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リビエラマヤ・ホテル / パライソ・デ・ラ・ボニタ / Paraiso de la bonita / カンクン

Maromaを1泊で出ます!と言ったのはイイけれど、ほんじゃー次は何処に行くの?~って、右も左もわからぬ広大なRiviera Mayaのジャングルの真ん中でございます。どうしましょう?
で、すかさずオットが「ほらほら、君が最後まで悩んでいたホテルあったじゃん!え~っと、お金持ちのメキシコ人の建築家のおっさんが、世界中旅行した奥さんの為に作ったって言う変わったホテル」と言い、う~ん、どうしても名前が思い出せません。ホテルダイレクトリーを見ても、載っていません。困った。

恥をしのんでフロントに電話してみました。「えっとですね~、確か2年前くらいに出来たばかりで、70部屋くらいで、インターコンチのマネージメントで、セレブに人気で、パラなんとかっていうリゾートわかります?」と。待つこと1分。「それは、パライソ・デ・ラ・ボニータ」ですよとのこと。そうそう、そんな名前でしたわって、早速電話をつなげてもらいました。ここからはオットのお得意の分野です。いきなりチェックアウト&いきなりチェックインというのは、別に珍しくもなんとも無い私たちですので。自慢になりませんね。(苦笑)

ラッキーにも空いておりました。Martin Lutherの連休だというのに。ほっ。「チェックインは何時でも構いません。すぐに車をまわします。最高のお部屋を用意しておきます。You might love it!」と言われ、何となく半信半疑の私達でした。ま、泊まれればイイかって。ここはアマンみたいな感じでトランスポーテーションがついております。スタッフも一番アマンぽいかも知れません。かしずく感じで緊張が伝わります。    

皆さん並々ならぬ誇りをお持ちのようでした。続々と5☆ホテルが参入し、セレブご用達の感のあるリビエラ・マヤにおいて、「1番を目指す」という心意気を感じました。(その後他のホテルにおいても同じような意気込みを感じたわけですが)2年あまりで、昨年の世界のベスト15ホテルに選ばれたとのこと。(どのような種類のセレクトかは存じませんが)さてさて、どんなもんでしょう。  

不思議なロビーです。マヤ・フレイバーとでも申しましょうか?このホテルについて以前トラベル・マガジンで読んだ記憶によりますと、世界中を旅したカップル(ご主人はサクセスフルな建築家)が、世界中から持ち帰った様々なものを利用しつつ、人生の総まとめとして奥様へのプレゼントとして造ったものだとか。いますよね、そういう方たち、ヨーロッパなんかによく。ホテル内は大きく分けて、アフリカ風、メキシコ風、アジア風の3テイスト。控えめに言って、かなり濃い印象です。  

こじんまりのフロント。セレブの写真がずらずらっと。奥様(女優さんかなんか?)とお友達なんですってさ。写真を見たオットが「すげーみんな滅茶苦茶リッチそうじゃん」って、場違いな私達?このホテルのスーベニア・ショップでキューバの葉巻を買おうとしたオットが、思わず引いていました。ぎょっとするようなお値段なんですもん。(泣)スーベニアショップにシャネルのコートが何気なく置いてあるのも、ちょっとびっくり。思わず「これ本物?」と聞き軽蔑されたオットでした。だって、こんなジャングルの真ん中でシャネルですよー。買う人がいるから、置いてあるんでしょうが。  

フラフラさ迷うオット。  

不思議な回廊。ふらふら意味もなく彷徨うと、なんかお探しですか~と煩わせてしまうような?どちらからいらしたんですかぁ~?って、しつこく&しつこく何回も色々な人に聞かれます。そんなに珍しいのかしらん?  

大きなカウチ。  

プール。後ろがフロント&ロビー棟。  

誰も泳いでいないヒーティッド・プール。1日中読書に励むお客様たち。当然、写真はすごーーーく嫌われます。睨まれます。(まじ)で、人が居ない朝を狙って撮りました。そうでなくとも目立ってしまうアジアンの私達。大人しくしておりますわ。  

そうか、これがマヤ・フレイバーってやつですかい。  

プールというよりは、寝湯のようでした。  

バーから。  
居心地の良いプールバー。スタッフの対応は、やはり丁寧。  

マルガリータ。今回飲んだ中ではピカ2でした。  

ラウンジ。  

ラウンジから回廊。 
 
朝食のテーブル。  

オットはチャレンジャーなんで、朝からメキシコ風。  

私はソツなく、スパニッシュオムレツ。美味しかった。  

私達のお部屋は一番端っこなんで、カートじゃないと無理です。ビーチずたいに歩く方が楽でした。  

朝のヨガ。気持ちよい。  

桟橋バーで待っていると・・・  

コーヒーを運んでくれます。  

夜はキャンドルだらけ。  

更にアヤシイ・ロビー。  

ライブラリーのバー。  

更にアヤシイ・回廊。モロッコのキャンドルスタンドがびっしりと足元を照らします。  

Maromaに続き、今回も何故だか、一番端の3階のコーナーでした。Tulumというお部屋。
荷物を運んでくれたポーターやら、フロントの人やら、運転手やら、「最高のロケーションですよ」と言っていました。そうなん?  

エントランスからラナイを見たところ。異常に天井が高くて撮れません。メキシコ風と言いますか、スパニッシュ・テイストと言いますか・・・。  

ラナイのソファから見たビーチ。誰も居ない。  

他のお部屋と比較すると、確かに180度のビューが楽しめます。他は90度くらいでしょうか?  

向こうに見える桟橋がフロント&メインBLDG.  

アンチック風のミラーにハンドメイドのメキシコグラスのシンク。凝り懲りです。ここも寝湯のようなバスタブで、お湯がいっぱい必要。
メキシコってこんな感じなんすか?思いいれたっぷりのバスルーム。一歩間違えるとラブホ、とはオットの言葉。(失礼いたしましたぁ) 

ベッドルーム。  

カウチ&デスク。  

窓ガラスからは、熱帯雨林の広がる手つかずのビーチ。未開のジャングルにはクーガーもいるとか?ほんまかいな。  

オットがスノーケル中拾った「シー・ファン」。今回一番のスーベニアです。もっと大きいのもありました。  

黄色の壁にアイアンの家具。スパニッシュッ調、好きかも。  

個人的に気に入ってる写真です。(*^-^*)  

世界中を旅して、色々なホテルに泊まり、様々なスーベニアを大量に持ち帰り、自分のビラを飾り立てるリッチ&フェイマスな方々のセンスを「アーキテクチャル・ダイジェスト」等で見るにつけ、ああ、こりゃ苦手だな~と思っていた私です。何だか落ち着かないような感じがして、最初からこのホテルを予約しなかったという理由もあります。あまりにも趣味に走りすぎているような印象があったのですよね。
でも、うちのオットが今回宿泊した4件において「ベストだ」と言っております。スタッフもサービスも、電話の対応も非の打ち所がありませんでした。たまたまかも知れませんが、なかなか良いお部屋もいただけましたし。この近さですもの。
メインからはささ~っとリアジェットを飛ばして気が向いたらいらっしゃる、セレブの方たちにはうってつけな場所でしょう。ここならパパラッチも入り込めません。
エキゾチックなリゾートが目白押し。今さらながらに、メキシコって濃いです。一筋縄ではいきません。

※ホテルのサイトです 


リビエラマヤ・ホテル / イカ・デル・マー / Ika del Mar カンクン

最初に言っておきましょう。ここも、かな~り変わったリゾートでした。出来てまだ2年しか経っておりません。なのに、欧米のホテル・ラバーの間では既に有名です。いきなりジャングルの真ん中に到着し、なかばボーゼンとするオット。海も見えないし。何も予備知識が無かったオットは「やばいとこ来たな」と思ったとか。実は私もちょっと想像したのと違っておりました。うう、責任重大。

歩け歩け熱帯雨林の中。ジャングルそのまんまなんで、昼間でも暗いのです。夜なんて、まじで肝試しの世界です。(涙)

最初は慣れずに道を間違えるし、他の人のビラに入りそうになるし。ここは29ビラしかありませんが、番号とか部屋名が書いていないのですよ。  

100メートルくらいジャングルを歩いたでしょうか?くねくねしているので、それ以上に感じますが。いきなり白砂のビーチです。真っ暗から突然視界が開けるので、目がやられそう。まじで。このコントラスト、ヨーロッパの人とか好きそう。私ら日本人はもっと普通のでOKっす。ロビーから海見えじゃーんみたいな?

桟橋から見たホテル。プール&レストラン。お部屋は一切見えません。ここは全てジャングルのビラのみ。オーシャンフロント・オーシャンビュールームは存在しません。  

遠浅の海。桟橋から飛び込むと大変。  

ふーっむと海を見つめるオット。結構波も。  

セットが入っていました。波乗りするには、ちょい足りないとか。  

「折角海のそばに居るのに、ジャングルの部屋にいるのは嫌」と言い、ずっと海にいたオトコ。でもね、皆さん密林の中のお部屋を御気に召しているようですよ。私ですか?これが意外や意外。居れば居るほど居心地の良さを感じ、どんどん好きになってしまいました。しかし、オットには不評でした。「オレ、海の真ん前で朝起きたらボチャン!っていう部屋が好きなの!」とのこと。今回は低層のビル(3階)で、ビラはジャングルだし、かなりお気に召さなかったような?トントントンボチャン!って、モルジブかフィジーかタヒチしか無いじゃん!と夫婦喧嘩に発展しました。  

日差しがメチャ強いので、退散。  

海の見えるスパから。  

ここも不思議でした。  

カップルでどうぞ。  

これがマヤに伝わるスパの秘密レシピ?ごりごりごり・・・。  

これがマヤに伝わるサウナ?面白すぎ。  

ここはジャングルのスパ。こちらの方が人気ありました。  

ちょっぴりアヤシイ、ジェットバス。隣はもっとアヤシイ・サウナ。  

文字通り、森の中のスパです。ヨーロッパの人達って、真っ暗になってからを好むんですって。こわくない?  

