖絶壁。
秘境ですので、ボートかゾディアックでしかアプローチが出来ません。キングコング、南太平洋、そしてジュラシック・パークのロケ地としても有名です。
海にまっ逆さま?
カウアイはハワイ諸島の中で一番古い島だとか。入り組む海岸線、そして深い緑が印象的。
幾重にも折り重なるようなシャープな山肌には、溶岩が流れ落ちて出来た独特の地形が。美しいシークレット・ビーチ&虹・虹・虹・・・。
ぐるりと何度も旋回して、今度は海側からのアプローチ。
よし、次回はあのビーチにゾデアックで上陸しよう!(とこぶしを握るツマでした。)
幾つもの洞窟が見えました。
セレブ御殿の並ぶカウアイのノース・ショア上空。
ハナレイ・ベイが見えてきました。
左端にあるのが、私達の泊まったプリンスビル・リゾートです。
と一部分ご紹介でした。1時間あまりの飛行なのですが、結構こわかったです。でも、かな~り面白かった!カウアイはヘリにあり!ヘリに乗るならカウアイです!おしまい。
で、2年前と同じプリンスビル・リゾートに戻って来ました。
あの山の向こうがナパリ・コースト。相変わらず美しいビューです。
以前と何も変わっていませんが、スタッフの態度が格段に良くなったような?オーナーが代わったせい?
朝のプール。めがね橋のよう。
朝陽に美しい山並み&ビーチ。刻々と変わる、大好きな風景。
極上のサンセットタイム。
今日もイイ一日でした。
サンセットタイムにバーラウンジ集まる人々。やっぱり、1杯やりたくなりますよね。
ごくっ。うまっ。
2年ぶりのカウアイ・ショートトリップは、やっぱりカウアイはイイなぁ~としみじみ。手付かずの自然に縁取られた渓谷の島。緑したたるノースショアと1年中ド・ピーカンのポイプ。ドラスティックに変化する気候、場所、自然、文化は旅人を魅了し飽きさせません。
私はすっかりハマってしまいました。カウアイって本当に素敵。一番ハワイらしさに溢れている島だと思います。
アロハな気分でございます。・・・ALOHA!
※ホテルのオフィシャル・サイトです。
ハプナ・ビーチ・プリンス・ホテル
メモリアルディ・ロング・ウイークエンドでございます。例のごとく「どこかに行こうか」ということになりました。ネイバートリップも久々。さよならホノルル~ダイアモンドヘッド上空、うちも見えるかな?
毎度おなじみ過ぎるアロハ・エア&真っ黒なおじさん。4日間遊ぶぞーっと笑っているのです。
真っ黒溶岩&ヴォグ(Volcano+Fog)っています。これぞ、ハワイ島だわさ。これぞ、ヴォルケーニック・アイランドだわさ。
何処ま~でも行こう。そう言えば、日本人観光客にもついにビッグアイランド・ブーム到来!って感じですね。(以前からアメリカ人には人気ありましたが)あの、へなちょこ編集長の本が一役買っているのは、言うまでもありません。(まじで)絶賛発売中なんですよね。祝!
Hapunaはコハラ・コーストの一番端っこの方(つまりはノース)この看板が見えたら右折。ふつーのリゾートは全て海側に左折ですので、お間違いなきよう。
リゾートのプライベートロード。ゴルフ場を眺めつつ。
じゃかじゃーんとしたエントランス。
車寄せからじゃかじゃーんを見たところ。
フロントからの海抜け&プール・ビュー。
私達が泊まったオーシャン・フロント・ルーム。電話でOFをリクエストしたら、拍子抜けするくらいに「はいよ」って感じでくれました。ふつーのホテルはカマアイナ料金だと確約無しなのです。時あたかもメモリアル・ディの週末。はっきり言って、アメリカ人ファミリーで何処のホテルも完売状態。で、ここだけ唯一土曜日だと言うのに空いていたのです。コハラコーストの目ぼしいホテルは全て泊まりましたが、大型ホテルと言う事で長年避けておりました。リーズナブルなので、今回は選びました。おそらく、高級リゾートの居並ぶコハラコーストで一番お得感が強いかも?