いきなりビラに現れたソープ・レディ。最初は何?って感じで驚きました。ハンドメイドの石鹸を幾つも袋に入れ、各ビラを周りお客に選ばせ、その場で羊羹のように切ってくれるのです。これぞまさしく、ソープ嬢ですわね。このリゾートは至るところに、こんな感じのナチュラル系小洒落を用意してあります。  

私は日陰のプールサイドが好きっす。ずっ~と日陰にいたので、皆にジロジロ見られました。私から見ると、皆さん焼きすぎですって!真っ赤になるまで焼く?きっと寒い場所から来たのだなぁ~と勝手に解釈いたしました。  

誰も泳がないヒートプール。ここもお風呂みたいでした。  

奥がレストラン。  

いかにも、デザインホテル風。  

プール脇のバー。結構居心地がイイ。  

2階にあるレストラン。  

今回ピカ1だったマルガリータ。美味。  

夜のバー。  

夜のレストラン。ここはジャングルちっくとは正反対。NYやTokyoにありそう。  

ビラの入り口。29ビラは全て同じデザインです。  

小さなヒートプール。かなり熱い。が、しかし、部屋にバスタブが無い!ので、その代わりなのでしょう。「プールつけるなら風呂つくれ!」とは風呂命の我がオット。でも、まあ、ジャングルの真ん中で水が乏しいのでは?プールなら何回も使用出来るしね。どうして私がイイワケしなくちゃいけないの?  

すごくピースフルな午後。鳥の鳴き声しかしません。  

ベッドルームから見たガーデン。  

ラナイからベッド。いわゆる、フィジーやアジアンなやつ。メキシコって感じではないような?アジアのリゾート慣れしている日本の方たちには、きっと「ふ~ん」という程度ではないかしらん?  
リーディングチェア&ライト。  

流行りな、シンプル・モダンなファニチャー。実はオットは「デザインホテル」を好きじゃなかったり。今回はちょっとハズシタ?  
最近何処でもよく見かける、シンク。コーラー社ね。

丁度滞在中にホテルの3RDアニバーサリーPartyがあり、出席いたしました。カジュアルなBBQパーティということでしたが、これがビックリ!皆さん素敵なソワレやら背中出しドレスやらをお召しで、ここはNYか?!と思ったほどです。
実際には半分以上がヨーロッパからのお客様。年齢層は高め。特筆すべきは、皆さんまじで美男美女。ジャングルの真ん中でドレスアップするとは、さすがでございます。それにしても、ラクロワのドレスやディオールのヒールをお持ちになっているとは。ワタクシ?夜は冷える(14度ですよ!)のでサマーセーターにパンツでしたわ。寒くてもジャングルでも肌を露出する心意気、見習わねば。  

辛口批評で有名なトラベル・ライターにして、手放しの褒めよう。2年たらずであまたのホテル写真集に出ているし、トラベルマガジンの常連。宿泊者の感想を見ても、ホスピタリティーとロマンチック度を絶賛。普通ストレッチド・ビーチに沿うようにビラが点在するのに対し、このホテルの敷地はビーチが短いのでジャングルに向かって細長く伸びているのです。お風呂はないし、レストランも少ない、ビーチフロントでもない。
しかし、、強気。通常は最低3泊、ホリディシーズンに至っては最低8泊、そしてキャンセルポリシーもなんと45日!マネージャーさんとお話する機会があったのですが、バニヤンツリーやマンダリン・オリエンタル等が続々が参入しても、「ウチはウチ!」と勝算があるようでした。前日宿泊したパライソのスタッフもこのリゾートのことを「うちのライバル」と隠しません。「日本人が先月ここでウエデイングをしたのですよ」とのこと。その日本人のお客様に、是非ご感想を聞きたいワタクシです。

※ホテルのサイトです。


リビエラマヤのホテル / マロマ・リゾート&スパ / Maroma Resort and spa カンクン

マヤ・ブルーを探して 2005 January

国内線のコンチはお初でございます。結構イイ噂が聞こえてきましたので、ちょっぴり期待して乗りました。今回も例のごとく、貯まりに貯まったワールドパークスのマイレージを使用で、なんちゃってFでした。アメリカ本土からカンクンは「安・近・短」の代名詞のようですが、ハワイからは全然リーズナブルではありません。ちなみにちゃんとした正規で買うと、ホノルル~カンクン=ホノルル~日本間は同じ、いやそれ以上します。マイレージ様々ですわ。

お食事、かなりマシ。デルタやUAやNWやアメリカンの国内線Fと比較しても◎。他がヤバイだけかしらん?フライト・アテンダントもおっかなくないし。(^ー^;)  

ホノルルから6時間あまりでテキサスはヒューストン、ジョージ・ブッシュ(お父ちゃんの方)・エアポートに到着。ここは右を見ても左を見てもコンチばっかり。ここでB親子の悪口はご法度(らしい?)コンチの乗り継ぎは非常に楽チンで、トランジットは1時間。ところで近い将来、息子名のエアポートがテキサスに出来たら、同じ名前でややこしいのではないかしらん?  

ヒューストンから2時間で、あっという間に到着。うーん、近過ぎます。メインランドで「カリブに行った」と言っても誰も羨ましがらないけど、「ハワイに行って来た」というとイイナ~と羨望なんですって。ほんとかも。  

何処までもひたすら続く熱帯雨林のジャングル、意外な展開。何も予備知識が無かったので、ロス・カボスのような「砂漠+ビーチ」かと思っていたのです。(恥)くっきり映る飛行機のシャドーです。  

いきなり遺跡に飛びます。マヤっていえば、遺跡ですものね。  

リヴィエラ・マヤに来たら、絶対Tulumに行かないと。ベストシーズンの乾季でさわやかなものの、日中はすさまじい日差し。夏休みを利用して日本から来る観光客は、熱中症でバタバタ倒れちゃうんですって。ガイドさんのサイトに書いてありました。皆さん、お水をいっぱい飲みませう。  

私がマヤにイキタイ&イキタイとなったのは、昨年の夏何気なく開いたトラベル・マガジンの特集を見てから。アメリカ人女性ライターによる、「ラプソディー・イン・マヤ・ブルー」は素敵でした。独特のソーダを流したような、ブルーキュラソのカクテルを思わせる「マヤ・ブルー」を確認しに行った旅でした。←崖には柵がありません。立っているのはオット。こわいよーと怯える、高所恐怖症のツマでした。  

風の神殿。カリブ海をカヌーで旅した海洋民族が残した遺跡です。***ポーズをつけるオット。  

←ポーズをつけるイグアナ。(わかります?)カメラを向けると、いきなり「撮って」とばかりに。(笑)  

Maroma Resort & Spa 2005 January

喧騒のカンクンを後にして、ユカタン半島を南下すること1時間。熱帯雨林のジャングルを切り開いたガタガタ道を抜けると、ひっそりと趣きの異なる大人のリゾートが点在します。  

鳥もお出迎え。  

海越しのテーブルから。***マロマ・リゾートはリビエラ・マヤでは先駆者的な存在。素敵なホテルが全く存在しなかった時代から続いているので、強力なリピーターがついているとか。私たちが訪ねた時も満室状態でした。お客様の年齢層もいかにも高そう。ブレア首相もお気に入り?  

あいにく、ちょっぴりオーバーキャスト気味。  

ひたすら続く白砂のビーチ。  

チェアで寝転び、熱くなるとパラソルに逃げ込む、二段構え?  

そんじゃーダイビングでも行って来ますわ~というオット。真ん前からボートが出ます。一応、World Second Largest Reefだそうな。GBRの次ね。  

プールはオーシャンフロントではなく、密林の中。何故?  

夜になるとキャンドルで足元をライト・アップ。  

こちらはジャングルの中のお部屋・・・いかにも白人が好きそう。  

私たちは、やっぱり海がイイナ~。で、ここは入り口。奥がベッドルームに続きます。  

メキシコチックなファニチャー。好きかも。でも、奥まった場所のリビングなんで、使用せず。  

ベッド&デスク。丁度やしの葉っぱが生い茂る高さ。  

ベッドからラナイ。  

ラナイからベッド。  

一応、3階の角部屋でした。リゾート内でも見晴らしの良い、プライバシーのある、上々の部類のお部屋かと思います。  

ひたすら熱帯雨林、そして、ビーチ。 

不思議なお風呂。お湯がいっぱい必要。温泉みたいでした。   

わざと古っぽくしたバスルーム。実は改装直後で、私たちが最初のお客らしい。まじ? 

一番好きだった、気持ちの良い屋上。なんか、おかしなポーズのような?*最近モデルになるのを嫌がり、ちょっと投げやりなオットです。  

ビーチの端から端まで見渡せます。  

きれいなブルーだにゃー。パシフィック・オーシャンとは違うな~。  

ホテルのサイトにも使用されているビュー。 

ここがずっと来たかったリビエラ・マヤなのかぁ。ロマンチックかも。  


私はこのリゾートを語る資格はございません。何故かと言いますと、3日の予定を切り上げて1日でチェックアウトしてしまったからです。(^-^;)スタッフもイイ感じで、年月によって発酵された風格と、落ち着きのあるリピーターによって、なかなか素敵なリゾートかとは思いますが・・・おかしなくらいに、後から思うと笑ってしまうくらいに、何故だか、次から次へと色々な事が起こりまして。(苦笑)そんじゃ~出ますわ~と翌日リゾートを後にしました。

ま、色々あるのが旅ですから。他にも気になるリゾートがありましたので、突然の予約が取れたのを幸い、スタコラさっさと移りました。円満解決と言うわけです。GMもさすがに苦笑していました。ラテンですからね~。相性の問題もあると思いますが、どうにもならないってこともあるようで?でも、こんだけのお値段ですから、ガマンは禁物です。あえて理由はここでは書きませんが・・・。(思わせぶりですね)という訳で、期せずして4軒のホテルをはしごしてしまいました。ははっは。旅はまだまだ続きます。

※ホテルのオフィシャル・サイトはこちら


タヒチ / ル・タハア・プライベート・アイランド&スパ / Le Taha’a Private Island & Spa

フレンチ・ポリネシア・タヒチ~タハア島編 ~ Le Taha’a Private Island & Spa

相変わらず写真たっぷりです。おひまな方はどうぞ最後まで♪

3年ぶりのフレンチ・ポリネシア、タヒチです。お盆前から「10月になったら絶対何処かに行ってやるぅ」という一念で夏はお休み無しで頑張りました。ガイドブックを見ると10月下旬がベストシーズンって、ハワイくらいなんですよね。(苦笑)タヒチはかろうじて10月いっぱいは乾季と書いてありましたが、少なからず不安が。過去に2度ボラボラ&モーレアに行ったのは、6月で連日超ド・ぴーかんでした。今回は毎日お天気予報とにらめっこ。哀しい予感は的中し、10月の半ばごろから突如雨マークがオン・パレード。どうしよう、キャンセルしようかな~と最後まで悩みました。

ハワイアン・エアで5時間。ハワイとは時差無しのタヒチへの旅。時差の無い国は楽ですね~。そうそう!全然期待していなかったハワイアン・エアの機内食、これがイケマシタ。パクリム風で、もしや一番好きな味かも知れません。マウイのJoe’sがシェフらしいですが、結構頑張っていました。機材も新しくなっていたし、Fクラスの対応も今までとは驚きの段違いです。  

タヒチ島パペーテからモーレアに飛び、さらにライアテア島を目指します。タハア島には空港がありませんので、そこからボートで約45分で、ようやく遥々リゾートに到着でございます。ふー。私たちは時差無しのハワイからなので楽でしたが、フランスから来た人々は、口も聞けぬくらいに皆さんグッタリのご様子。フランスからだと一体何時間かかるのでしょうか?ようやく見えて来ました。  

やっと到着。船着場です。向こうに見えるのがタハア本島。リゾートはプライベートなモツ(離れ小島)にあります。  

今年は雨季が早めに来たとかで、昨日まで雷が鳴り響いていたとか。沖で高波があがったせいで、藻が沢山流れついてしまったようです。少々濁っておりました。オン・ショアな位置なので、仕方ありませんね。いつになく曇りがちでしたが、晴れただけでも感謝です。でも、次回は絶対ド・ぴーかんな乾季を狙おうと誓いました。が、他の方のサイトの写真を見ると結構どれも曇りがちなので、もしやそのようなロケーションなのでしょうか?  

桟橋の先がフロント。  

ポリネシア唯一のル・レ・シャトー。これにつられて、来てしまったようなもんです。(^ー^;)  

メインBLDGの前にて。このリゾートは、船がモチーフのようで。  

レセプション。  

レストラン。今まで行ったタヒチのレストランでは、一番立派で繊細なお味でした。もう一つの更にドレッシーなファインダイニングは、1日8組のみ予約可です。どうぞ御予約はお早めに。スタッフの80%はローカルを採用と聞きましたが、なかなかどうして皆さんエレガントな対応です。ポリネシア独特の投げやり感とは無縁で、庭師からハウスキーパーに至るまで英語も上手だし、気がつくし、素早いし、細やかだし。おそらく、ソフト面ではフレンチ・ポリネシア一では?  

ワインのセレクションもなかなか・・・。ここはビールより、ワインでしょう。  

今まで食べた中で一番お上品な「ポワソン・クリュ」でした。ちょいココナッツ風味がきついかな?  

バーも船を意識したデザイン。このホテルの客層は、かなり落ち着いたカップルが多かったように思いました。通常タヒチって若い新婚さんが目立つのですが、こちらは40~60代のフランス人が7割程度?その他はアメリカ人。日本人は珍しいようです。  

スパベッドは遠くボラボラ島の島影が見えるプライベートビーチで。  

沼に面したスパです。すっごく人気なので、御予約はお早めに。  

ハンモック大好きなオトコ。その1。ボラボラを見ながら。  

その2。タハア島を見つつ。  

その3。ビーチコテージの前にて。  

小ぶりながら、プールもあります。  

レストランから。  

ビーチのカジュアルなレストラン。  

やっぱりヒナノも飲みましょう♪そうそう、この島はバニラアイランドと呼ばれているのです。バニラが沢山取れるそうで、ホームメードのアイスクリームにも、これでもか!と入っていました。  

ワイングラスの中にパームツリーが。  

オットが朝のジョギングで島を周って来て「良かったぜー」と言うので、島の裏側をお散歩しました。  

島の裏側、遠くボラボラが見えます、パーム好きなオトコその1。  

パームに上るのは難しい、その2。※良い子はまねしないでね。  

南太平洋のサンセット、その3。  

やっぱり、水上コテ! Over water bangalow

ここの水上コテージの居心地の良さは有名ですから、是非泊まってみたかったのです。  

桟橋には魚用のフランスパン。  

他のリゾートと比較すると、お隣との距離があるように感じました。ここには3種類の水コテが存在します。お部屋の広さやインテリアは同じですが、位置が全く違います。すごーく予約が難しいとは思いますが、是非、「ボラボラ・コテージ」(8部屋のみ)の先端の4部屋をオススメいたします。風や海流の向き&透明度&ビュー他、ベスト・オブ・ベストですので。個人予約より、代理店に強力にプッシュしてもらう方が可能性あるのでは?私たちは3ヶ月前の予約でしたので、もちろん無理でしたが。(ここの稼働率は相当に高そうですし)  

入り口。  

シンプルでナチュラル。居心地の良さそうな造り。  

広さはおそらく、ホテル・ボラボラの1.5倍以上はあるでしょうね。お子さんがいる家族は4人くらいで寝られそうです。そういえば、お子様を一人もお見かけしませんでした。お子様OKなはずですよね?  

窓からのビュー。風の向き、日差し、プライバシーの確保、使いかって等、よーく考えてデザインされています。うちのオットいわく、「今まででベストの水コテ」だそうでございます。確かにず~っとこもりきりになれる空間です。  

こちらのカウチがベッドにもなるみたい。  

気持ちヨカー。  

ラナイの広さも通常の倍くらいありそうです。  

カヌー・ブレックファースト。生演奏付きです。 

夕方のシャワーが通り過ぎる頃。大好きな時間。  

ベッドの奥がデスク&バスルーム。手前のガラスの下が海。  

落ち着くベッド。(スプリングは柔らかめ?)  

ダブルシンクもバスタブも船内のようなデザイン。見た目よりも体の収まりの良いタブでした。自然光と風が通りぬけるデザイン。  

しつこく、ビーチ・ビラ  Beach Villa

タハア島からの朝陽に煙る、水上コテージ。ビーチビラからの眺めです。  

水上コテージよりも大人気なのが、ビーチビラです。欲張りなので、後半はこちらに移動。「いいですよー」と言われると、ついつい試したくなってしまいます。こちらは僅かに9室のみ。予約を取るのも大変です。ダイレクトでホテルに打診するより、代理店を通す方が可能性が高いとのこと。私もExpediaから取りました。ビーチから見たところです。  

入り口です。  

エントランスからビーチを見たところ。  

デッキにあるチェアーから。目の前に巨木。私たちは部屋指定をしなかったので、2部屋からのチョイスでした。もう一部屋は島の一番端にあったのですが、風下の為目の前のビーチに異常に藻が流れ着いてキレイではなかったので、こちらを選びました。両隣は抜けの良いコテージでした。  

ベッド。(水上コテージより寝心地が良かった)  

ベッドからプールを見たところ。

リビングからベッドルームを見たところ。だっだだだーっと長いです。あらゆる全ての窓から、四方八方風の吹きぬけるデザイン。  

カウチ。こちらもベッドになるので、お子様連れには良さそう。  

ダブルシンク&外にはバス。  

二人並んで入れる、寝湯感覚のバス。夜星を見ながら入ると最高。  

リビングからプール(小さい)を見たところ。  

お子様用のプールかしらん?  