ラナイからのビュー。5階(トップ)でした。
シンプルなベッド。「ターンダウンしに来るかしら?」とオットに訊くと、「来たらラッキーと思えばイイよ」ですって。ディナーを終え戻ると、ちゃんと来ていました。
シンプルなデスク。80年代後半に流行ったハワイのホテルのインテリア。
海からオーシャンフロントBLDGを見上げたとこ。
大型ホテルの真横にそびえ立つ、超豪華ビラ。完全に浮いてる・・・。(私達は勝手にT邸と呼んでおりました)1泊$7000?!ぎゃーって、実際にお泊りになっている日本人のおじ様達が私達の部屋からちょっぴり見えました。一体どのような方たち・・・?以前インテリアマガジンに写真が載っておりましたが、それはそれは素晴らしい眺め&リビングエリアでした。このホテルで一番ビューが良いのは言うまでもありません。遠くビーチ&湾をぐるりと臨みます。
これは後ろのパーシャルオーシャンのBLDG。ひたすら真横に長~いビル群が3セクション。こんなに巨大なビルを建てる必要ってあったのかしらん?これだけの立地なんですもん、やろうと思えばひっそりスノッブにも出来たのでは?などと素人は考えましたが。リーズナブルな部屋を沢山つくるというのは、プリンスがプリンスたる所以なのでしょう。
プールに抜けるアクセス。
お子様だらけのプール。気兼ねなく小さなお子様連れのファミリーが楽しめる雰囲気でした。レストランも超カジュアルでお子様だらけ、ディナーの際にドレスアップしている人は皆無でした。ここは何でも自分のことは自分でする!というスタイルのようです。
一応Cabanaも5つ程ありました。有料とか?(多分)一応パラソルもありましたが、少ないので争奪戦が激しいのです。あまりにも宿泊客数とのつりあいが取れていなくて、無秩序にチェアが散乱しておりました。
最高に気持ちの良いジャグジー。
ほんと、キレイな白砂のビーチ。全米ベストビーチに輝いただけありますわね。
州立公園ですので、パラソルは一番端っこのホテル前のみ。あとは普通の人がビーチに遊びに来ています。
透明度抜群。特にグラッシーな2日間でした。
遠くホテル側を見たところ。
朝明け前からビーチを走り続けるオトコ(オット)、約1名。
私が気に入った木陰。お部屋の真ん前でした。
こちらも部屋の前の小さな入り江。亀やエイのいる美しい洞窟ビーチです。
ボラボラに匹敵!とオットが絶賛したビーチ。1日中遊んでも飽きないとか。「又来ようぜ!海だけ入ればいいじゃん!」ですって。
1から10までこのホテルの良さはビーチにあり!おそらくハワイ最強のビーチではないでしょうか?確かに、透明度&白砂&海洋生物と3拍子が揃っているリゾートのビーチは見かけません。この為だけに来る価値はあるのは認めます。
そう言えば、日本人の宿泊客をほとんど見かけず少なからず驚きました。時期的なことも関係あるかも知れませんが、FSの方が多く感じたくらいです。
1日中岩場に座り、亀と遊ぶオット。ここのビーチはホント素晴らしいですわね。特に私達が行った時はグラッシーだとのことでしたが、夏は波が上がると濁ることも多いそうです。
夏に来た方のサイトの写真はキレイではなく、「透明度はタイシタ事ない」なんて書いてありましたから。それにしても、ステイト・パークにこんなデッカイホテルを建てるなんて、凄すぎます。ハワイのリゾートのビーチとしては、おそらく#1ではないでしょうか?ありえませんって。
久々にお隣のマウナケア・ビーチホテルにも行ってみました。遠く記憶を遡ること20年前、結婚する前オットに連れて来てもらいました。
その頃は素敵なリゾートだなぁと感激したもんです。(スレテいなかったのね)今年で何と40周年記念とか!さすがに古く「旬」という生きの良さは感じられませんが、なんとも言えずにノスタルジックなホテルです。宿泊客の年齢層も異常に高そう。
皆過去を探しに来ているみたいにぼ~っとしていました。ハワイ島のリゾートの先駆けとして、ロックフェラー一族が所有していた別荘地を巨額の富を投じて、インフラも道もエアポートも何も無い溶岩を切り開きと、さすがロックフェラーさん!スケールが違う。
久々にここを訪れてみて、自分がこの20年間に得たもの失ったものの大きさに、鼻の奥がつーんとなった一瞬でございました。ハワイも20年で変わりました。去るものは去り、淘汰され残るものは生き続ける。こういう話するようになったら、オシマイ。年寄りの証拠なんですよね。がくっ。←嘗て#1ビーチに輝いたことのあるマウナケア・ビーチ。
何となく人生やリゾートをしみじみ考えさせられた、今回の旅。・・・と色々書きましたが、いやーここのビーチは最高ですよ~!って、しつこいですね。
気取りやスノッブさとは無縁の大らかな全米ベストビーチにそびえ立つ大型リゾート、アメリカ人の団体客も多く見かけました。カジュアルなご家族連れに特にお薦めです!