ゲートを開けると・・・  

こんな感じ。プライベート感覚ばっちり。  

手前からプール、リビング、そしてベッドルーム。どの部屋からもビーチが見渡せるように配置してあります。水上コテージの数倍あるであろう、広い空間でした。なかなか居心地の良い空間ではありましたが、正直言いますと、ここまで来たら断然水コテ派!を再認識した私たちでした。海の広がる窓からのビューを取るか、広さを取るか・・・お好み次第かと思います。  

おまけその1。ファイアーマン。体をはっております。結構迫力のショーでした。  

おまけその2。タハア一有名なレストラン。シェ・ルイーズ。リゾートからボートで桟橋まで5分&おばさんが向かえに来てくれます。皆が美味しいですよ~と言うので、ランチで行きました。お客さんは私たちだけ。大丈夫かしらん?  

どどど~っと竹に並んだシーフッドの数々。新鮮でした。特にロブスターが美味。  

タハアの名物ルイーズおばちゃんと。  

おばちゃんが帰りぎわにお花を一輪くれました。中を見ると、なんと黒真珠が一粒。おおっ。心憎いギフト。おばちゃん、まはろー。  

この日はライアテア~ボラボラ間の飛行機の便が無いので、リゾートの端っこにあるヘリポートからヘリコプターで行きます。ドア・ツー・ドアで15分の楽さ。  

それでは、お次はボラボラに。ボン・ボヤージュ♪
ボラボラ編に続きます

※かなり詳しい部屋の図面がある、ホテルのオフィシャルサイトはこちらです。  


ボラボラ・ヌイ・リゾート&スパ / シェラトン・ボラボラヌイ・Bora Bora Nui Resort & Spa

Bora Bora Nui リゾート&スパ

遠くボラボラ島の島影が見えます。オテマウ山がきりりとそびえ立つ島影を拝んでいたら、日々どんどん「ボラボラに行きた
い!」という思いが募りました。ヘリが飛んで来ました。あっちは晴れているかな?

そんじゃーさようなら~タハア島!と言う暇も無く、あわただしく乗り込みます。お荷物係りのスタッフも一緒に乗りました。  

私だけ前のシート。実は(恥ずかしながら)ヘリに乗るのは初めて(オットは10回目くらい)。高所&閉所恐怖症なんですけど~大丈夫かな?  

安定した飛行で、あっと言う間にボラボラ上空。やっぱり何回来ても、海のグラデーションが感動的にキレイ!オテマウ山が神々しい!ボラボラは断然違う!一々遠い空港まで行く必要が無いので、ドア・ツー・ドアは気軽です。  

パイロットが色々説明してくれたけど、フランス語だったから意味不明でした。(^ー^;)毎回タヒチに来る度に「フランス語勉強しよう!」とは思うのですが。でも13年前と比べたらかなり楽です。ほとんどのリゾート内では、英語で通せるようになりましたね。  

ボラボラ本島上空。これは何処のリゾートかしら?おそらく、モアナ&ホテルボラボラ。  

目指すはボラボラ・ヌイのあるモツ(離れ小島)。うん、いい感じ。他が曇りでもココだけ晴れが抜けてる。タハアとは対照的に外海に面しているのもグッド。空撮してても海の透明感が伝わって来ました。  

話には聞いておりましたが、何処までもひたすらに続く水コテ。  

細長い立地を生かしたデザイン。敷地の広さ&水コテの数と言い、圧巻。  

ウェルカムなドリンク&デザート。ここのスタッフはシェラトン系列とあって、アメリカ的なてきぱきさでした。お客様もハネムーン期とあいまって、7割は日本人という感じでしょうか?後はアメリカ人。年齢層もかなり若いようで、Tahaaとはかなり違いますね。(私たちが一番年寄りか?!)  

船着場の前の桟橋を渡るとプールやレストラン。レストランのウエイトレスは、Tahaaと比較するとかなりカジュアルでした。(ハワイのウエイトレスみたい。よく言えば全く気取らず人懐こい。悪く言えば・・・ナイショ?)シェラトン(セントレジス)ということで。  

でっかいインフィニティ・プール。誰も泳いでないけど。  

800メートルに及ぶ白砂のビーチ。あまりにもキレイ。沖から白砂を運んで盛り土したそうです。(マネージャーさんが教えてくれました)  

部屋数はおそらく、Tahaaの倍はあるのでは?繁盛記だとは思いますが、あまり人に会いません。皆さん水上コテージにおこもりでしょうか?ここは水コテの数をめいっぱい確保しているので、きっと日本の代理店も予約を取りやすいと思います。ホテル・ボラボラのように敷居も高くないし。(値段は高いけど)  

何処までも何処までも続くビーチ。一番端の水コテまで行こう!と歩きましたが、あまりにも広くてギブ・アップ。カートを呼ぶ人が多かったです。  

私たちの泊まったお部屋の真ん前のビーチ。向かって右端の水コテでした。マネージャーさんが「ベストですよ」とおっしゃっていたように、確かにスノーケルも楽しいし、比較的レストランまで近いし、良かったです。  

お部屋の裏側からカヌーで抜けると、ボラボラ本島です。右側にはホテル・ボラボラが見えます。うちのオットはホテル・ボラボラまでカヌーで行ってしまいました。(ほんと)何時間も戻らなくて心配しました。さすがに上陸はしませんでしたが、プレミアム・コテージの真ん前迄行ったとか。ものずき。  

後ろの丘のてっぺんには、スパとフィットネスクラブ、そして教会も。シェラトンだけあって、朝は時差ぼけのアメリカ人でいっぱいでした。なだらかな丘にもマウンテン・ビラが建ち並びます。  

マウンテンビラはビューが良さそう。白人に人気?  

マンダラ・スパの入り口。  

スパのラナイからのビュー。反対側からはホテル・ボラボラが見えました。  

進化する水上ビラ

ここのウリの「タヒチ一、ボラボラ一ゴージャスな水上ビラ」という文句につられてやって来ました。過去に宿泊したホテル・ボラボラもモアナ・パーク・ロイヤルもロケーションは文句無しに素晴らしいものの、イマイチ「狭いなぁ」「バスルームが今ひとつだなぁ」「老朽化が・・・」という感想が正直ありました。  

スノーケルにバッチリ。ここの水はとろろ~んとしていて、穏やかでキレイ。Tahaaでは高波のせいか?浮遊物が多くて泳ぐ気がしなかったもので、ちょっぴり感動です。  
「オレはずっとここにこもるぞ」と言い、ほんとにず~っと水コテのラナイにいたオトコ。  

お隣さんの水コテとの距離は、Tahaaよりも近いです。でも、とっても広々として居心地の良いラナイでした。  

早速泳ぐオット  

フランスパンを投げると、気持ち悪いくらい?うじゃうじゃなお魚君たち。  

朝から夜までスノーケル。(夜はライトがあり)「ここではダイビングに行く必要ない」と宣言。ダイバーでしょうがぁ?  

海に浮かんだ船にいるみたい。「オレ、こういう所に住みたいんだよね~」と真剣に考えるオット。お部屋よりもラナイが気にいった模様。朝起きたらそのままドボン!の生活ですね。※おまけ:ずっと昔オットの前世を見てもらったことがありました。「彼はタヒチからハワイにカヌーに乗ってやって来たのですよ。ずっとウォーリアだった。あなたはこれから先タヒチに行き続けるでしょう」とのことでした。当時実はタヒチから帰って来たばかりで、驚いたことがあります。(ほんと)  

もうそれ以上は焼かないほうがイイよ!という忠告を無視し、更に真っ黒になったオトコ。ヒナノ・ビールを飲む。最高。言うことなし。涙が出るくらいにしあわせ~ということでした。来て良かったね。  

私はビールよりシャンペン。ああ、でも、せっかくのポメリーだと言うのに、フラット気味。ちょっと哀しかった。  

極楽な風景。  

カウチの上の窓。お隣さんがちょい見える。  

「こんなに広い必要ってあるのかなぁ?」とオットがぼやいたバスルーム。水コテの域を超えています。(笑)スケールがいかにもアメリカ人好み。とあるサイトにて日本人のご夫妻がここの水コテを評して、「我が家の3LDKのアパートがすっぽり入るような大きさ」と表現されてましたね。  

リビングからベッドルームを見たところ。  

デスクの窓からは桟橋が。  

夕闇迫るベッドルーム&ラナイ。  

ベッドルームからリビング&エントランス方面。左がバスルーム。  

夜のラナイからのリビング。2つもTVがあったけど、一度も見ませんでした。必要無いでしょう?  

サンセットは残念ながらありませんでした。マネージャーさんいわく、9月がベストシーズンなんですって。うち(ハワイ)もそうなんですよ。お休み出来ませんわ。  

帰りは桟橋からボートでボラボラの空港に向かいます。  

進化する水上コテージ。さようなら~。しっとりとした情緒を望むなら、ホテル・ボラボラを。繊細なソフトとスノッブな客層を好む人は、タハアをお薦めします。気取りとも情緒とも無縁なシェラトン系列ではありますが、「いらっしゃ~い!」というアメリカ的な大らかさと広々とした客室&敷地&爽やかな気候と海の透明度がこのリゾートにはあります。  

モーレアも含め、過去に試したタヒチの水上コテージは6箇所になりました。最後にオットに質問してみました。もしも自分の知り合いが一生に一度だけタヒチに来るとしたら、何処を勧める?と。「1箇所に決められない。地形、ロケーション、居心地、新しさ、広さ、海洋生物、夕陽、風の向き、ソフト&ハード、スタッフ、全部がパーフェクトな水コテにめぐり合ってないから」という本音のお答えでした。私たちの旅は、まだまだ続きそうです。フレンチ・ポリネシア全島目指すぞ~。(ものずきですよね)気持ちよい「気」が満ちているボラボラ島。いつも帰り際には「又来るぞ~」と思ってしまう二人でした。 

※ホテルのオフィシャル・サイトです。※2004年当時はシェラトン系列でしたが、現在(2009年)はヒルトン系のようです。その後の変化については責任持てません。すんまへん。


W ホノルル / W Hotel Honolulu

3度目のW Honolulu

最初からこんな事言うのもナンなのですが、今回はアップするのをちょっとためらいました。他のホテルは一応のラインをクリアしており、自分なりにお薦めのホテルなのですが、Wホノルルについては正直その辺りがわかりません。一言で言いますと、私にとっては「ハレ」のホテルじゃないのですよね。でも、結構ご質問を受けるホテルでもありますのでご紹介です。のっけから言い訳じみててスミマセン&Wファンの方ごめんなさい。m(_ _)m最初に謝っておきますね。

 ←ホテルの前の道。ひっそりとしててイイ感じ。まん前がKapiolani公園です。鳥のさえずりです。ワイキキからすぐの場所なのに、のんびりムード満開です。

見落とさないようにね。***このホテルのことを特別好きでもないのに、なんで3回も泊まってるの?と突っ込まれそうですが、「適正価格」だからでしょうか?プチ家出(?)をするのにHalekulaniやKahalaはちょっと考えてしまうお値段なんですよね。それに人気があり過ぎて急には予約が取れないし。前回は4月でSARSということもあり、何と$75でした。今回は夏のハイシーズンでKamaainaも無しで、$175でした。気安く泊まれる範囲なのですよね~。家からもすぐだし、静かだし、すいてるし、ワイキキは避けたいし、予約無しでOKだし、納得しております。  

入り口もひっそり。  

こじんまりと言うより、とってつけたような小さなフロント。いつ行っても、スタッフは一人だけ。49部屋だから?ここは本当にサッパリとしたサービス。キーを渡して、そんじゃーって感じ?すっごくフレンドリーなローカルスタッフなんで、全然緊張しなくてすみます。そういえば、今回3度目のステイにして初めて宿泊客を見かけました。レイバー・デイの3連休の週末ということもあると思いますが、100%アメリカ人。いつもガラガラだと思い予約も無しで行ったら、「いっぱい」とのこと。へー人気あるんだぁとちょっぴり驚き。ちなみにお客様の層も非常にカジュアルなカップル中心でございます。お子様は見かけませんでした。  

ハワイ風というよりは、バリ風?  

こちらの椅子もバリね。  

ロビーエリア。実はここに人が座ってるの、見たことありません。何かNegativeな事ばっかり書いちゃったかな。でもね、私は個人的にここのインテリアを担当した方を尊敬しております。このホテルの前身(コロニーイーストというシャビーなコンド)を知っている方でしたら、尚更そうなんじゃないでしょうか?

天井は恐ろしく低く、窓もなく、吹き抜けでも何でもない空間を、よくここまでしたよな~と思います。他のWに宿泊したことは無いのですが、低予算で見栄えよく、さっぱりしたセンスで小洒落系というのがコンセプトとして残るのですが。いかがでしょうか?  

雑貨もバリ系。  

エレベーターの脇のしつらい。ここもバリね。  

エレベーターホール。ちょっぴりアヤシイ。  

階段を上ると、  

ダイアモンド・ヘッド・グリル。ここはオープン当初マウイのデビッド・ポールを迎え鳴り物入りでスタートしたものの、現在はシェフも内容も様変わり。お味については、ここでは言及いたしません。週末のみクラブになるので若者で溢れかえるロビーエリアです。週末は真夜中の3時頃まですさまじいノイズですので、眠れないと思います。チェックインの際にも、「今夜はうるさいですよ~イイですか?」と念を押されるくらいですから・・・。  

夜のロビー。  

夜ロビー、その2。  

お部屋からラナイを見たところ。おそらくどの部屋もスイート以外は同じ大きさ&デザインではないでしょうか?今回は「一番リーズナブルなお部屋でいいっす」と言ったので、本当に一番安いお部屋だと思います。でも、前回と同じグレードの家具でした。  

ラナイ。  

ラナイから見たヘッド。  

チェイスとTVボックス。こちらもチープなバリ風家具ね。  

ベッド。リネンは◎。  

デスク。高速回線つき。  

バスルーム。シャワーのみ。もう少し高いお部屋にはタブがあると思います。ううっ、今回は盛り上がりませんでしたわね。

でも、ワイキキの喧騒が嫌いな人、大型ホテルを避けたい人、飽きるくらいハワイに来てる人、カジュアルなサービスを好む人、お子様族から逃れたい人、団体客を見たく無い人、シンプルなインテリアを好む人、ホテルの「格」にこだわらない人、そして何よりリーズナブルに泊まりたい人にはお薦めです。公園とビーチにはさまれ、のんびりとしたハワイが味わえると思いますから。

又プチ家出の際には泊まってしまうだろうなぁ。すっぴんでぼさぼさの髪の毛でアポ無しで。(苦笑)ああ、でもあの料金でココまで書くなんて、きっとバチがあたりますね。Wファンの方、どうぞお許しを。(反省)本当はワタシ、このホテル好きかも?
←Welcome to Wonderlandだそうです。
追伸)Wを激安で宿泊なさりたい方へのアドバイス:当日予約が一番お得です。直接ホテルに電話してみてください。


ギリシャ~ミコノス島のホテル / Kivotos Club

ギリシャ ミコノス編


本当はイスタンブールに行くはずだったのです!エアもホテルも数ヶ月前からしっかり押さえていたというのに、例のオットの鶴の一声(?)にて、出発2週間前に突如ギリシャが浮上。
オットいわく「オリンピック前にアテネを見たい。海がきれいな所がイイ」・・・はいはいはい、ってことで急遽スケジュールは変更されたのでした。さてさて、どうなることやら。
***アテネと言えば、パルテノン神殿でしょう。時差ぼけにもめげず、ひたすら登りつめたのでした。 


これが、想像以上のでかさで驚き!まーよくもーこんなもんを、こんな時代に。  


アテネっていつも、こういうお天気なのかしらん?ガスっているみたいな。村上春樹氏が「遠い太鼓」に書いていましたよね。「アテネの街は1日半あれば、見るべき所は見れる」と。はい、確かにその通り。
1日のトランジットで十分でした。何と言いますか、アテネは埃っぽいざわついた街です。あまり長居する場所じゃないような?(アテネ在住の方、ごめんなさい)  


兎に角便利な場所ということで、エレクトラ・パレスというホテルを選びました。
グランド・ブルターニュに泊まった人から、高くて&うるさくて、観光には不便で、狭くてスーツケースを広げることも出来なかったと聞いておりましたので、あえて有名所ははずしました。エレクトラ・パレスは、周りに土産物屋&タベルナが並び、便利なことは超便利です。  


ラナイから「パルテノン神殿が見える」お部屋をリクエストしておきました。確かに見えますが、ちょっぴり?でも、夜のライトアップは素敵かも。そうそう、オットはアテネの街&パルテノン神殿付近を、早朝走るのを夢見ていたのですが、いびつな石畳は走りにくく危険で、街はすごい交通量で排気ガスがすごく、「走るような場所じゃない」と却下。残念でしたね。  


早く離島に行きたいよーーーってことで、翌朝早々とオリンピック航空に。このエアラインは、欠便&遅れることで有名だとか?私達の時はオンタイムでラッキー?村上氏いわく、「ブリキの缶のような機体。」うーっむ、確かに。  


飛んだと思ったら、すぐ到着。ミコノスが見えてきた!わーい、こっちはド・ピーカンだぁ。  


空港からしてミコノスちっくな白壁。  


ギリシャの旗が青空に映える。一番下はオリンピックの。
が、しかし、今ひとつオリンピック前だと言うのに、盛り上がりに欠けていたのは何故?(オリンピックに関しては、日本の方がフィーバー気味?)  