又来ますわ。さよなら、ハワイ島(当分)。
やっぱりウィスラー!
というわけで、静かなブロッコムから賑やかなウィスラーに引越しです。2010年の冬季オリンピック開催を控え、ビレッジはメチャ活気が。快晴!最高♪
このゆるーくマッタリとした感じ・・・
ホットなコンサート(無料)もあるし・・・
ワンちゃんもいっぱいいるし・・・
へんなオジサンもいるし・・・?
スーパーはあるし・・・
近所に美味しいレストランはどっさりだし・・・
相変わらずワインは美味だし・・・
鹿のカルパッチョは絶品だし・・・(関係無いか)
ゴンドラは真横だし・・・(遠くウィスラービレッジを見たところ)で、やっぱりウィスラービレッジが好きな庶民的な私達でした。(笑)
春スキーにうってつけのお天気。
さすがにウイークエンドは混んでおりました。
でも、この程度です。
ビールでも飲みますか。
ロッキー山脈をバックに
特等席です。
やっぱりパンパシ?
FSを3泊に切り上げると決めた時点で、どうする~?と悩んだ二人。時あたかもスノボ&スキーの世界フェスティバルが。まずはWestinをチェック。ほぼ満室とのこと。人気あるんですね。お次はおなじみのパンパシをチェック。
Busy Busy Weekendだからね~とのことでしたが、「以前泊まってすっごく良かったので」とお世辞を言うと早速コンピューターをチェック→いきなり「ウェルカム・バック!」と予約OK。言ってみるもんですね~。100部屋あまりのこじんまり感が好きです。
パンパシもほぼ満室状態。一応割り引きはしてくれたものの、結構強気な価格でした。3年前の約2倍!人気あるんですね。パンパシがFSよりお高いなんて、信じられますう?更にキャンセルポリシーもFSは1日なのに対し、パンパシは30日と強気!FSはキャンペーン中にもかかわらず、何故かガラガラでした。敷居が高いのかしらん?窓の外はカフェ&ゴンドラ乗り場。以前泊まったベストビューのスロープのド真ん前は、さすがに今回取れませんでしたが、ここもコンサートを真上から見れたし、遠く山脈もキレイだしでグッドでしたよ。明るく抜けのあるビューのお部屋に満足。
横の窓からはスロープが見えました。春なので、さすがに下までは降りられませんが。
夕闇せまるビレッジの灯り。
キッチンから。
暖炉&カウチ&テーブル&キッチン。コンパクトにまとまっています。
キッチンは使い勝手がよろし。
ベッドルームからも山並みが。一応スイートではありますが、おそらくFSのEXスイートの半分くらいしか無いのでは?FSと違い、バスとシャワーもセパレートではないし、トイレは1箇所しか無いし、
ダブルシンクでも無いし、とナイナイ尽くしのパンパシですが。ウィスラーでベストロケーションの強みでしょうか?毎年チェックアウト時に次回の予約をして行く人が多いとか。リピーター強し!今年の6月に2軒目をビレッジにオープンするというパンパシ。ウィスラーではダントツの人気のようです。そーいえば、バンクーバーのPPも人気あると言うし、ロケーションでしょうか?
パシフィック・スイート。3方にゲイブル・ウインドウのあるパンパシでベストのお部屋。
現在はブレックファスト・ルームになっていました。宿泊者専用。
ブロッコムとウィスラー、隣同士なのに街もホテルも雰囲気が違います。静けさを好む人はブロッコムに、ワイキキのような便利さと明るい賑わいを好む人はウィスラーがお薦めです。
パンパシフィックがシェラトンワイキキだとすると、FSは何処なんでしょう?スロープの真ん前なら、間違いなくカハラ・マンダリンなんだけど。惜しいなぁ。FSファンに叱られそう?(独り言です、気にしないでください)おしまい。
フォーシーズンズ・リゾート@ウィスラー 2005年4月
春スキーがしたいよォというオットにつきあい、カナダに行って来ました。最後に行ったのが2001年12月ですから、3年ぶりです。まずはエア・カナダの変貌振りには驚きました。個人的に大好きエアの3指に入っていたのに、この凋落振りは?!(涙)超快適だったHNL-YVR路線のエアバスが、ボロボロの767に。サービス&機内食等、これが同じエアラインとは思えぬほど。そう言えば会社更生法とかありましたもんね・・・仕方ないかも。
5時間でバンクーバーに到着。世界で一番住みよい街に5年連続輝いたこともあるそうな。
エアポートからは2時間あまり。HNL-YVRのエアの時刻も良いしアクセスも便利ですので、ハワイの人達には人気のウィスラー。私の周りでも、数え切れないくらい通ったという知人が大勢おります。
フォーシーズンズ・ウィスラーのエントランス。(場所はウィスラーではなくブロッコムのはずれです)昨年の7月にオープンしたばかりのほやほや。ホテルの真横がレジデンシャルなコンドで、売り出し中でした。
周りはトレッキングなぞする林。ビレッジまでは少々ありますので、頻繁に出るホテル専用のシャトルに頼ることになります。
エントランスのお花。
こじんまりのロビー。
フロント・デスク。
コンシェルジュ・デスク。詳しいレストラン情報は必見。
ロビー横のライブラリー。
ここもこじんまりのカウチ。
窓際のチェイス。外はコートヤード。
階段を下りると、レストラン。
個人的に気に入った枝模様の仕切り?