KIVOTOS CLUB


エアポートから車で10分くらいでしょうか?スモール&LUX系の、KIVOTOSに到着。
本当はサントリーニ島に行きたかったのですが、突然のことで例の有名ホテルがいっぱいで、ミコノスを選んだのでした。ミコノスはエーゲ海では一番ツーリスティックな島として有名ですが、最初だからイイかなーと思いまして。  


エントランス。  


フロントデスクの横の窓から。  


まずはこちらに通され、 


ウエルカム・シャンパンをいただきました。スタッフの方たちはよどみなく、とてもスムーズですし、とても素早く熱心な対応。少なからず、驚きました。
もっとノンビリしているのかな?なんて先入観があったもので。でも、夏の4ヶ月に勝負を賭けるミコノスの観光業ですものね。物慣れていて当然と言えば当然ですよね。   


窓から下方のホテル棟を見たところ。  


白いバー。  


白いレストラン。兎に角ミコノスはインテリアもエクステリアも何処もかしこも真っ白。質問してみると、建築のレギュレーションが異常に厳しくて、壁の色は勿論のこと、窓枠の色&サイズもきっちりと決められているそうです。そういうワケで、白いお家以外は存在しないのでした。  


真っ白いブレックファースト・ルーム。 おまけにスタッフも白装束!(ミコノスのホテルのスタッフは何処もそうみたい)  


ギリシャの人は朝から甘甘系のケーキ?ギリシャ風のこってり濃厚ヨーグルトにハマリました。太りそう。   

プールから静かな湾を見たところ。前に見える白い家は、豪華なレジデンス。ヘリポートまでありました。
オットが朝ジョギングで行ってみると、途中からゲートがあり入れなかったとか。すごいデカイ家だったよー、とのこと。夏の別荘族御用達?70フィート級のゴージャスなヨットが、ずらりと停泊。


 こちらはミコノスタウンと違い、地元に人達が海水浴に来たりするノンビリとしたビーチでした。   


プール。水が冷たくて泳げない。  


ハンモックで読書。  


ふーん、随分のんびりしてる所だなぁ。  


到着早々甘やかした猫。その後つきまとわれることに・・・。  
 


いちいちポーズとらなくてイイよ。海賊に負けてる?  


崖を降りると、一応プライベートビーチも。しかし、水が冷たすぎて泳いでいたのはオットだけ。浮いていた。(^^;)エーゲ海の水温が低いのは、どうやら本当ですね。  

不思議なお部屋


さて、肝心のお部屋ですが、私はここのサイトを見て、少々一抹の不安を抱えていたのでした。このホテルに限らず、ギリシャのホテルのサイトって、イメージもんが多いのです。特にバスルームに関する写真は1枚も無いし、大丈夫なんでしょうか?  


特にこのホテルのインテリアは全て違うとか。ロケーションも実に様々。  


こちらはリーズナブルなお部屋。ビュー無し。  


こちらは最初に通されたお部屋。サイトを見て予約したのですが、イメージと違うような?  


一応小さなプールがついていて、海も見える・・・しかーし、真横がプールへの通り道になっていて、プライバシー無し。  


隣の部屋ともくっつぎ過ぎているのですがぁ・・・と言いました。  


あの2階の部屋はどうすかね?-と訊くと、既にブック&オキュパイとか。  


3部屋くらい見せてくれた頃、じゃーんとマネージャーが登場しました。「私達の最上のお部屋がございます」と言うので、「でも、お高いのでしょう?お幾らなんですか?」と訊くと、「はい、とても」と言ったきり値段を教えてくれませんでした。
こちらも怖くなり辞退。更に、プライバシーのあるお部屋がイイのですが・・・と言うと、「1部屋ありますよ、ただし少々お待ちくださいませ」とのことで数時間待機後、こちらに案内されました。
ちょっと不思議なお部屋じゃないですか?これ、左が入り口。まん前が教会。どこかの街角のようですが、れっきとしたお部屋。よし、気に入った?!  


青空に映えるのー。  


このお部屋の不思議な正体が判明。きっと後から教会とともに、継ぎ足したのではないでしょうか?でも、まあ、確かにプライアシーはあるし、目の前の階段を下りればプールという便利さ。  


例のごとく、落ち着くまでに時間がかかりました。(オットは慣れっこで読書などしています)まずは、乾杯。  


鏡に映るフルーツ。静物画のよう。インテリアはアンチック風。  


到着早々、フィットネスを用意してくれました。別にリクエストもしていないのに。フィットネスオタクなの、バレテル?  


ロマンチックなお部屋。きっとハネムーン・スイートなんだろうなぁ。(*^-^*)  


ムードたっぷり。  


天使のライトが素敵。  


こちらもお姫様ムード?  


トウのたったカップルが泊まって良いのかしらん?  


テーブルからベッドルームを見たところ。このお部屋のバスルームは、珍しく充実していて、シャワーとジェットバスが分かれていました。
アメニティは一応エルメスのラインで統一。でも、シャワーカーテンに難があり、水浸しになります。トイレのドアはガラス張りです。アバウトな感じがギリシャ風?


フレンチ・ドアを開けると・・・  


じゃーん、目の前は教会。  


意外に気に入ってしまいました。夜も雰囲気あるある。  


落ち着いて読書なぞ。  


兎に角、確かに、プライバシーがあり、のんびりと座る場所が異常に多かった私達のお部屋でした。  


目の前は紺碧の海。この場所は独り占め。夕方、ワインを飲んだり・・・。  


これも不思議なスペース。後から足したから、あまったのでしょうか?座る場所はわんさかある。
もしや、教会で式を挙げた後、ちょっとレセプションやカクテルPartyが出来るようにと、後から造った場所なんじゃないでしょうかね?だって、このお部屋だけ浮いているから。(笑)  


私が気に入ったお部屋の前のチェア。  


お部屋の外観。一番奥まっているので、確かに人が通らない。お勧め。  


食事をしていると、おねだり猫が。  


夕暮れ時。お部屋の前でワインタイム。  


よし、ビーチにでも行ってみるか。  


坂道を下り・・・  


民家の横を通り過ぎると、  


すぐに静かな湾に出ます。  


右端に見えるのが、ホテル。  


固定式のパラソル。週末にはローカルの人達が集まるとか。  


とても美味しくて、2日連続通ってしまった海辺のタベルナ。さっぱりとしたギリシャワインと、タコ、イカ、魚の炭火焼きにオリーブオイルとレモンをじゅっと絞って食べるシンプルな料理、合いますね~。
鰯も美味しかった。特に気に入ったのは、小魚をかりっと揚げたおつまみ。薦められるままに、色々と食べました。遠い太鼓にも、出てきてましたね。  


インテリアも素敵でした。とってものんびり~としていた、KIVOTOS周辺。ミコノスの中では、タベルナの質も値段も雰囲気も最上でした。
この後は180度違う、喧騒のミコノス・タウン編に続きます。 


ロンドン&アムステルダム編 / four seasons hotel london & Hotel de Europe

トランジット@ロンドン フォーシーズンズ・ホテル

モロッコの帰りにトランジットでロンドンに寄りました。たった2泊のショート・トリップ。楽しもうっと。  

ロンドンは快晴!28度。とっても爽やかな初夏の気候で、びっくり!雨降りなんだろうなぁ~寒いのだろうなぁ~曇って暗いんだろうなぁ~なんて覚悟していたのですが。

おのぼりさんですので、まずはビッグ・ベンでしょう。思っていたよりも大きくて、厳かでした。さすがにロンドンの顔!  

ロンドン・アイ。  

よく晴れ渡ってる。遠くまで見えそう。  

レッド・バスがそれっぽい?  

ロンドン・ブリッジ。観光ですね~。  

気持ちよく晴れていました。こちらはブリッジのトップ。橋の上から。  

ロンドンのベストシーズンは6月なんですって。道理で観光客がいっぱい。バラやお花が満開。バッキングガム宮殿前にて。  

緑が爽やかな公園が、あそこにもここにも。オットは喜んで朝走りまわっていました。ジョガーには最適な環境ですね。  

チャリンコ軍団が街に溢れてた。なんかあったのかしらん?お天気イイから集合?  

Come On England!  

ホテルはサボイ、コンノート、オリエンタル等検討しましたが、結局フォーシーズンズにしました。理由は、オットの「シンドイ所は嫌」という一言。納得。モロッコ&ギリシャと周って来ましたので、素敵なお洋服&シューズ&バッグなんて全く持って行かなかったのです。(^^;)

フォーシーズンズはカジュアルな格好のアメリカ人ファミリーが多くて、確かに全然シンドクはありませんでした。(でもチップを渡すところを盗みみたら、結構スゴイ額であった。ハシタナイ?失礼。)チップはどっさり用意いたしましょう。 ←コンシェルジュの対応は極上。 

とってもこじんまりとしたフロント。華やかさは無いけれど、ソフトは良いと思います。特にスタッフの態度や身のこなし、好きです。
初めて車が到着した瞬間に、外で待っていてくださるのは日本風?イギリス人のスタッフは勿論のこと、日本人女性のスタッフも、とてもとても良い感じでした。
(ハードは期待しないでください。)  

3時のお茶するところ。  

階段を上ると、バーとレストラン。  

こじんまりのバー。  

結構夜は混んでおりました。  

レストランは、これと言って・・・。  

廊下も、これと言って・・・。  

お部屋、おそらく今まで泊まったフォーシーズンズの中でも一番小さい&地味。お値段は一番立派。ロンドンの物価の高さには、びっくりです。
お寿司なんか、そうそう行けませんね。(泣)ロンドン在住の方を心から尊敬してしまいます。おそらく、世界一では?  

ベッドも、これと言って・・・。 (色々と聞いておりましたので)お部屋は最初から期待していなかったので、別に落胆もありませんでした。
ダブルシンクでもないし、シャワーとバスがセパレートでもありません。なんだかあまり誉めませんでしたが、何処にでも歩いて行けるし、安全だし、立地&スタッフは良かったですよ~。カジュアルに泊まりたい人には、お薦めです。気軽なトランジットにも良いかも? 

トランジット@アムステルダム  ホテル・デ・ヨーロッパ

私達が一番利用しているヨーロッパの空港といえば、アムステルダム。ここはレストランやバーもいっぱいあって、座り心地良いシートもどっさり用意。ヨーロッパでは間違いなく、ベスト空港だと思います。シャンパン・バーも新設。待合の時間にどうぞ。  

このおすし屋さんにフラフラ~と毎度惹きこまれてしまうのです。(笑)「今のうちに食べておこう!」という焦りか?
・・・日本酒やシャンペンで寿司をつまむヨーロッパの人達が常に大勢。今さらながらに、スシは人気。サーモンとまぐろが美味。早速日本酒で一杯やるオット。  

2度目のHotel De Europe。オットがこの立地が好きで再訪。何処までもひたすらに歩いて行けます。インターコンチに1度予約を入れたものの、やはり利便には勝てず。  

アムステルダムも異常にお天気が良くてビックリ。以前来た時は雨で寒くて、こんなに印象が違うとは。  

夜のライトアップ。  

フロント。なんにも変わって無いと思います。ただ、スタッフの感じがすごく変わっていて驚き。
以前は勤続ウン十年って感じのおじ様が多く、現在はとても若いスタッフが目立ちます。サービスもアメリカ風でテキパキ。
ルームチェンジを申し出たら、なんと帝国ホテル並の素早さでした。連携プレーがお見事。  

サロン。ビジネスマンばかりでした。  

緑が目に優しいベランダ。  

朝食。見えるのは中心の時計台。何処に行くのも、とても便利な場所。迷子にもなりません。  

下を流れる運河と観光船。白夜なんでしょうか?夜の11時30分くらいにならないと、暗くなりません。  

ベッド。インテリアはクラシックなオランダ風。  

ベッドの奥の出窓。  

この出窓があるのと無いのとでは、お部屋の広がりや採光が全然違うような?
「明るいお部屋お願いします」と一言リクエストしたからでしょうか。このタイプは、1フロアに1部屋のみです。  

何故かバスルームだけは、モダン。今流行りの流し風?シャワーとバスタブはセパレートで、レインシャワーは、なかなか快適でした。
リモデルしたばかりとあって、以前よりもすがすがしい感じ。地下にはフィットネスも新設。
又トランジットで泊まってしまうだろうなぁ~。カジュアルに便利に宿泊したい方に。  


ギリシャ・ミコノス島 / Belvedere

ミコノスその2~Belvedere編

こちらのホテルのサイトにも、一抹の不安を感じていた私でした。普段は街中を好まない二人ですが、ミコノスは別です。真っ白い町並みに惹かれ、タウンにある唯一の5☆ということでBelvedereを選びました。が・・・サイトを見ると、いかにも怪しく妖しい感じ。どうなんでしょう?

さっぱりとしたインテリア。  

フレンチドアを抜けると、  

真っ白い町並み。呆れるくらいに、真っ白白。  

今まで行った何処にでも無い景色。不思議な感じ。  

私達の泊まった2階のお部屋。***少なからず、予感的中。ホテル本やサイトにある、抜けがよくお洒落なインテリアのお部屋は存在することは存在するのですが、たったの2部屋のみ。私の予想では、おそらく、2部屋のみ改装したんじゃないでしょうか?他のお部屋は古いまんまでしたから。

お部屋からの港のビュー。***しかーし、ミコノスのホテル料金には、度肝を抜かれました。特にバスルームのシャビーさは特筆ものかも。きっと100年くらい前から変わっていないと思います。(実際このホテルは200年前の建築物)神経症的に快適さを追求したアジアのリゾートに慣れている日本人には、ちと辛い?でも、でも、でも、そこがミコノスなんでしょうね~と、妙に納得&反省。    

きっと、このビューが料金に含まれているのでしょうね。それにしても、ずっとポストカード等で見たまま、そのまま。不思議。  

プールです。ここも妖しく、結構エッチぽい(?)明け方の4時まで盛り上がる、盛り上がる・・・。

真っ白いカウチ。ミコノスタウンを見下ろして。  

デイ・ベッドがあちらこちら・・・。  

お部屋のラナイから。  

バスルームを出たところ。  

離島を結ぶフェリー。さすがにミコノス島には、ひっきりなし。夏季だけとか。  

夜のホテル。さあ、ミコノスの夜は長いです。  

プールサイドのバーには、明け方の4時まで人が。夜シフトのスタッフが、朝8時には働いていて驚き。一体いつ寝るの?と訊くと、「夏は寝ません」とのこと。まじらしいです。夜番終了後、朝方まで騒ぎ、そのまま朝晩というのが普通とか。ミコノスが盛り上がるのは、午後11時過ぎから早朝4時まで。真夜中の12時過ぎにプールサイドで寿司を食べる、おっしゃれーな人達見たの初めて。  

このホテルには、なんとMatsuhisaがあるのです。オープンしたばかりとか。ミコノスは洗練されたリッチなゲイ・ピープルの集まる場所として有名ですが、本当でした。あんなに大量のゲイ・カップルを見たのは初めて。男女のカップルより多いほど。それにしても、皆さん、美形でお洒落でしたわ。  

早々と満席になる店内。島で唯一の日本食とあり、予約を入れるのも大変。当然、日本人は私達だけ。みんな、ロンドンやパリのNOBUに行き付けているらしい様子。  

ほんと、不思議な店内。  

スターターはオキマリのタルタル&キャビアのせ。  

うん、これは何処で食べても同じ味だ。(以前のパリ、&その後ロンドンのNOBUでも同じものが出ました。)(^^;)  

ミコノスタウン・ぶらぶら編

ミコノスって、ウインド・ミルが有名ですよね?  

街を見下ろしたところ。でも、この風車、観光用らしいです。フォトジェニックということで。  

坂道を降りると、港街。  

教会だらけ。  

ここも  

あそこも。  

こっちにも。それにしても、青空に映えること。 

リトル・ベニスと言われているらしいです。  

一番観光チックなレストラン。この辺りは一番高くてお味は?と、後になりガイドブックで知りました。 

何となく呼び込みに誘われて、ふらふらと入ってしまったお店。  

薦められた「うに」と定番のカラマリ・フライ。ぼられなかったけど、今ひとつのお味。「ビールが高い!」とはオットの弁。この辺りは、その後避けました。  

私が個人的に気に入った、海抜けのバー。うなぎの寝床のように細長いのです。  

ミコノスのレストランやバーはゲイの人達のセンスが生かされているのか?、なかなか繊細でお洒落。  

風車の見えるタベルナ。  

ミコノスタウンのお楽しみは、なんと言っても迷子になることでしょう!何処までも続く真っ白い街並み、地図なんか見てもわかりません。どんどこ歩いて迷子になりながら、把握しましょう。  

何処もかしこも同じような建物なので、かなり迷います。  

レストランやブティックがびっしり。それだけ人が訪れるということでしょうか?夏の4ヶ月が勝負ですものね。  

風情のある、小さなホテルの入り口。  

お花を飾ったり、壁や道路を白く塗ったり、ミコノスの人達は観光の為の美化に力を入れているような?  

階段も真っ白。  

フェリーの着く港の朝。有名らしい何代目かのペリカン君。  

朝の魚屋さん。村上春樹氏の本にあったような、大理石の上に並んだ小さな魚やイカ。  

ピスターチョ・アイスクリーム、甘いけど美味しかった。真夜中の12時くらいからスゴイ人が繰り出します。こんなに何処にいたの?ってくらいです。昼間は皆シエスタしているのでしょうか?私達も朝&昼&夜と、ふらふらしておりました。すごく歩いたと思います。  

ギリシャ風ケバブ、いけた。   

ウゾー、薬みたい。きつうー。   

真夜中のクレープ、ウマかった。   

ゲイ・クラブやバーの並ぶ風車前。ふつーのカップルも、もちろん歓迎。ひっそりとしたお洒落なバーが林立。  

風車前のタベルナより、港前の方が味&値段ともに上々でした。  

夜はこれから・・・ぼーっと港の前のタベルナの席に座り、汽笛の音や人々の話し声を聞き、荒っぽいギリシャワインを傾け、夜は更けていくのです。「たこのやわらか煮が美味かった」って、食べてばっかりですね。

初めてのギリシャ、初めてのミコノス。独特の時の流れ方と文化、そして人々。この人達には長~い歴史の中で培ってきた、この人達のやり方があるのだろうなぁなんて、しみじみ。ワインと魚介類の好きな人、ぼーっとするのが好きな人、そういう人にはうってつけでしょうね。次回は是非、サントリーニ島とクレタ島に?! ギリシャ編はこれにて。


アマンジェナ / amanjena

アマンジェナ

※興味ある方は最後までどうぞ♪

数年前から予定を起てては何度も消え去り、幻で終わるのかと思われた北アフリカ・モロッコへの旅。今回は最初で最後と覚悟を決め(?)なかば意地でやってまいまりました。マラケシュへは、ロンドンから唯一の直行便のあるBAで飛びました。マラケシュまでの道のりは考えるのも気が遠くなるくらいに、ハワイからは遥々丸々2日以上!何回機内食を食べたのか?時差があり過ぎて混乱。まさに『地球の裏側』への旅です。モノズキと呼んでくだせい。

ぶつぶつぶつ・・・こんなのビジネスじゃない・・・ぶつぶつぶつ・・・あの料金でこのシートは詐欺だ・・・ぶつぶつぶつ。オットが早くもぶーたれていました。「だから言ったでしょう!?ヨーロッパ便は期待しないでねって!」(ツマ)って、旅の始まり早々、記念すべき結婚生活367回目(?)の夫婦喧嘩がありました。いや、しかし、オットの無念さはわかるわ。これはエコノミーでもヨカッタかな。ケチな夫婦でごめんなさいね。ぶつぶつ。  

砂漠の中に突如現れた、マラケシュの街。オリーブ畑が広がります。空がいつもヘイジーなのは、高温のせい?砂漠のせい?  