唯一のレストラン。山の中だけど、シーフッド専門。ランチのお客は私達2人だけ。
寒い日にはクラムチャウダー。お上品テイスト。
ワインバーの入り口。
年齢層の高いお客様が多く、ゆったりワインを傾けたり・・・。
すいているので、落ち着けたり。
デラックス・EXスイート
お部屋にあったドライ・フルーツ。好き。
日本茶&おせんべいも。日本人だからね。
ベッドルームから見たリビング。
カウチ&チェイス&革張りの椅子が4脚。重厚なテイストで。
ウィスラーで一番の広さを誇るフォーシーズンズ。一番小さなスタンダードで500SQ FTあるとか。こちらはDX EX STで950ありました。確かにウィスラー&ブロッコムでは、広さについては一番かと。お子様が一緒の方にお薦め。カウチがベッドになるし、バスは2箇所あるし、お得では?
暖炉、ガスでした。
TV&PCデスクの奥がエントランス&2つ目のバスルーム。
ファイアープレイスの奥がベッドルーム。
こちらも重みのある暖色系で。
窓の外は雪~♪
メインのバス。
スパ他・・・
何部屋も見せていただいたのですが、どうしても気に入るビューがありませんでした。これはホテルのせいではなく、サイトを見て勝手にFSジャクソンホールのような「マウンテン・フロント&スロープビュー」と思い込んでいた私が悪いのでしょう。****ラナイからの景色。一応こちらの抜けのあるビューがこのホテルのベストだそうです。
こちらが静かなお部屋。要するに、シャトーウィスラーの真後ろでございます。
地図を見ても3方を道路に囲まれ1方はシャトーウィスラーの裏側。考えるまでもなく、良い場所は既に多くのホテルが林立していますので、ロケーションについては厳しいところです。その代わりFSは広さ&ハード&ソフトで勝負という感じでしょうか?
スパの入り口。
FSのフィットネスのマシーンは、何処も秀悦。
山を臨むプール。真横が三叉路。
ジャグジー。気持ちよい。
真上から見た、コートヤード。
コートヤードを抜け、
FS付近は最近開発された新興ビレッジですので、何もありません。元々賑やかなウィスラーよりも静かなブロッコムを好む人達はシャトーウィスラーを選んでいたようです。FSから5分くらい歩くと
スキー・コンシェルジュです。シャトーウィスラーのようにSKI IN SKI OUTではないので、リフトの真ん前に専用のルームがあります。さすがFS。スキー靴まで履かせてくれるサービスは、お殿様状態?
平日のブロッコム、だ~れもおりません。FSのスタッフが何処にでも迎えに来てくれます。雪降る中をそれぞれの麓で傘を差してじっと待っていてくれます。すごい!
FSウィスラーは素晴らしいリゾートでした。広々としたお部屋、フレンドリーにてポライトな非の打ち所の無いFS式サービス、優秀なフィットネスにスパと何もかも揃っているピカピカのFS。おそらくハード&ソフトはウィスラー&ブロッコム一。2010年の冬季オリンピックの際にはきっと賑わうことでしょう。
優しいスタッフは丁寧に何部屋も見せてくださり、最後にはこのホテルの最高のお部屋(キッチン付き&2000SQ FTはあるのでは?)をリーズナブルな料金でとのありがたいお申し出までしていただきましたが、どうしても6泊する気持ちになれず3泊で移ってしまいました。私達がバカなのでしょう。ちなみに、今回宿泊したFSのデラックス・EXスイート3泊分(キャンペーン中)と、パンパシフィックのシンプルな縦割りスイート(FSの半分程度の広さ)の3泊分の料金は、ほぼ同じ又は少々パンパシフィックの方が上です。
あなたなら、どちらを取ります?・・・
ウィスラービレッジに続きます。