ロンドンから3時間半で到着。アラビア文字がそれっぽい。とっても読みにくかったりして。  

モロッコの王様がマラケシュの別荘にいらしているとかで、街中旗だらけ&セキュリティだらけでした。安全? 

ピンク色の城壁に囲まれたマラケシュの街、そこが人気の秘密でしょうか。  

市街を抜け走ること20分。着いたぞーアマンジェナー。砂漠の蜃気楼?アオシスはいかに?(ベタな表現ですが)  

私達が宿泊していた時期はベストシーズンとあって、オール・ソールド・アウト。お客様は私達以外は全員フランス人。普段もフランス&イギリスからの人が圧倒的に多く、ギリシャ人やドイツ人等が続くそうです。日本のお客様も1ヶ月に5~6組と健闘。「みんなこんな所まで何しに来るんやろ」(オット)って、あなたに言われたくないんですけど。(^^;) 

ロビーエリアです。 

こちらもロビーエリアの噴水。  

エントランスからの眺め。計算尽くし?  

反対側からエントランスを見たところ。  

水面に逆さに写るメインBLDG。アンコールワットを彷彿?  

宿泊棟に向かうところ。今までアマンジェナの写真を色々なマガジンで見る機会があったのですが、実際に来て見ると「こんなにでかかったのか!?」という印象で驚き。何となく自分が小人になったみたいな?(笑)真ん中に大きな池があり、それを囲むようにシメントリックな構成はタートル氏お得意の独自のイスラム風のテクニック。個人的な好みは別にして、アマンジオが好きな人には相性が良いのではないでしょうか?なんて、生意気な意見ですが。  

回廊その1。  

その2。  

その3。これでもか!と夜は特にムードたっぷり。  

ビラ編

1列だだだーっとビラがあり、水路をはさみ又だだだーとあります。それにしても1軒ずつが大きい!普通のホテルなら何百室も取れそう。こんなに巨大で、たったの40室とは。  

入り口。  

入るとすぐにガゼボ。  

ガゼボからお部屋を見たとこ。  

ウエルカム・ワインはモロッコ製。想像していた以上のお味。フランス語のラベルだったので、てっきり最初はフランス製かと勘違いしたほど。乾いた気候はワインの土壌に向いているのでしょうか?  

デスクの上にはMahakuaのジャネットからのメッセージ・カードが。最後にお会いしたのは今年の2月。ちょっぴり驚き&嬉しい。  

砂漠の朝夕は冷えるので、暖炉も。  

よくぞ辿り着きました。まずは乾杯。大好きなルイズ・ポメリー。  

モロッコで何故かタイ料理。モロッコのお食事が辛い私達(&多くの他のゲストも)にとっては救い。でも、お味はあまり期待しない方が。確かアマンプリからシェフを呼んだはずでは?(^^;)  

朝のたっぷりカフェオレ。美味しくて驚き。  

カウチとデスク。今回は写真がうまく撮れませんでした。まーるく天井の高いお部屋なので、広角レンズが必要ですね。  

ベッド。  

すごいライティング。モスクを連想してしまいました。二人で話していると響くのなんのって!これでは夫婦喧嘩も出来ない?  

リーディング・ライトが欲しかったです。読書がしにくいとは、オットの弁。たしかに。熟睡できましたが。  

涼を呼ぶ小さな噴水。ブーゲンビリアを浮かべて。  

小人のように見えてしまうスケール。オット曰く「王様みたい。帰ったら足軽に降格だけどね」(笑)実はセコイ私達は下から2番目くらいのビラに泊まりたかったのですが、1月の予約時点ではこの部屋1室しか空いていなかったのです。両隣はフランスの某スーパーマーケット・チェーンのご家族が滞在。何と言いますか、身分不相応な感じ。  

夜のプール。私こういう家見たことある!と言うと、オットが「パームスプリングスとかのスターの家とかによくあるよ」とのこと。そうだったのか。  

パームの上に居ついてしまい、すっかり主のように辺りを睥睨する鳥。  

シンクロ・スイムをするおバカが約1名。  

アマンジオと違うのは、塀に囲まれている点でしょうか。景色はありません。  

お決まりのカウチ。  

アマンかごとキュートなモロッコ風スリッパはお備え。不揃いなモロッコ・タイルが気に入りました。自宅用に大量に買い付けて行く人も多いとか・・・。  

ライムの木が見えるバス。  

オキマリの省エネ・アメニティ。  

ダブルシンク。  

シメントリーな構成のドレスルーム。  

パブリック・スペース編

プール。50メートルもある。ついでにHeated。設定は27度ということでしたが、軽く30度以上はあるような?皆さん泳ぐと言うよりは、温泉のようにつかっておりました。  

ランチ用レストランからの眺め。  

誰も居ないフィットネス。いつもオットだけ。フランス人はフィットネスしないのかしらん?  

モロッコ風のジャグジー。横にはモロッコ風のサウナも。  

レストラン。タイ料理とイタリアンが中心。メニューはごく控えめに言って、とても少ないです。満室のわりには、常にお客様は2~3組。皆さん外に食事に出かけておりました。私達は早々に苦しくなってしまい、コンシェルジュのお薦めで市内にある有名ホテル「ラ・ムリア」等に行きました。ラ・ムリアはとても美味しくメニューの幅もありました。  

レストランの中庭。もう1軒のモロッコ料理のレストランの写真はありません。そちらも1組くらいしか見かけませんでした。

前半を観光やレストランに便利なラ・ムリアにして、後半をジェナにこもるというのも良かったかな~なんて二人で話し合った次第です。華やかにお洒落したフランス人観光客が彩るラ・ムリア(で名前あってる?)も、又違う意味で面白そう。

バーです。夜はムードたっぷり。****本当に満室?!と思うくらいに、人に会わないアマンジェナ。たった40室でこのスケールですものね。

ホテルというよりは、宮殿又はモスク。普通のアラビック風の夥しいタイル使いのインテリアが落ち着かない私達には、アマンジェナの乾いたさっぱり感はありがたかったです。でも、大きく好き嫌いが分かれるところかも?非日常への誘いはタートル氏お得意のところ。アマンジェナは「おこもりカップル」に向いております。ハネムーナーに人気なのも納得。    

ここの夜のエンターテイメントは、怪しくてワイルドでイイ感じ。思わず引き込まれてしまいました。(笑)

****大型ホテルは便利な市内に林立し、アマンジェナだけぽつりと離れています。こんな所にこういうもんをよく創ったよなぁ~とはいつも思うことですが、今回のスケールは想像以上。アマンが好調な先陣をきったのを見て、One&Only他のホテルも続々この辺りにオープンとか。だだっ広い予定地は今まさに建設ラッシュがスタート。次回は全く違う様相になるのでしょうか?私達にとっては一生に一度の場所でも、ヨーロッパからはたったの3時間の気軽で人気のリゾート。モロッコ人はひどく優雅で美形の人が多く、少なからず驚きました。アフリカと言うよりは、ヨーロッパのエレガンスなんですね。無知でゴメンナサイ。人々の憧れを掻き立てるマラケシュ、更に発展しそうです。私達夫婦にとってのアマンリゾートへの旅は、そろそろ終わりを告げる気配です。とっても楽しかったなぁ。さようなら~ (^-^)/~ 

スークその他観光編

スークは一番面白く、汚く、怪しく、不思議で、何度でも行きたい場所。世界遺産とは、納得。  

コブラ使いのおやじさん。写真を撮るとチップを要求。  

モロッコ風のパン、とても美味しい。  

迷路のようで、絶対迷子になるスーク。  

アメリカ人に大人気、ドア屋さんがいっぱい。欲しい、でも、高い。小さいのを購入。  

スパイス屋のおやじさんも、かなりのツワモノ。モロッコ人は商売が上手い。いや、私達が単なる足元を見られただけかも?  

ロバは働き者。ふらふらです。  

ずっとずっと来たかった、アトラス山脈に続く道。  

ベルベル人の住む、12世紀から続くビレッジ。  

1時間30分のハイキングを経て(ふらふらになりました)、あいにくの曇り空ですが、遠くアトラス山脈を臨みます。
カスバ街道、アルジェリア、マラケシュという響きに誘われた旅でした。5日あればキャラバンを組んで砂漠に行けます。次回は是非?  

世界のアマンリゾートを巡る旅も、ひとまずこれにて終了。10年くらいかかったでしょうか?本当にモノズキですよね~。
サイトを通じ世界中のアマン好きな方達と交流を持て、色々と情報交換したり、お友達になることが出来ました。
素敵な旅になりますよう!少しでも参考にしていただければ幸いです。m(_ _)m